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Mike Portnoy |
☆Inner Sanctum / 12 a.m. (LP Insan 1 : US
Press) '86 (CD Wallsdown Records WDR 42101 : Norway Press) マイキーがかつて在籍していたBand。Judas Priestを東海岸U.S. MetalよりにしたようなB級Metalである。Ds.プレイもオーソドックスなので完全マニア向け音源といってよいだろう。CDは4曲追加されているが、Mikeは参加していない。なお、ジャケットはLPとCDでは異なる。右はLPのジャケット。 ☆Rising Power / Power for The People (CD Ross Entertainment ARM001) '84 これまたマイキーがかつて在籍していたBand。 |
![]() Inner Sanctum |
Disc One
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Disc Two
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☆Transatlantic / Live in America (Belle Antique MAR 01637/8
: CD) '01
で、こちらが2枚組CD。収録日は異なっている。演奏の出来としてはVideoよりもこちらのCDの方が良い。ただ、Pete TrewavasのVo.の調子はNEARfestの方が良かったと記憶している。ちょっと弱い印象である。Liveをきいているとこのプロジェクトはとてもうまくいっていると言うのが良くわかる。ちなみにBelle
Antique盤は¥3,990と外盤より¥1,000以上高いので財布と相談した上で決めて欲しい。
☆Transatlantic / Bridge Across Forever (InsideOutMusic IOMLDCD
086 : 2CD Limited Edition) '01
なんと本編は4曲しか収録されておらず、タイトル曲"Bridge Across Forever"は5分くらいであるが、他3曲は14分、26分を超えるものであり、演奏し始めたら止まらないといった趣。(^^;
前作にも増してMike & Neal色が強くなっており、1stに比べるとRoine Stoltの影が薄く、完全にサポートに回っている。(^^;
一方、Pete Trewavasは"Stranger in Your Soul"でのVo.とBassプレイが冴えまくっており注目に値する。正直に言えば1st程の衝撃はないが、これほど大作尽くしで有るにもかかわらず無理なくきけるのは驚嘆である。ゲストとしてChris
Carmichael(Violin, Viola and Cello)、Keith Mears (Sax)らが参加し、"Duel
with The Devil"など特に前作より楽曲の幅が広がっている。"Duel with The Devil
- Walk Away - Silence of The Night"のポジティヴな曲調とSaxが良い意味でアメリカンで夢見心地である。全般的にNealのキーボードプレイは'70s風が力強く堂々とアピールされている。イントロのオルガン・プレイとMikeのDs.の掛け合いで始まる"Stranger
in Your Soul"はゾクゾクする出来だ。個人的にはこの曲がベストと思う。
なお、ボーナスDisc 2はマスターが原因で数曲音飛びがあり、DT関係の初回輸入盤プレスというのはうまくいくことはないと痛感した。またWin環境ではメンバー・フォト、オフィシャルサイトへのリンク、バイオを見ることが出来るらしい。オレ、Macだから関係ないや。ただ、このInsideOutMusicデジ・ブック式のフォーマット、限定なのはマニアにとっては嬉しいところだが、CDが無造作に入れられているところが気に入らない。改善を望む。
ボーナスCDに収録されているPink Floydのカヴァー"Shine on You Crazy Diamond"は普通の出来。Deep
Purpleのカヴァー"Smoke on The Water"はTransPacificとしてMikeがBass、NealがDs.、Peteがギター&オルガン、RoineがKey.というドタドタ・アレンジを楽しめる。(^^;
その他、2001/11の欧州ツアーではPain of SalvationのDaniel
Gildenlowがツアー・メンバーとして同行する予定。来年のDream Theaterの前座もPain of Salvation。ついでに一緒に来日してくれ!
★Transatlantic / Zodiac 2001
(Ayanami AYANAMI-130) '02
Live at The Zodiac 09 November 2001.
Disc One:
1. Duel with The Devil (Recorded Intro) 2. My New World
Disc Two:
1. We All Need Some Light 2. All of The Above 3. Stranger in
Your Soul (Performed Intro & Piano Solo in Middle)
あの有名な(^^; AyanamiよりTransatlanticのイギリスOxfordでのオーディエンス録音Live Bootlegが登場した。5曲入りで2枚組。但し、アンコールは収録されていない。'02最初のLiveでこれがウォーム・アップ・ショウ。いきなり25分を超える"Duel
with The Devil"で幕開ける。2ndリリース直後のLiveでメンバーのまとまりも良くなってきていることが分かる充実した内容。ダイナミックな演奏に感動だ。観客の盛り上がりもマニアが集結しているせいか人は少ないながらも尋常ではない。"We
All Need Some Light"のオーディエンスの合唱は圧巻。(^^; "Stranger in
Your Soul"の前のMCでは客とのアットホームなやりとりがありメンバー共々楽しそうである。"Stranger
in Your Soul"のVo.パートは結構ボロボロ気味なのが残念であるが、30分を超える"All of
The Above"の後の20分を超える曲であるからして仕方のないところかも。(苦笑) Pain
of SalvationのDaniel Gildenlowも参加しているようであるがあくまでサポートに徹している印象。
ちなみにアンコールは下記の演奏が行われた模様。
Suite Charlotte Pike / Abbey Road Medley
(Jam/If She Runs, You Never Give Me Your Money, Mr. Wonderful,
Mean Mr. Mustard, Polythene Pam, She Came in Through The Bathroom
Window, Jam/Temple of The Gods, Motherless Children/If She Runs
(Reprise), Golden Slumbers, Carry That Weight, The End, End Jam,
Her Majesty)
なお、このAyanami Boot、丁寧にビニール包装された上に緑CD-Rではなくこだわりを感じたが、写真スキャンとCD1,
CD2の歓声フェードアウトしないままぶち切れる編集は杜撰な出来。(^^;
☆Transatlantic / Building The
Bridge (Video : Radiant Records 番号無し) '02
2nd「Bridge Across Forever」のMaking Video。制作過程を覗き見るのは楽しいが正直言ってファン以外にお薦めできるような内容ではない。DVDではなくVHSで出ているというのも頷ける。(^^;
個人的には少し退屈な部分がある(だって英語分からないんだもん(^^;)もののRoineの相変わらずの姿勢の悪さやMikeの相変わらずの番長ぶりなどマニアにとっては見所が多いと思われる。
★Transatlantic / Mike's Silver Hammer
(Ruthless Rhymes. Ltd. RR1112) '02
Live at 013, Tilburg, Holland, November 12th, 2001
Disc One:
1. Duel with The Devil (Recorded Intro) 2.My New World 3.Suite
Charlotte Pike/Abbey Road Medley
Disc Two:
1.Stranger in Your Soul (Recorded Intro & Piano Solo in Middle)
Encore:
2.All of The Above
2nd Encore:(Unplanned)
3.Shine on You Crazy Diamond (Cover of Pink Floyd)
Disc OneとDisc Twoがプレスミスで逆になっているBootleg。しかも300枚限定シリアルナンバーを目論んでいるが肝心のNo.が記入されておらずいい加減。比較的会場も広い雰囲気である。設置マイクの固定がしっかりしていないためか音揺れが時々入るオーディエンス録音であるものの非常に良好な音質でダイナミックな演奏が素晴らしく、TransatlanticはNeal
Morseの脱退により解散と思われるのでこの音源は貴重だ。CDにはPain of
SalvationのDaniel君もしっかりとクレジットされていた。彼は最もキーが高いところのコーラスなどを担当している。"My
New World"のRoineの相変わらずの声量のなさ(^^; が惜しいもののコーラスはバッチリ。やっぱりこの曲は名曲だ。前Bootleg「Zodiac
2001」では収録されなかった"Suite Charlotte Pike/Abbey Road Medley"が収録されている(Her
Majestyまでやっている。(笑))のと、再度のアンコールによって当日演奏予定にはなかったPink Floydの"Shine
on You Crazy Diamond"が収録されているのが嬉しい。何よりメンバーが楽しそう。
☆Transatlantic / Archive Series
: SMPT:e As Mixed by Roine Stolt 1999 (Belle Antique MAR 03836)
'03
闇ルートでマニアの間で飛び交っていたロイネ・ミックス音源をRadiantがリリースすることになり、ベル・アン国内供給と相成ったもの。先日Ytsejam
Records 「Dream Theater Official Bootleg Series」でThe
Making of Scenes from a Memoryで「SFAM」の別テイクとして大変楽しんだが、それと同様このDiscもかなり雰囲気が異なっている。オリジナル盤と比べると個人的にはオリジナル盤の方が好みであるが、プリ・プロダクション的ラフさ加減を出した非常に興味深い音源である。但し、国内盤解説ははっきり言って時間的余裕が無かったことがみえみえで、残念ながら内容が薄い。しかも、この価格設定はちょっときいてみようというターゲット層には向いていない。輸入盤をゲットせよ。
☆Transatlantic / Live in Europe (InsideOutMusic
6 93723 65412 6 : CD) '03
(Belle Antique DVM 016-7 : DVD) '03
Bootleg「Mike's Silver Hammer」と同日の公演の正規盤。但しPink
Floydのカヴァー"Shine on You Crazy Diamond"が収録されていないので完全版ではない。DVDは2枚目がExtrasとなっており"Tour
Documentary"と"Shine on You Crazy Diamond"と"Photo
Gallery"が収録されている。Jan., 20th, 2001 at The NAMM Show - Los
Angels, CAでのLive"Shine on You Crazy Diamond"はRoineのギターが良いね。途中Nealも爆裂。"Tour
Documentary"は予想通りRoineは殆ど写っておらず、むしろDanielファンは必見かも。
☆OSI / Office of Strategic Influence
(InsideOut Music 6 93723 00232 3 - Limited Edition 2CD) '03
予想だにしない音で驚いたというのが最初の印象。とにかくHeavyな作品である。Jim Matheos (Fates Warning),
Kevin Moore (Chroma
Key), Mike Portnoy (Dream Theater), Steve Wilson (Porcupine Tree),
Sean Malone (Gordian Knot)というとてつもないメンツが集まっただけあって想像を絶する凄まじい内容だ。ハマる音である。限定盤のボーナスCDには"Set
The Controls for The Heart of The Sun(太陽讃歌 - Pink Floydのカヴァー)",
"New Mama(Neil Youngのカヴァー)", 17分を超える"The Thing
That Never was"の他にVideo documentaryが収録されている。またInsideOut盤は"Horseshoes
and B-52's"のVideoclipも収録。内ジャケのVisaも面白い。ちなみに韓国は(株)Access International(Dream
Theater来韓公演)と書かれていた。
☆John Arch / A Twist of Fate
(Metal Blade 3984-14440-2) '03
Ex.Fates WarningのJohn Archの1stソロEP。2曲入りであるがそれぞれ12分や15分を超えるダークでありながらドラマティックに盛り上がる楽曲が素晴らしい。この作品にMike
Portnoyが参加している。その他参加しているのはFates WarningのJim Matheos(兼共同プロデュース)とJoey
Vera。OSIとはまた異なる視点できいてみると興味深いだろう。なお、このドイツ盤CDにはJPG画像などが収録されていた。
'04/3/5時点のNews:長年Anthraxのベーシストとして活躍してきたFrank Belloが脱退してしまった。'04/4に行われる"Extreme The Dojo Vol.10"のAnthrax来日公演は一時的なTourメンバーとしてJoey
Veraが参加予定である。
☆Yellow
Matter Custard / One Night in New York City (Radiant Records
RA-014) '03 2003/5/18にNew YorkのBB King'sで行われたMike Portnoy、Neal Morse、Paul Gilbert、David Lee Roth Bandで知られたMatt BissonetteによるThe Beatlesコピーバンドの2枚組Live盤。本格的な演奏と渋い選曲で一般的なThe Beatlesファンは充分楽しめる内容だ。なお、参考としてJordan Rudessのソロ「Feeding The Wheel 」に参加していたBert Baldwinがヘルプしている。 |
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☆Modern
Drummer Festival Weekend 2003 (Hudson Music HD-DVD-MD29) '03 Mike Portnoy、Spock's BeardのNick D'virgilio、Ex.JourneyのSteve Smithなどお馴染みのドラマーが参加した恒例のModern Drummer Festivalの模様を収録したDVD。Mike PortnoyはThe BeatlesコピーバンドのYellow Matter Custardとして"While My Guitar Gentley Weeps", "I am The Walrus", "A Day in The Life"を演奏。Dream Theater without James LaBrie(^^; として"Instrumedley - The Dance of Eternity - Erotomania - Hell's Kitchen - Ytse Jam - A Change of Seasons - Metropolis"を演奏。"Instrumedley"での完全に音質はMetalながらもここまでやるか!?というやりすぎの演奏が心地よい。(^^; フェスティヴァルの性格上、Ds.セットが見えるようにMikeが観客に向かって後ろ向きで演奏しているのが新鮮。Nick D'virgilioはSpock's Beardの「Snow」からの抜粋という形のマイナス・ワン演奏であり、他のドラマーで見られるような異常なプレイとは違うため、インパクトは薄かったのかも。Steve Smithの流石のプレイは鳥肌もの。Hermeto Pascoalの旧友Airto Moreiraの妙な打楽器群の演奏も注目。一見普通のようでよく見ると異常なプレイのAntonio Sanchezは目の毒。Shawn PeltonはScorpionsのKlaus Meineと勘違いしてしまったHard Rockファンはいただろう。(^^; 18歳以下Ds.部門優勝者Mike Orrisの将来は楽しみ。次回はVirgil DonatiとFlo Mounierの参加を希望。 |
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