Dream Theater

Jordan Rudess

Jordan RudessのWebは下記:
http://www.jordanrudess.com/(通販は薦めない)

http://www.atsushisato.com/JORDAN/(日本語サイト)

☆Rudess Morgenstein Project / same (Domo DJCP-70003) '98
 Jordan RudessとRod Morgensteinの爽快なKey.&Ds.バトルが楽しめる作品。Dixie Dregsの1994 Full Circle Tourにて、アクシデントでKey.とDs.以外のすべての電源が落ちてしまい、とっさにジャムを展開し、観客を熱狂の渦に巻き込んだことがこのプロジェクトの始まりと言うから世の中面白い。
 緊張感溢れるプレイももちろんあるが、軽快に曲が流れていく感じの曲が多く、気持ちいい。(^^)

☆Rudess Morgenstein Project / The Official Bootleg (番号無し) '01
  1. Over The Edge (from The Album 「RMP」)
  2. Drop The Puck (from The Album 「RMP」)
  3. Crossing Over (from The Album 「RMP」)
  4. Don't Look Down (from The Album 「RMP」)
  5. Night Wind
  6. Dead in The Water
  7. It's a Mystery (from The Album 「Listen」)
  8. Daylight

 1〜6は'98/4にフランスのStrassbourgでのDream Theater/The Steve Morse Bandで行われたGigで収録されたLive。7は'97/4にNew JerseyでのLive。8はJordan Rudessのスタジオで収録されたもの。Key.とDs.のみの録音とは思えない程きらびやかで豪快な音が楽しめる。流石。最新Newsによると早くも次のスタジオ盤録音のチャンスを伺っている模様。マテリアルも既に充分あるらしいが、お互い多忙なので合間を見て7月予定。楽しみである。
 詳細は下記:
http://www.rodmorgenstein.com

☆Listen (Invincible INVCD 1000) '93
 かつて日本盤でもリリースされていた彼のソロ・アルバム。テクニカルなアレンジが光る"It's a Magic", "Take Time"、Barbara BockのVo.が冴え渡る"Across The Sky"などききどころ満載。ゴージャスなKey.を堪能できる。Ds.の音質は正直言って余り好みではないが、なんとKen Maryが全面に渡って好サポート。Jordan RudessのVo.も良いではないか。Dream Theaterの弱点、Liveでのコーラスは充分に補えると思う。(^^;

☆Secrets of The Muse (Keywiz Music 4663) '96
 自分の家族が楽しめるように作ったプライヴェート作品。美しいKey.で和やかな気分になれる。音質は良い。

☆Jupiter Project / same (Medius Vision Network #101248) '99
 Ds.のJupiterのゲストとして参加。基本的には打ち込みを主体としたRock Fusion風のサウンド。残念ながら音のレンジは広くなく、音質は余り良いとは言えない。ホーム・レコーディングといったところ。CD-R盤。
 詳細は下記:
http://www.mediusvision.com/jupiter

☆Resonance (Keywiz Music 番号無し) '99
 Shem Cohenへ贈ったパーソナルな作品。彼の'99/1/6 15:00〜18:00の3時間にわたる心臓手術に対しての瞑想即興演奏。CD-R盤。

☆A Christmas Carol (番号無し) '99
 Charles Dickensのミュージカル・コンピレーション。

Secrets of The Muse

Jupiter Project

Resonance

A Christmas Carol

☆Scott McGill/Michael Manring/Vic Stevens / Addition by Subtraction (Belle Antique MAR 01645) '01
 Jordan RudessがSpecial Guestとして3曲("We Are Not Amused", "Conflict Resolution", "In-A-Gadda DaVinci")に参加。Scott McGillはFinneus Gaugeに参加後脱退してHand Farmを結成。Hand Farmの発展系としての今回のリリースと判断して良いだろう。流石に演奏力は半端ではない。プロデューサーはQueensryche等を手がけた事で有名なNeil Kernonである。しかし、コレ!という強力な曲が存在しないのも事実である。結局BGMとしてききながしてしまった。
詳細は下記:
http://www.scottmcgill.com

☆Feeding The Wheel (CD Avalon MICP-10266 : Japanese 1st Press) '01
 彼のDream TheaterでのLiveパフォーマンスを見て虜になった人が多数の状況下、絶妙なタイミングで世界同時発売された待望のソロ。Rudessの各曲の解説が掲載されている日本盤を薦める。
 参加ミュージシャンもTerry Bozzio, Steve Morse, John Petrucciそしてなんと!Electric ViolinのMark Woodらが参加。Billy Sheehanはスケジュールの都合で"Crack The Meter"1曲のみ参加。Mark Woodのプレイや華麗なキーボードプレイを堪能するためにヘッドフォンできく事をお薦めする。なお、この作品はゲストミュージシャンは別々でレコーディングされている。
 ダーティーでワルな音とはかけ離れており(^^;、神聖な雰囲気が随所に見られる。煌びやかで優雅なプレイが満載であり一気に最後まできける。但し、Terry Bozzioのプレイはこの楽曲としては至って普通であった。
 "Quantum Soup"のエンディングにかけてのPetrucciとの掛け合いと高揚感は何物にも代え難く、アルバムの充実ぶりを確信させる出来。妙な音が満載の"Dreaming in Titanium"はRudessならではの流石のアレンジで唸ってしまう。一方"Ucan Icon"はHeavyで激カッコイイ。(^^; タイトル曲の"Feed The Wheel"のRudessが演奏しているベースラインの美しさにはゾクゾクする。
 BURRN! '01/12月号のインタヴューはとても興味深くてRudessは「私たちは巨大な歯車の中で生きている」云々と語っており、それに対してのメッセージがこの作品に込められている。個人的であるが、時々人間って広い宇宙の細胞の一部じゃないかと思うときがあるので、この話は結構共鳴してしまった。
 なお、店頭によっては特典としてジャケットのステッカーを付けていたところもあった。
 ちなみに、ジャケットはRudessが神の如くハンドパワーしている内ジャケを表ジャケにした方が良かった。(^^;

 Rudess本人が気に入っているジャケットよりもこっちの広告の方が気に入った。エラそうでGood。


☆Vinnie Moore / Time Odyssey (CD Nippon Phonogram PHCR-4170 : Japanese Press) '88
 Vicious Rumorsの1stで一躍ギターファンの間では話題になったVinnie Mooreの2ndソロ。このアルバムにJordan Rudessが参加しクラシカルで優雅なKey.を披露している。このアルバムもインスト作品。The Beatlesの"While My Guitar Gentley Weeps"のカヴァーが収録されている。彼のギターは表現力の豊かさを伴った壮大なスケールに正確なピッキングが特徴で、当時はネオ・クラシカル新世代ギタリストとして有望視されていた。現在までコンスタントな活動をしている。もう少し広い層までアピールできるだけの技量は充分持っているので、今後の活躍に期待したい。


☆David Bowie / Heathen (CD Sony Records Int'l SICP 153〜4 : Japanese 1st Press) '02
 Sony移籍第1弾の22作目。この作品にJordan Rudessが参加しており、渋いプレイがギラリと光っている。冒頭の"Sunday"からどんどん引き込まれていく感じで、どこかしか懐かしさを伴っていながらモダンな作風で流石の傑作と言って良いだろう。"Slip Away"におけるBowieが醸し出す喪失感というか侘び寂は独特の雰囲気で抜群。その他"Slow Burn", "Afraid", "I Would be Your Slave", "5.15 The Angels Have Gone"など本当に名曲揃いで感動。これは正にBritish Rockである。ジャケットも良く、内ジャケットなどは結構衝撃的である。初回生産限定盤は4曲入りボーナスCD付属で日本盤は更に"Wood Jackson"のボーナス入りである。なお、2枚組LPも発売されている。

☆Speedway Blvd. / same (CD Rewind 65582-55024-2) '80
 Jordan Rudessのメジャー・デヴュー作が再発。黒っぽいソウルフルなVo.とPopsがブレンドされた'70s後半〜'80s初期の雰囲気満載な好作。"Telephoto Lens"などで見られる不釣り合いなKey.はなかなか頑張っているが、全体的にKey.の音色が安っぽいのが難点だ。(^^; "Prisoner of Time"のレゲエ的なアレンジも興味深い。なお、今回はJordan Rudessのサイトではなく、Rewindから購入。何故かというとJordan Rudessのサイトで注文した「4NYC」を5/2に注文したが未着だからだ。かなり前に催促メールしたものの返事は全く無く、その後暫くして再度Webへ情報を見に行ったら6/15に発送したとなっていた。金は引き落とされているが一向に来る気配なし...。余りのサポートの悪さに今後はJordan Rudessサイトでの注文を止めようと思っている。そうこうしている内に「4NYC」は日本盤で発売になるし...。(-_-; なお、Rewindは7/7に注文して7/13に着いた。更に蛇足であるが、Speedway Blvd.を注文したら何故か「Spencer & Bullock / Games of The Heart」のCDも付いてきた???結構いいPopsだった。どうもありがとう。(^^;

☆4NYC (Belle Antique MAR 02749) '02
 今頃入手。結局国内盤で買ってしまった。本当はこんな事書きたくなかったけど、よりによってこの特別な意味合いを持つ「4NYC」で上記の如く金を支払ったのに一向に送られてこないJordan Rudessサイトに嫌気が差したためだ。あそこのサポートは最低で言ったことに対する回答が全くなされていない。お前ら泥棒だぞ!!!オレが払った金額は全額寄付する事がお前らの最低限のマナーだ。判ったか!!!と息巻いてみた。(^^; とても残念で落胆した。Jordan Rudess自身が悪いわけではないが、中学生や高校生がこんな体験してしまうとそのアーティストを嫌いになってしまうだろうなぁ。
 気を取り直して...。決して忘れることが出来ない2001年9月11日グランド・ゼロ事件で米国赤十字社のための資金集めで開催されたソロ・コンサートの即興演奏の模様にスタジオで即興録音したものを加えた作品である。ショーが始まる直前まで何を演奏するか考えていなかったというRudessのコメントもあるように完全即興演奏。しかし実にエモーショナルで素晴らしい演奏が収録されている。ショーの5分前に娘のArianaのリクエストした"Lamb Chops(メリーさんの羊)"も収録されている。
 人同士を傷つけることによって何も良いことがないことは歴史が証明しているのに人間というのは愚かな存在である。

☆Christmas Sky (CD 番号無し) '02
 Jordan Rudessのお馴染みの曲を集めたクリスマス・アルバム。「Inner Turbulence Tour」が終了し、ちょっとしたオフの間に作ったらしい。録音時期は11月18〜25日。Dream Theaterのアルバムでも素直にPianoでプレイすれば良いのにと思ってしまうくらい美しく煌びやかな作品だ。ハープの音色とPianoとシンプルな構成というのも良い。CD-R盤。

☆The Bollenberg Experience / If Only Stones Could Speak (Musea FGBG 4455) '02
 Rick Wakeman, Jordan Rudess, Roine Stolt, Par Lindh, Par LindhのLiveで参加しているKopeckyのWilliam KopeckyそしてMostly AutumnのHeather FindlayとBryan Joshらが参加。Jordan Rudessは5曲参加している。このThe Bollenberg Experienceは元々フリーのRockジャーナリストのJohn 'Bo Bo' BollenbergのプロジェクトでギタリストのBjorn Johanssonと曲を作ったらしい。いろいろミュージシャンへInterviewしているうちにProgressive Rockへ興味が湧き、親しくなったミュージシャンとアルバムを作ってしまったようだ。(^^; ブルージュの中世の伝説をテーマにした作品らしい。サウンド的にはRick Wakemanの初期の頃の作品とかPar LindhがプロデュースしているのでPar Lindh Projectの1stのような雰囲気である。なお、Bonus Trackとして"The Goodnight Knight"が収録されている。

☆V.A. / Avalon Free Sampler (Marquee/Avalon MAFS-2) '04
 The Flower Kingsの「Adam & Eve」国内盤を買ったら付いてきたサンプラー。Jordan Rudessの「Rhythm of Time」から"Screaming Head"が収録されている。その他収録アーティストはGlenn Hughes, From The Inside, Bonrud, Manigance, White Willow。プロモーションとして非常に良いが、それぞれ意図的に?フェード・アウトする。

☆Rhythm of Time (Avalon MICP-10455) '04
 Jordan Rudessのロック・ソロ・アルバム第3弾。全て新曲で2週間で作曲したとは思えないような充実した「濃い」作品である。その間は完全に缶詰状態で引きこもっていたようだ。(^^; 今回もゲストは豪華でRod Morgenstein, Joe Satriani, Steve Morse, Greg Howe, Vinnie Moore, Dave Larue, Kip Wingerという流石の布陣。
 なお、Rudess本人によるコメント映像(ライナー内に翻訳付)を収録したエンハンスドCD仕様。また、先着順でMarquee Avalonレーベルのスペシャル・サンプラー(Sonata Arctica, Human Temple, Token, Erik Norlander, Inner Visions, Vader。但しやっぱりフェード・アウトするのが残念)が付いていた。(Tower Records新宿店ではステッカーも付属していた。)
 その他の参考記事としてはBURRN! '04/9月号、Euro-Rock Press Vol.22のInterviewを参照の事。

☆V.A. / CalProg 2007 - The Authorized Bootleg (番号無し) '07
 '05に現地でLiveを見てから毎年熱心にJim Harrelから誘いが来る(笑)CaliforniaのProg Fes。'07/5/19にWhittier, Californiaで行われたパフォーマンスのダイジェスト盤。'07の目玉はRudess/Morgenstein Project。Rudess/Morgenstein Projectの収録曲は"Off The Cuff", "Piano Prog Medley", "Screaming Head"。
 詳細は下記:
http://www.calprog.com