JJ "Joakim" Marsh
これまた地味な人選ですね(^_^;)。Spellboundではなかなか華やかなギターを弾いてましたが、現在渋い粘りのあるロングトーンを多用するようになってます。日本ではGlenn
Hughesのバンドメンバーとして名前が浸透・・・してるのか?現在は基本的にセッションミュージシャンなんでしょうね。オールマイティなプレイヤーだと思いますが、けっして曲を邪魔しない堅実なプレイ、効果的なロングトーンなど、自分の中ではRushのAlex
Lifesonに近い位置のギタリストです。アーミング、弦と指がこすれる音、何気ないノイズまでもがカッコイイ。1997年、Glenn
HughesのメンバーとしてMorgan
Agrenと共に来日してます。
ネット上で見つけた情報では、、Dodo
Leoなるスイスのミュージシャンのアルバム「Style」(2002)に参加しています。どこで買えるのかわかりません(^_^;)。(サイトの"STORY"に彼の名前が登場します。)
(追記:2012.09.01.)このアルバムはどうもリリースされなかったようです。
また、元MayadomeのVo. Bassel
Elharbitiや地元のバンドLizard
Eyeなどとも交友関係があるらしい。
当時のチケット
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'97年のフライヤー |
(もも)
☆Bridge To Mars / same (Pride & Joy Music PJM10162)
'16
ベーシストのThomas
Thorbergが病気のために脱退し、かわりにRobert Hansen (元Beardfish)が加入して制作されたデビューフルアルバム。「Music
From Planet Marsh」に比べるとルーズさとサイケ感が増して、プログレ色は減退した。つまり先行発売された「In
A White Light」の路線である。しかし意表を突かれる曲展開は健在で、スリリングなギターリフ、グルーブ感溢れるリズムはより強化された。Thomas
Broman (ds.)の腕前はもとより、R.Hansenの加入は刺激になったようだ。細かいところでPlankton的なギターソロや、Glenn
Hughesの「Soul Mover」「Music From The Divine」あたりに使われたアイデアがちょこちょこ顔を見せ、しつこいファンはにやけてしまうだろう(^_^;)。ヘヴィなリフが耳を惹く"Superfi
Yourself"は、Firebairdの「Deluxe」辺りに収録されてもよさそうな、ブルージーなハードロック。"Soul
Shine"はとてもキャッチーで、リリース前にネットラジオで選ばれたのも分かる。ちょっと「MFPM」の"Move
On"に近いかな。大分前からYouTubeで公開されていた"Jupiter's Dream"がこのアルバムの山場だろうか。イントロからBromanのドラミングが冴え渡り、実際彼はこの曲の重要なパートを務めている。聴き手を揺さぶるような展開の果てに、曲の最後、狂気も感じるJJの笑い声がとてもいい(^_^;)。ヴォーカリストとしての表現力もついてきたように思う。個人的に驚いたのが"River
Of Disillusion"。この曲も数年前にYouTubeでデモ盤が公開されていた(後に削除)。その時と印象がかなり違うのだ。こんな変な曲だったかなぁ…?重厚で奇妙な響きのリフにKnifeworldを思い出し、歌が入れば「Ozzy
歌ったら面白いかも」と、自分でも何故そう思うのか分からないような考えが思い浮かぶ。(Ozzyについては"Diary
Of A Madman"を連想した。)最後に"All This Time"できっちり泣かせるというね。創造的なアイデアに溢れた名盤。
☆Bridge To Mars / In A White Light (--) '14
JJ MarshはGlen Hughesの許を離れてから、数年はスウェーデン国内でカバーバンドやセッションなど単発の活動をやって、その合間Planet
Marshとしてライブを何回かしていたようだが、2013年、ようやくバンドとして固定されたのがBridge To Mars。メンバーはJJ
Marsh (G. Vo.)、Thomas Broman (Ds.)、Thomas 'Pomma' Thorberg (B.)のトリオ編成。Bromanは「Music
From Planet Marsh」でも演奏している。PommaはPlanktonというスウェーデンのギターインストバンドに在籍していて、Bromanと一緒にMichael
Schenker & Friendsに参加した経歴がある。このリズム隊が、安定の演奏力と重みのあるグルーヴを聴かせてくれるのだ。
かわいらしいフレーズから、ヘヴィで少しエキゾティックな雰囲気を持ったリフ、そしてJJのちょっとけだるい感じのヴォーカルが、70年代的な世界へグッと耳を引き込む。「Music
From Planet Marsh」に比べると、プログレ色はずいぶん薄くなった印象だ。4分半あたりからのギターソロは、導入部の音の重ね方が少し面白い。情熱的な早弾きと微妙な音使いがコンパクトに楽しめる、JJならではのギターソロだ。「Music
From Planet Marsh」を気に入った人は勿論、Firebirdあたりの、ギターメインのクラシックロックが好きな人に聴いて欲しいなぁ。
今のところ、iTunes Music StoreやSpotifyなどでダウンロード販売をしているのみで、CDとして発売されるか不明。日本ではiTMSで購入できる。
詳しくはこちら:https://www.bridgetomarsband.com/
☆Music From Planet Marsh (Thompson Music P/L JJCD01) '06
Glennの「Soul Mover」ツアー前後から、ライブ会場で売られるのではないかという話が出ては消え、それから1年半以上待たされた。出てよかったよぅ(涙)。
先行公開されていた"Into
The Light"を聴いて、ギター弾きっぱなしなソロ作ではなく、綿密にアレンジされたスタジオ作品になる予感はあったが、予想以上の会作。ハードな"Electric
Woman"で幕を開け、Jimi Hendrixを思わせるルーズなリズムの"Play the Game"、大胆な展開をする"Into
the Light"、おおらかな"Something Song"、"Need a Friend"、B.Sabbathの"Changes"を彷彿させる美しいバラード"It's
not Too Late"等々、JJが影響を受けた70年代のハードロック/プログレのエッセンスを上手くまとめ、昇華させた内容になっている。ラストの大曲"The
Change"は、グランジのようなヘヴィで呪術的な雰囲気から、ゲスト参加のTomas Bodinが、スペーシーなキーボードで"Space
Revolver"な別世界に引き込んでいく変容が聴き物(爆)。私はシンプルなハードロック"Move On"がお気に入り。曲を牽引するThomas
Broman(ex-Glenn Hughes,Electric Boys etc.)のドラムが小気味よい。そして、JJがすべてのリードVo.を務めているのに驚いた。少し線が細く、平坦なので、ヴォーカリストとしてはもっと洗練される必要があると思うが、ソロアルバムで歌う分には充分なレベル。時々Hasse
FrobergやAnders Janssonっぽい歌いまわしがあるのにニヤリ。
ギタープレイは、(曲の構成上)Glennの作品よりTomasのソロ作に近い印象。粘りのあるバッキング、クセのあるハーモニー、サイケデリックを強く感じさせるエフェクト、ギターソロの伸びやかなトーン。beatleg誌
(Vol.73) のインタビューで「あいつはギターって楽器を知り尽くしているし、本当に弾ける!」とChad Smithに言わせた表現力を堪能できる。クラシックロックファンには勿論、今までJJのことに気を掛けなかったGlennファンにも聴いて欲しいし、もしプログレファンの間で「Tomasが見つけてきたRoineの代わりの人」という認識があるなら、これ聴いて考え直して欲しい。(入手しにくいけど)
【Spellbound】
☆Breaking The Spell (Sonet SNTF-934:LP) '84
(POLYDOR 28MM 0461:LP:国内盤)
(SMCD 2/572524-2:CD)
☆My Kinda Girl / Gone Rockin' (Sonet SON-2294:7inch) '84
☆Rockin/ Reckless(Sonet SNTF-952:LP)'85
(SNTCD 952 / 527 526-2:CD)
☆Spellbound (ROCK TREASURES RTCD-003) '97
☆Spellbound Promotion CD (-) '02
個人的に"Damage is Done"(「Spellbound 」)のギターソロは、巨匠George
Lynch大先生のソロに並ぶくらいの物だと思ってるんですけど。でもってプロモCDに入ってる"Psychonaut"のギターソロは現在ワタクシ的世界一カッコイイです。真剣です。
Spellbound特設ページ
JJ Marsh参加作に限定しています。
http://www.ghpg.net/
インタビューでは、不気味なほどポジティヴな発言とセールストークで楽しませてくれるGlenn Hughes(元Deep Purple)ですな。
Deep Purpleに関しては世間一般並の知識しかないし、Glennさんにも特別な思い入れもなく集め始めました。初めて聴いたソロ作品は「The
Way It Is」で、第一印象「Mick Hucknall (Simply Red)がハードロックやってる・・・」。JJのプレイもいまいち地味で、ゲスト参加のStevie
Salasの曲の方が出来が良いと思ったので、集めるのをやめようかと一瞬考えましたが(^_^;)、「Building The
Machine」を入手して撤回。これクラブミュージックですよ。海外のネットマガジンのインタビュー(1997年)でGlennが「Jamiroquaiがやっていることは、僕が20年前『Play
Me Out』('77)にやっていたことだよ」という発言を読んで、聴き所を掴んだような気がしました。ハードロックじゃなくたっていいじゃん、もう。かっこいいんだもん。
インタビューでもう一つ。Metallion Vol.18にて自身のベーススタイルについて語っているところがあります。キーワードは「セクシー・ナスティ・グルーヴ」これだよ!正にワタクシが理想とするベーススタイル。あぁ、先生ありがとう(謎)。「The
Voice of Rock」を捕まえておいて失礼ですが、Glennはシンガーとしてよりベーシストとして好きです。
Glennの曲には、独特な響きというかハーモニーが流れていて、それは楽譜に表せない類の物だと思うのだけど、その空気とJJが作るヘヴィなギターリフは良く合うと思います。それだけではなく、アコースティックギターでも実に丁寧なプレイを聴かせてくれます。器用な人だなぁ。"Beyond
The Numb"(「Building The Machine 」)のカッティングでご飯三杯はいけるね。
「Play Me Out」はGlennの初ソロアルバムで、当然JJは参加してない。濃い!ストリングス、ホーンセクション、女声コーラスを効果的に使うアレンジに脱帽。この人にハードロックだけ求めるって、もったいなくない?
☆Addiction (SPV 085-44412) '96
(Shrapnel SH-11132) '97
品番はヨーロッパ盤とアメリカ盤。少し遅れて発売された米盤は、インナーがチャチだが1997年の日本公演のライブから"Way
Back To The Bone"、"Touch My Life"、"You Fool
No One"の3曲がボーナスとして収録されている。"You Fool No One"は元からカッコイイ曲ですが、Morganの手数王ぶりとJJの弾きまくりギターに卒倒しそうでした。Glennの歌唱はさすがとしか。
ちなみに日本盤は曲順が違うらしいのだが、3枚揃える気はない(^_^;) |

「Building The Machine」CDスリーブに載ってるスタジオのワンシーン。ジャージをオシャレアイテムとして認めない私にはこう映った(笑)。ちなみに選手がJJである。
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☆The Way It Is (NIPPON CROWN CRCL-4721) '99
☆Return of Crystal Karma + Live in South America (NIPPON CROWN
CRCL-90001/2:初回限定盤) '00
☆Building The Machine (SPV 085-72372 CD) '01
☆Song In The Key Of Rock (Pony Canyon PCCY-01650) '03
うーん・・・躍動感が減った気がする。「クラシック・ロック」の定義がよく分からない。本人がやりたいことならいいだろうけど、この路線はHTPで追究すればいいのに。あ、"Change"のギターはかっこいいね。曲そのものはともかく音質がかなり苦手です。
☆Soulfully Live in the City of Angels (Frontiers
Records FR CD 203-E 2CD:輸入盤)'04
(Avalon MIBP-50006: DVD) 04
Frontiersからデジブック+スリップケースの限定盤と通常CDと2種類出ている。ボーナス曲は"The Healer"というアコースティックの曲(共通)、"Seacret
Life"(国内盤)、あるいは「Song In The Key Of Rock」の国内盤ボーナス曲"Change"(ヨーロッパ盤)が収録されている。マニアは3種類買わないと(笑)。本編はTrapeze、Deep
Purple、Hughes/Thrallとソロ時代からまんべんなく選曲。
オープニングの"Can't Stop The Flood"が今一歩調子がのっていないように聞こえたので、「神の声もスタジオ盤は超えないのか」と思ったけど、オリジナルとまったく違うギターと最高音を省いたヴォーカルアレンジのせいかもしれない。「BTM」の曲はかなり聴き込んでいるので違和感がある。このライブのための臨時編成バンドというわりに、かなりグルーヴィーで、特にTrapeze時代の曲"Medusa"、"Seafull"は圧巻。
スタジオ盤では正直「このギターソロはどうなの?」と思った(^_^;)"Written All Over Your
Face"はライブ演奏を聞いて、やっと曲を掴めたような気がする。個人的な意見ですが、起承転結をハッキリさせないソロ構成は、キーボードと共に盛り上げるアレンジなのではないかと。しかしあまりキーボードの音が前に出てこないので、相変わらず半端な印象は残るが、エンディングのアドリブは悪くない。それにしても"Coast
to Coast"のギターは絶品。JJの、一音に対する集中力はすごいと思う。各所で官能的なロングトーンが聴くことができる。 |

(Frontiers限定盤)
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DVDはCDと同じ音源なので、視覚面の感想を。撮影用の照明を入れずにキャンドルとスタジオの照明だけで撮影したらしいので妙に暗い。曲間に曲名のテロップが入り、「白熱のライブ!」ってよりは記録映画っぽいです。コアなファンのみが観客のスタジオライブ収録と聞いた時点で「白熱のライブ」は無理だろうと思っていたので、あまり減点になりません(TFKのDVDを思い出したのね。)悪い収録状態?を逆手にとって時々わざと白黒の画面を混ぜたりして、曲によっては70年代のスタジオライブを観ているような錯覚に陥りました。
このDVD収録の詳しいレポートはBeatleg Vol.45に掲載されている。実際のライブと曲順が違うのを見比べるのもまた一興かと。あぁ"Blue
Jade"・・・。
☆Soul Mover (FrontiersRecords FR CD 227) '05
(YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS YCCY-10009) '05
ヨーロッパ盤(スリーブケース付)には"Isolation"、日本盤には"Camel Toe
Stomp"というボーナス曲を収録。実に悩ましい販売形態だが、解説を読みたくないので欧州盤を入手。
曲が持つエネルギーに対するアイデア、アレンジにブレがないのでサクサクと聴き進むことができます。ハードでヘヴィでセンシティヴでドラマティックかつファンキー。敢えて言えば「Addiction」に雰囲気が近いと思うけど、この作品は歓びに満ちています。
聴き始めて少し経った頃、私は「RushをバックにGlenn Hughesが歌ってるみたいだな」と感じていました。Gary
Furgusonに比べるとハードヒッターで前ノリなChad Smithのドラミングのせいかもしれない。空間を自在に彩るアルペジオとロングトーン、そして簡潔なギターソロはAlex
Lifesonを彷彿させなくもない。それにさりげなくベースもバキバキと張り切ってるぞ。でも最大の理由は誰が主役を取るかではなく、メンバーそれぞれが楽曲に対して同じレベルで没頭したか、という雰囲気にあるのだと思う。すごく楽しそうだもん。このアルバムはGlenn、JJ、Chadが殆どライブで録音してしまったらしいのですが、その上にEd
Rothが控えめに、実にセンス良くKey.を付け加えています。ヴォーカル?最高に決まってるでしょう!とにかく"Dark
Star"だ。"Isolation"がボーナス曲ってのは実に惜しい。てか全曲好き。完璧。そういえばDave
Navarro(g.)がゲスト参加。
JJに関して言うと、「Building The Machine」を聴いてGlenn Hughesのファンになって以来、私はGlenn&JJ作曲チームの相性とJJのリフ作りのセンスを疑ったことはありません。でも正直ギターソロのみに関しては、「どうしてこういう変なソロ弾くんだろうなー」と思うことが時々ありました。ギターソロだけでギタリストを判断するのはフェアじゃないし、「変なソロ」が"Beyond
the Numb"のような(私にとって)Killerなソロになったり、意外性において興味深かったりするのだけど、ギターヒーロー大好きな日本人にはやはり受けが悪いだろう(^_^;)。だから私はSpellboundでのJJのプレイに拘りましたし、「何を遠慮しているんだ」と苛立ちさえ感じました。しかし今作の、押し引きをわきまえたプレイにワタクシ感涙です。Spellboundとはまた違うスタイルをここに完成させたと思います。
曲によってはフランスのギタリスト、故Francois Ovideの香りを感じるのだけど、あくまで個人的感想。
追記:結局日本盤も購入。日本盤ボーナスの"Camel Toe Stomp"は「R.O.C.K.」に収録されてそうな雰囲気の、重量感があるロックチューン。メインリフがZepっぽい(^^;)。6分弱の中に多彩な展開を含んでいて面白いです。でも"Dark
Star"の次に来て"Land of Livin'"に繋がる流れとしては、ヨーロッパ盤を聞き慣れてる上に、GlennのSoul面がしっとりと素敵に出ている"Isolation"の方が中間の箸休め的な意味で相応しいのではないかと思いました。
☆Freak Flag Flyin' (---) '05
Official Bootleg Live。発売当初はライブ会場のみで販売されていたが、2007年初頭からiTunes Music
Storeでの販売を始めたので、感想文解禁。
2003年UKツアーのライブを編集したもので、メンバーはGlenn Hughes (vo, b)、JJ Marsh (g)、Thomas
Broman (ds)、Lars Pollack (keys)。曲目は以下の通り。
In My Blood
Higher Places
Seaful / Beyond the Numb
Written All over Your Face
Can't Stop the Flood
Seventh Star
Mistreated
Gettin' Tighter
You Keep on Moving
Wherever You Go |
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とてもエネルギッシュで熱いライブが楽しめます。私がアルバム自体敬遠している(^^;)「Song In The Key Of
Rock」の曲"In My Blood"がこんなにライブのオープニングに相応しいカッコイイ曲だと思わなかったし、同じく"Written
All over Your Face"も、アルバムや「Soulfully Live」に比べてずっとずっと情熱的で、心を鷲づかみにされたような感覚に陥りました。つまり、惚れた。ここで聞けるGlennの歌は文字通り絶唱だし、それに応えるJJのギターも身震いするほどエモーショナル。"Gettin'
Tighter"のテンポの揺れに好き嫌いは分かれるかもしれないけど、それゆえに生々しさを強く感じられます。Black
Sabbath時代の曲は重厚な"Seventh Star"を選んでいるのは、このリストの中では正解でしょう。それにしても"Beyond
the Numb"をライブで演奏しているとは思わなかったです。神秘的なアルバムヴァージョンとは違い、ヘヴィなアレンジなっているのは興味深い。私は正直「Soulfully
Live」よりこっちの方が好きです。
残念ながらiTune Music Storeでの扱いは終了しているが、こちらでサンプルを聴くことができる。
☆Music For The Divine (YAMAHA MUSIC COMMUNICATIONS YCCY-10014)
'06
日本盤は"This House"のメイキングセッション、欧州盤にはMoody Bluesのカヴァー"Nights
In White Satin"がボーナスとして収録されているようです。
60年代のジャズのような地味なジャケットはいかがなものかと思いきや、中身は「Soul Mover」からアップデートされたGlenn
Music!!George Martinのテイストを追求したらしいストリングスアレンジはサイケ+ビートルズ風味があり、それほど唐突な印象はなかったです。全曲ストリングス垂れ流しのバラード集じゃなくて良かった(^_^;)。でも事前情報がなかったリスナーは"The
Valiant Denial"はビックリしたかも。他にもパワフルな"You Got Soul"、ロマンティックな"This
House"、淡々と美しいバラード"Frail"、クールなギターが光る"Black
Light"、"Too High"等々バラエティーに富んだ曲が並んでいます。「D.Purple色を一切排した」というGlennの発言通りのサウンドだけど、70年代的なおおらかなグルーヴを感じるし、私個人はこの作品と「GlennがDPに居た」という過去は決して矛盾しないと思います。そしてGlennが「Glenn
Hughes」というロッカー役を演じるのではなく、音楽がGlennを通じて流れ出てきたような、そんな自然さが感じられました。とても肩の力が抜けていて、音楽を演奏するのが楽しそうです。あーもう"Monkey
Man"のVo.がキュートキュート!
前作で「Rushぽいなー」と感想を書きましたが、今作はそれが更にエスカレートしているような気が…理由は前作と同じ。ドラムの手数が増え、ベースとの一体感は実に気持ちいいし、Glennが常にモダンなサウンドを求めていることも重要でしょう。その上、ジャムセッションで作った前作と違い、かなり練られたと思われる今作のアレンジでは、ギターも無駄を排したソロと緻密なハーモニーが顕著になっています。JJもAlex
Lifesonも派手なギターソロよりも「いかに曲に相応しい音を出すか」を重視してること、トリオという編成により、リズムの隙間を埋めるようなプレイを求められること、その辺りに共通点を見いだしてるんですが、単に「私好みのギタリスト」って理由だけかもしれません(^_^;)。ヤング・ギター読者が泣けるような派手なプレイはないけれど、さりげないノイズまで自在に操っているようなJJのギターコントロールは見事にカッコイイ。
ちなみにJohn Frusciante(g.)が"This is How I Feel"と"Nights
In White Satin"に参加。
☆Live in Australia (Thompson Music TMM210: :DVD) '07
☆This Time Around An Anthology 1970-2007 (Castle Music CMEDD 1528
:2CD) '07
国内盤が発売される気配が全くない(^_^;)、Glennのベスト盤。Trapeze時代からD.Purple、Hughes/Thrallやゲスト参加作やソロ作からまんべんなく選曲された物。レコーディング中にGaryとケンカしてバッくれたという噂のアルバム「Run
For Cover」から"Reach For The Sky"もきちんと収録。しかし「From Now
On」と「Song In The Key Of Rock」からは一曲も選曲されていない日本のファン無視仕様。個人的には"Written
All Over Your Face"位は収録して欲しかった。特にリマスターなどの処理は施していないけれど、未発表音源2曲が追加され、Glenn
Hughesの30年の軌跡を追うにはうってつけの作品といえよう。
収録曲はこちら:
Disc 1
Medusa (Trapeze)
You Are the Music (Trapeze)
Sail Away (Deep Purple)
Holy Man (Deep Purple)
You Can't Do It Right (Deep Purple)
Gettin' Tighter
L.A. Cut Off
I Found a Woman
Muscle and Blood (Hughes/Thrall)
Reach for the Sky (Gary Moore)
No Stranger to Love (Black Sabbath)
So Much Love to Give
Burn [Live]
Coast to Coast [Live] |
Disc 2
Coffee and Vanilla
I Don't Want to Live That Way Again
Way It Is
Curse
Double Life
Midnight Meditate
Can't Stop the Flood
Don't Let It Slip Away
Secret Life
Dark Star
Soul Mover
Dopamine (Iommi/Hughes)
Steppin' On
Justine [Demo version/unreleased]
This Time Around [Live/unreleased] |
☆First Underground Nuclear Kitchen (FrontiersRecords FR CD
371) '08
通称「F.U.N.K.」ときて、George Nastosをギタリストに起用、と聞いた時には、もっとエグいファンクアルバムを予想していたんだけど、それよりR&Bというか、Stevie
Wonder?メインのギタリストはLuis Maldonadoという人だったわ。個人的に、この淡泊さは「Feel」よりは「The
Way It Is」に近い印象を受けた。JJは"Oil & Water"、"Too Late
to Save the World"の2曲に参加。この2曲だけ、ちょっとギターの音が厚くて妙な雰囲気(^_^;)。Chad
Smithのプレイも前作より抑え気味で、ロック的な熱い演奏を求めると少し寂しい気がするが、「Glennのソロアルバム」として相応しい音作りといわれれば、そうなのかもしれない。
Frontier盤には"Love Communication"のPV付き。7月発売予定の日本盤にはボーナス曲がつくとかつかないとか。
でもってもう広○氏の解説は読まないと心に決める。何で梶山氏の宣伝してるんだゴラァ
【Hughes
/ Turner】ライブ盤は日本仕様なので加えてません。
☆HTP (Pony Canyon PCCY-01556) '02
「2」より遅れて入手。Jeff Kollmanの音作りが苦手な私にはMichael Scottプロデュースはとても安心出来る音です。しかもKey.がVince
DiColaではないですか!この人のオルガン大好き。作品としては「2」の方がインパクトがありますが、こちらはジワジワと良さがにじみ出るアダルトなハードロック。技に頼ったインパクトばかり追いかける若造にはこの味は出せまい。
このアルバムのクライマックスはJohn Sykesがギタープレイを担当している"Heaven's Missing
An Angel"ですね。センチメンタルなロングトーンと山場の作り方が絶品です(作曲にはJJも関わってます)。「どうせプロジェクト物だろ」と侮るべからず。JJは"Sister
Midnight"みたいな隙間が多いファンキーな曲が一番フィットしてると思いました。
☆HTP2 (Pony Canyon PCCY-01667) '03
うっとおしいくらいGlenn HughesとJoe
Lynn Turnerが熱唱しています。どちらかといえばGlennの比重が大きいかな。Glennの「Songs In
The Key Of Rock」とリリース期間があまり離れていないので、とても似た雰囲気があります。ていうか"Let's
Talk About It Later"は本当にGlennのソロじゃん、おいおい。
曲そのものはキャッチーで覚えやすく、素直にカッコイイと思いましたが、ギターソロだけ聞くと「なんだこりゃ?」って感じです。"Hold
On"は特に、リフもいいしギターソロ前まで多いに盛り上がってるのに、いきなり音引っ込むし。Jeff Kollmanみたいに素直に弾きまくった方が日本人受けはいいぞ、よっけ君(^_^;)。
あえて「弾かない」のならば、もっと音質とか周りの音とのバランスに配慮して欲しい。「Songs In The Key Of
Rock」でも同様の感想を持ちました。これはJJだけでなく、Glennを含めプロデュースやミックス、エンジニア、今現在制作に関わるすべての人に言いたい。だってMichael
Scottプロデュースの作品は、JJの地味度は大して変わらないのに、そんなこと思わなかった。同じ年にリリースされたTomas
Bodinの「Sonic Boulevard」(下記参照)での仕事がとても素晴らしく、もっと弾ける人だと分かっているだけに腹立たしいし、聴いていて落ち着かない気分になりました。
もう一回言うけど、曲は好きです。ライブで演奏されたらバランスが変わるし、音圧も加わるので音の印象が違うはず・・・JJを連れて来てくださいよぅ。その際Ds.はThomas
BromanかGary Fergusonキボーン。
HTPについてはココ。気合いが入ったページです。音量を下げて飛べ。:HTP
Supporters Club
スウェーデンのアヴァンギャルド系マルチプレイヤー。
現物を持っていないので確認できないが、S.Steenslandのデビュー作「The Simon Lonesome Combat
Ensemble」(Musea MP3013.AR '94)にもMats
/Morganと共に参加しているようだ。(参照)
詳しくはこちら:http://www.united-mutations.com/s/simon_steensland.htm
☆The Zombie Hunter (ad perpetuam memoriam apm 9509 at) '95
ゲット〜!!(thanx!やよいさん)思ったよりシリアス系じゃなかった。Ensemble Nimbusの2,3枚目辺りが近いかもしれない。JJは"Parade"、"Even
Johnny Franklinztein"、"Before We Can Drown"の3曲に参加。よく聞けば独特のゆらぎがあるギターを聞くことができるし、ソロパートもあるが、ハードロックファンには無理して勧めしない。廃盤らしいし。Mats /Morganも参加している。
☆Led Circus (Ultimate audio entertainment uae disc 11) '99
Univers Zero直系の音楽。JJは"Psycron"でフリーキーなギターを演奏。かなりキてる。
☆Simon Steensland's Kamikaze United / Live Gang-Gang (Ultimate
audio entertainment uae disc 17) '04
2003年1月17-18日、Stockholm南部Gubba¨ngenの劇場Momentでのライブを収録。"Parade"以外にも"Gang
Gang"など既発曲もいくつかあるようだ。"The Return of Instant Jesus"は"Instant
Jesus" (「Led Circus」収録)の短縮版。JJはKamikaze Unitedのメンバーとして全曲参加し、Fred
Frithみたいな音響ギターを弾いている。楽しそう。SSの音楽もMagmaとHenry Cowの間を行くような印象。複雑にもつれ合うリズムやハーモニーの中でドラム叩きまくるMorganさんは流石というかバカというか(誉めてます)。上記のバンドやUnivers
Zeroが好きな人は聴いて損なし! |

The Zombie Hunter

Kamikaze United / Live Gang-Gang |
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☆Mats/Morgan / Trends and Other Diseases(UAE disc 1) '96
(Heresie HER 003) : 国内盤
スウェーデンの鬼才デュオMats
/Morganの記念すべきデビューアルバム。JJは"Sockeplast"でバンジョーを弾いている。
Euro Rock Press #9に掲載されたMorga A゜grenのインタビューによると、彼はJJの誘いでGlenn
Hughesに参加したそうだ。
☆Dodo Leo /Style(不明) 未所持
☆Orange
/ Take a Look on the Inside (Kattguld Musik XTC-A002) '02
Uppsalaのポップデュオ。Kent Wennman (Vo. G. etc) はかつてWennmanというバンドを組んでいて、Roine Stoltがアレンジやプロデュースなどを手助けしていたことがある。Sampo
Axelsson (B.Vo.etc) はかつてJJとソングライティングチームを組んでGlenn Hughesに曲を提供しており、ライブでGlennの代わりにベースを弾いていた。他TFKやex-Spellboundのメンバー多数が絡んでいて、Uppsala人脈の怖いところを垣間見てしまった(^_^;)。
品番に見られる「XTC」のように、シンプルながらちょっとヒネリがあるポップスで、ベースラインがなかなか面白い。軽快で、タイトルにもなっている"Hello
(Take a Look on the Inside)"が一押し(ビデオも面白い)。JJは"You Knew"、"Celebrate
My Life"の2曲でギターを弾いていて、"Celebrate My Life"でのイントロのフレーズはとても印象的だ。
JJは他に、OrangeやKentのシングルなどにも参加ししているようだ。
詳しくはこちら:http://www.kattguld.com/(スウェーデン語)
☆Tomas Bodin / Sonic Boulevard (Bell Antique MAR 03842) '03
Uppsala仲間The Flower Kingsのキーボーディスト、Tomas Bodinソロ3作目。ひたすら気持ちいいアンビエント作品。10曲中8曲に参加。とても伸びやかなギターを聴かせてくれる。"Walkabout"ではJJのスキャットが聴けるぞ。笑い声がキュートだ。
☆Tomas Bodin / I Am (MARQUEE MAR 051049) '05
「Sonic Boulevard 」に引き続きTomas Bodinのソロに全面参加。TomasはJJに「Deep
PurpleやLed Zeppelinのような70年代ハードロックテイスト」を求めていたようなので、これ以上の適任はいないだろう。何しろ元Purpleのメンバーとバンドやってるんだから。
前作はキーボーディストのソロ作品としては異様なバランスで、まるでギタリストのアルバムのようだったが、今作はJJはサポートに回っている。と言っても"Fighters"のようにキーボードとバトルしたり、"War
is Over"、"Take Me Home"のようにヘヴィなギターリフをかましたり、結構自由に弾かせてもらってる感じ。
Glenn Hughesの作品でも感じたのだけど、この人はメインメロディとかヴォーカルに絡ませると絶妙なトーンを出す。派手なソロイストになることを自らも望んでいないようだし、今の彼の仕事は触媒なのかもしれない。今作品で、私は彼を「裏メロギタリスト」と呼ぶことにした。(笑)
☆Phenomena / Psycho Fantasy (AVALON MICP-10583) '06
Tom Galleyが主催する、有名な英国のプロジェクト物。名前だけは知っていたけど、聴くのは今作が初めて。今作は13年ぶりのリリースだそうで。Vo.のはGlenn
Hughes他、Tony Martin、Keith Murrell (ex. Mama's Boys)、ギターにはMel Galley
(ex. Trapeze、Whitesnake、etc.)の名前が見られる。JJはギタリストとしてクレジットされているものの、どの曲で弾いたのかは明記されていない。多分Glennが歌っている"Touch
My Life"、"Higher"、"How Do You Feel?"の3曲は弾いてると思うが、Melの腕の状態(Whitesnake時代に事故で腕を負傷して、今でもその後遺症が残っていると聞いたがいかに?)を考えると、AndyShortland
(Whole Lotta Metal)と殆どのパートを分け合ってるのではないかと想像する。
サウンドは往年のブリティッシュ・ハードとか呼ばれるものだと思う。ダークで、メロディアス、重厚なコーラス。少しエキゾティックな部分もある。唯一女性Vo.のJoy
Strachanを起用した"60 Seconds"はテレフォンセックスを題材にしたもの。他の曲も「Psycho
Fantasy」と言うタイトルから予想できる、ちょっと逸脱した快楽を歌った歌詞が多く、ヴォーカリストの使い分けがなかなかいい。
Phenomenaシリーズ史上最もメンバーが地味だと言われているが、演奏は堅実で、懐古に陥ってない好演が楽しめる。HTPのファーストのようで私は好きだね。
詳しくはこちら:http://www.phenomenamusic.co.uk/
☆Tomas Bodin / You Are (MARQUEE MAR 091616) '09
作品本体の感想はこちら。こっちではJJのギターの感想だけ。
ギターソロ、浮いてません?ギターソロ「だけ」を拾い上げて聴くと、とても情熱的でいいプレイをしているのだけど、曲と溶けあってないと感じてしまうところがいくつかあった。曲を盛り上げているとか、曲を活かしているようには思えない。むしろ、バッキングの方がよい仕事をしているように聞こえる。何だろう、この違和感。
Glenn Hughesとやっている作品では、この人はツインギター体制より一人で弾いているときの方がいい仕事してると思った。存分に動ける空間が必要なのだ。前作「I
AM」はみっしりとアレンジされた作品だったけど、まわりのテクニカルな演奏と競うように弾いていたのが、プラスになっていたと思う。今作は空間も半端にあって、ギターで圧倒するにはキーボードのバッキングがあるし(一曲目"You
Are"では、Tomasのキーボードとバッティングしてると思った)、かといって、歌メロと絡むようなカウンターメロディもない。
「You Are」は、レコーディングを始めてからリリースされるまでの期間が、いろんな事情でとても長くなってしまった。2007年の初めくらいにはJJの録音は終わっていて、その後に彼が作品に絡む機会がなかったのだろう。Tomasもミキシングで2007年の音から色々いじっていると思うし…。
JJのファンとして独断的に言うならば、今回Tomas は彼をいかし切れなかったと思う。もっと二人ががっぷり組んだ作品を聴いてみたい。こんなもんじゃないだろう?
☆Osssy / Serum (MIG-Music MIG 000642 CD) '12
ドイツ・ハノーヴァーを基点に活動する音楽プロデューサー/マルチプレイヤーのソロアルバム。JJは"Everytime"の一曲に参加。あー、コレコレって感じのギタープレイを聴かせてくれます。個人的には、この人にはハードロックを弾き続けて欲しいと思っているので、Tomas関連の作品より嬉しいかな。全体的に、ハードロック・AORのマニアが自分のやりたいことをやりきったアルバムという感じがしました。なんだろう、このあか抜けなさ(^_^;)。よくGlenn
HughesとかTony Martinあたりをゲストに迎えて作られる、趣味人のアルバムの類というか。でもクォリティは高いと思います。
詳しくはこちら:https://www.facebook.com/Osssymusic
☆Glenn Hughes / Orebro, Sweden 6.1.'96 (16092: DVD) '96?
DVD発売まで待てなくて、ついにGlenn Hughesのブートビデオに手を出してしまいました(_ _; 。1996年6月1日、スウェーデンはOrebro(正確にはO¨rebro)でのフェスのようです。この日の翌日ですね。メンバーはGlenn
Hughes (vo.b.) / JJ Marsh (g.) / Morgan A゜gren (ds.) / Lasse Pollack
(key.) 。JJの髪が黒いのとドラムがMorganさんだったのが貴重。二人とも髪の量が(以下規制)。
しぶが出張先で買ってきただだちゃ豆を茹でて、ビールを飲みながら観ました。サイコーです!日比谷野音辺りでこういう事やりたいなぁ。想像以上にJJのプレイ・アクション共にアクティヴでした。Glennの歌も文句の付けようがねぇです。だだちゃ豆も美味しかった。
でも本当はHasseとJJが並んでいるのを観たいんだよ。
☆Glenn Hughes / A Dino in Gino (LEG 111/112:2CD) '96?
Gino, Stockholm, Sweden 11/10/96
近所のSATYの中古ワゴンセールより保護(^_^;)。
上と同じく96年のライブでも、こちらは「Addiction」や「Feel」からの曲が盛り込まれている。そうか〜"Madelaine"はやってないのか〜。"Push!"はテンション高くてカッコイイですねぇ。"Coast
to Coast"を聴くと、Glennのヴォーカリストとしての魅力は高音シャウトばかりではなく、柔らかい歌声も素晴らしいことに気付かされます(私はむしろ、こっちの路線の方が好きですが)。この曲の後半、JJのジャジーなギターが実にいい味出してます。この人はピロピロと早弾きもできるけど、Glennとのコラボにおいては、ゆったりと音を吟味するような弾き方に真髄がある気がします(Spellboundだとちと違う)。ジャケットの曲目からは"Talk
About It"と"I Don't Want to Live That Way Again"が抜け落ちているよ。
ブートのくせに何がボーナスだか知らんけど(笑)、'95年のGlasgowでのライブも収録。ジャケットには「Nov.11 1995」と書かれてるが、オフィシャルサイトのデータからすると8日の誤りだと思われる。
Disc 1:
Way Back to the Bone
Touch My Life
Cover Me
Push!
Talk About It
First Step of Love
Coast to Coast
Your Love is Alright
Gettin' Tighter
I Don't Want to Live That Way Again |
Disc 2:
You Keep on Moving
Addiction
You Fool No One
Burn
(Bonus Track)
Big Time
You Are The Music
Muscle And Blood
This Time Around
Talkin' to Messiah |