Meshuggah
SwedenのBandで'87に結成。最初の頃はメンバーチェンジがかなりあったらしい。
Tomas HaakeとMartenはMeshuggah加入前にも別のBandで活動していて、そのBandではシンガーがいなかったのでインストだけをやっていたらしい。
サウンドの方は、強引な展開とリフの応酬に特徴がある。そのブチ込み度合といったら尋常ではなく、まさに体が引き裂かれるようなTechnical Death/Thrash/Jazz/Progressive Metal。比較的近い音といえばVulgar Display of Powerの時のPanteraだが、あくまで「パワー&アドレナリン分泌度(^_^;」だけが近いという感じで、私は巷で噂されているほど近いとは感じていない。変拍子があまりに過激な為、リスナーを選ぶかも。
彼らの音は一聴すると何でこんな曲の持って行き方するの?と思われるかもしれないが、実は動物的計算?(^_^;によってはじき出されている音のように思える。でも、インタヴュー読むと実は何にも考えていない気もしたが。(笑)
その他、記事としては、B!誌'95の12月号にTomas Haake、'99の3月号にFredrik ThordendalのInterviewが載っている。後は北欧系の名称不明のDeath Metal 'Zine(^_^;にちらっと書かれている範囲では、ミニLPリリース後、'89の11月に、よりよいディールを獲得するためにNuclear Blast Rec.にデモを送っていた。その時にはオリジナル・ドラマー(Niclas Lundgren)は脱退。
なお、スウェーデンのレコード店店員は「メシュガは」と発音していた。
詳細はここ:http://www.meshuggah.net (*重いです)
愛のこもったページもあります:硫酸洗礼青化物 (the mesmerized)
☆Meshuggah / same (Garageland Records BF 634) '89
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Meshuggah / same |
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Fredrik Thordendal : Guitar &
Lead Vocals Peter Nordin : Bass & Vocals Jens Kidman : Guitar & Lead Vocals Tomas Haake : Drums & Vocals |
☆None (Nuclear Blast NB 102-2) '94
ミニCD。この作品から「None」からリズム・ギターを補強してMarten Hagstromが参加。
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Jens Kidman : Vocals Tomas Haake : Drums Peter Nordin : Bass Fredrik Thordendal : Lead & Rhythm Guitar Marten Hagstrom : Rhythm Guitar |
☆Destroy Erase Improve (Nuclear Blast NB 121-2) '95
(Victor VICP-5659) : 国内盤
「None」と「Selfcaged」からのボーナス・トラックス。最初にきくならコレをお薦めする。私はこの作品を手にしてから暫くの間きき過ぎて寝不足になった。
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Tomas Haake : Drums, Voice Jens Kidman : Lead Vocals Fredrik Thordendal : Rhythm Guitar, Solo Guitar & Synthesizers Marten Hagstrom : Rhythm Guitar Peter Nordin : Bass Guitar |
☆The True Human Design (Nuclear Blast 27361 62682) '97
一部のCDクレジットには明記されていないが、これはCD-ROMで彼らの貴重な動く姿を見ることができる。テンションが異様に高いので、体力ある時のみ臨んでいただきたい。
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Jens Kidman : Lead Vocals Tomas Haake : Drums. Lead Vocals on Future Breed Machine. Marten Hagstrom : Rhythm Guitar Fredrik Thordendal : Lead, Rhythm, Acoustic and Bass Guitar. Gustaf Hielm : Bass on Future Breed Machine (Live) |
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Jens Kidman : Lead Vocals Gustaf Hielm : Bass Tomas Haake : Drums & Voice Marten Hagstrom : Rhythm Guitar Fredrik Thordendal : Rhythm & Lead Guitar |
☆Rare Trax (Avalon MICP-10259)
'01 未発表レア・トラック集。アナログ・リリースのみだったGarageland Recordsのマテリアルは本当にレアだったみたいで後追いファンにとっては嬉しいところだろう。最新録音盤である"War"の途轍もないBrutalなサウンドに今後の期待が高まっているが、個人的には"New Millennium Cyanide Christ"の低予算でまとめたMPEG Video Trackがイチ推しである。赤ボールペンをマイクに見立てたその姿(右の画像参照→)、昼夜通してツアーバスの中で並んでバンギングをし続ける彼らは、正に徹底的な馬鹿を演じきっている。(^^; |
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☆V.A. / Voyager (Nuclear Blast NB 280-3) '99
Nuclear Blastの10周年記念のこれはVideo版。
収録曲: Pungent Stench / Sick Bizarre Defaced Creation Pungent Stench / Viva La Muerte Macabre / Exumer Mortification / Scrolls of The Megilloth Impulse Manslaughter / Borderline Retard Crack Up / Glorius Hypocrisy / Roswell 47 Dissection / Retribution - Storm of The Light's Bane Dissection / The Somberlain Meshuggah / Abnegating Cecity Evereve / The Phoenix/Spring |
Therion / In The Desert of Set Pyogenesis / Blue Smileys Plan Darkseed / That Kills My Heart Am I Blood / Endless Energy Dimmu Borgir / Mourning Palace Dimmu Borgir / Spellbound Hammerfall / Glory to The Brave Hammerfall / Hammerfall Crematory / Temple of Love Crematory / For Love In Flames / Jotun In Flames / Food for The The Gods |
Disc One: Amorphis / Against Widows In Flames / Episode 666 Darkseed / Self Pity Sick Evereve / Autumn Leaves Pain / Learn How To Die Therion / In The Desert Of Set Crematory / Faces Meshuggah / Sickening (Live) Gorefest / Tired Moon Dreadful Shadows / Chains Slapdash / Kill Yourself Mortification / Northern Storm Pyogenesis / Working Man Thorns / Left Hand Solution |
Disc Two: Withered Beauty / Immortality is Mine Hypocrisy / Roswell 47 Dimmu Borgir / Master of Disharmony (Remixed) Satyricon / Forhekset Dissection / Where Dead Angels Lie (First Mix) Dismember / Hill 112 Disgust / The Last Embrace Benediction / Riders on The Storm Night in Gales / Slavesun The Abyss / Satan's Majestic Empire (Remastered) Monstrosity / Slaves and Masters Sinister / Bastard Saints Brutality / Certain Annihilation Kataklysm / Rays of Ra Disbelief / God? |
☆V.A. / Power from The North
- Sweden Rock The World (Digital Dimension Entertainment, Inc. 0060082DDE) '00 SwedenのHR/HM生誕30周年を記念して企画したSwedenのバンドによるSwedenのバンドのカヴァー集。日本盤はジャケ色違いでVictorからリリースされていた。MeshuggahはWhimzyのカヴァーをLiveで収録。このWhimzyというバンドはUppsala出身で元々はScrewというバンド名であったが'93にWhimzyに替わったそうだ。'94に「Gambling with The Future」というCDをDenmarkからリリースしているが、既に激レア盤となっている模様。 個人的にはIn Flames, Locomotive Breath, Glory(Goran DdmanのVo.とスペシャル・ゲストでMats Olaussonが参加だし), The Crown, The Quill(渋すぎる。BASTARDS! Vol.4にThe QuillのInterview記事あり)がお薦め。他の収録曲は下記の通り。 |
Mats / Morgan |
☆Mats & Morgan/Sixnorth /
Split Promo CD (番号無し) '02 2003年2月に初来日が決定したMats & MorganのサンプルCD。共演予定の日本のSixnorthとのカップリング盤CD-R。これはSamla Mammas Mannaの初来日公演時に会場で配られていたものである。1曲目はMats & Morganの今までのアルバムの曲の美味しい部分を網羅したメドレーの"Sampler"でその中には勿論Fredrik Thordendalのギターもフィーチャーした部分も収録している。 ☆Mats/Morgan / On Air with Guest (Belle Antique MAR 02780) '02 スウェーデンの国営放送で企画されたドラム教室のTV番組!からの生演奏より編集された企画盤。こんなの国営放送で放映して良いのか!という変態的が演奏が繰り広げられている。超絶だが和めるという唯一無比なところが放送できたポイントだったかも。よりシーケンス的になった"En Schizofrens Dagbok"、より柔らかな曲に感じる"Hollmervalsen", "Min Hast", "Ta Ned Trasan"など、前作「Live」より素のままといった音質で曲もまた違った印象を受ける。WebからダウンロードできたFredrik Thordendalとの競演"Sol Nigar Within"のVideoはMorganの腕が速すぎて手先が見えなかった。(笑) でも2人ともにこやかプレイしていたよ。"Etage A-41"ははっきり言って病気です。人間ではない。(^^; 個人的には「Live」をきいてからこの作品をきいた方が良いと思うが、何はともあれ来日公演の期待が大きく膨らむ作品。「Euro-Rock Press Vol.15」のInterviewを読みながら楽しみに待ちたいと思っている。 なお、ジャケットは黒のケースにシールを貼ったようなシロモノでケースを割らないように注意の必要があり、マニアの間では「Faustの1st初回プレスCDのようだ」と言われている? ☆Blender / Back to Planet Softcore (Dolores Records DOL017) '94 Swedishメロコア。5曲入りのミニCD。 "Sweet Suicide"にてFredrik Thordendalが参加。無理して探して聞かなくても良いです。 |
Mats & Morgan/Sixnorth / Split Promo CD Mats/Morgan / On Air with Guest |
☆Blacksmith / Once Upon a Star (Victor VICP-60851)
'99 ミニ・アルバム「Gipsy Queen」のプレミアで有名な(^_^; Blacksmith。これは再結成盤です。この作品にMeshuggahのFredrik ThordendalがなんとDs.として参加。ギターではありません。なんでも、飲み屋などで知り合ってFredrikが「Ds.の腕も人並み以上だ」と吹いていたので証明して見せてもらおうと思ったらしい。(笑)確かに安定したDs.でビックリ。 "Evil Rocks The Cradle"のリフは完全にZepですね。よくこのリフを使うバンドが多いのですけど、演奏する人はこのリフが好きなんですね。(^_^; BlacksmithはPurple系の音であり、Hard Rockチューンは素晴らしく、また丁寧な作りには感心していますが、バラードになるとVo.の弱さが見えてくるかな?Vo.の感じは全く違うのですが、Universeとペアできくとぐぐっときますね。万人にはお勧めしませんが北欧メタル・マニアは必聴でしょう。 |
Back to Planet Softcore |
☆Clawfinger / A Whole Lot of Nothing (BMG
BVCP-21238) '01 SwedenのRap Metalのオリジネイターとして君臨するClawfingerの4th。日本のみのボーナス・トラックのPink Floydの超有名カヴァー"Shine on You Crazy Diamond"にてFredrik Thordendalがギターにて参加している模様。解説、クレジットはないがBASTARDS! Vol.5のVo.のZak TellのInterviewにて明らかにされたものである。 彼らのサウンドはちょいききの限りでは今どきのサウンドであるが、流石に長い間活動しているためか奥行きが他バンドより感じられる。サンプル音が多彩でドラムンベース/テクノ色が実に気持ちがよく、"Simon Says"は秀曲だと思う。私は正直言って最初はオリジナル曲よりもカヴァー曲からきいてしまった不届き者であるが、やっている曲が渋い。その他のカヴァーはUltravoxの"Vienna", Jimi Hendrixの"Manic Depression", Led Zeppelinの"The Ocean"。ジャケットも美しく不穏な雰囲気にさせてくれるもので秀逸である。 また、BASTARDS! Vol.5のInterviewは興味深く、ClawfingerはMeshuggahと共同でスタジオを購入したらしい。お互いの今後の活躍を祈りたい。 |
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☆Darkane / Insanity (Toy's Factory TFCK-87237) '01
Ex.Arch Enemy、Majesticでも活躍するPeter Wildoerを中心とした現代に生きるThrash Metal、Darkaneの2nd。いきなりベタなイントロでう〜みゅと思ったもののその後はSlayerをFear
FactoryよりにUp to Dateし、分かり易さを全面に出したテクニカルHMが続きかなり気に入った。特に"Emanation
of Fear"なんかモロSlayerだし、"Impure Perfection"はSlayer〜Fear
Factoryの流れを汲む曲であるが、嫌味が無いさっぱりした感じで突き進むため非常に爽快にきけ好感が持てる。Old Thrasherにもウケる音だと思うし、情けないジャケットとは裏腹になかなかの力作とみた。"Inauspicious
Coming"のメロディアスなギターは唯一Arch Enemyの面影を残すか? この作品の"Psychic
Pain"のリード・ギターとしてFredrik Thordendalが参加しており、彼らしいソロがきける。日本盤は"Convicted
(Live)"のボーナス・トラック入り。なお、BURRN!誌'01/2のInterview記事に掲載された際のフォトは史上稀に見る出で立ちに抱腹絶倒だった。
☆Mushroomhead / XIII (Universal
Records B0001036-02) '03 Slipknot完全フォロワーとして登場したMushroomhead(^^; 。このアルバムにゲストVo.としてMeshuggahのJens Kidmanが"The Dream is Over"にて参加。シンプルなMeshuggahといった印象の曲である。 正直彼らが出てきたときは失笑してしまったが、素直に音だけをきいてみると結構クオリティは高いと思う。後は今後いかにオリジナルな音に進化していくかに彼らの運命がかかっている。 なお、このCDはEnhanced CD仕様である。 ☆Scarve / Irradiant (Listenable Records posh048) '03 フランスのバンド3rd。新世代HM系の空気を思いっきり吸ったモダンでエッジが鋭いHMである。 "Asphyxiate"にてMeshuggahのFredrik Thordendalがギターソロでゲスト参加しており、いかにも!というリフが堪能できる。その他"Molten Scars"のExtra VocalsとしてDefleshedのGustaf Jordeが参加している。 ハイライトはその"Asphyxiate"、疾走感が素晴らしい"Hyper Conscience"、意外に古いギターソロの組み立てで意外性のある"Fire Proven"であろうか。 ちなみに入手した盤はDeluxe Editionのデジパックで2曲のVideo Clips(日本盤にも収録)、2曲のLive Tracksが収録されている。Video Clipの特に"Mirthless Perspectives"を見るとRow/Clean & Rowの2人のVo.が印象的でLiveは強力そうである。 詳細は下記: http://www.scarve.net |
Mushroomhead / XIII Scarve / Irradiant |