絶対遅刻できない!、という緊張感もあって、4時半にちゃんと起床できた。窓の外はまだ真っ暗だ。ホテル前に30分おきに空港行きの循環バスが停まる。6時頃をメドに、昨日キオスクで買ったパンをつまみながら撤退の準備。チュルさんへのお土産/トレード要員のCD達や本はもうないし、大人買いする予定だったDream Theaterのマーチャンも韓国では売られていなかったので、キャリーバッグはとても軽い。カメラやパソコンなど忘れないようにしっかりチェックして、ホテルをチェックアウトした。
夜が明ける気配のない暗闇の中、夜景と街灯が流れていく。リムジンバスで高速をかっ飛ばして1時間、もう空港に到着。早朝にもかかわらず、空港内の旅行客の数はすでに多かった。速やかにチェックインした後、Shibuの会社用のお土産などを物色しに、免税店をウロウロ。以前来た時よりお店が随分増えた気がする。随分迷って、会社へはチョコ、家族親戚用には韓国ノリを購入。私は兄へのお土産になんちゃってKit Katを買った。えびせん以来のヒット!(画像右:後、兄より「中のチョコにはTit Bit"と刻印されていたとの報告。芸が細かい)
その後はフードコートで遅い朝食を摂ることにした。ももは野菜粥、Shibuはピビンパッを注文した。そう言えば、全州中央会館のピビンパッは食べられなかったなぁ…。韓国で食事をしていて気になったのは、わりと平気で料理を残していくこと。勝手に突き出されるキムチなどは仕方ないと思うけど、こちらが注文した料理を残す、というのは、とても違和感があった。この時隣でピビンパッを食していた男性二人組も、ご飯を半分くらい残して席を立った。まずいから?時間ないから?お腹いっぱいだから?ムリして食べることもないけれど、どうしてだろうといつも思う。予定通りに9:20のフライトで離陸。朝が早かったので、ももは飛行中ひたすら寝ていて、機内食も断ってしまった。
成田空港にはほぼ予定通り、昼前に到着。港内で昼食(イタリアン(笑))を済ませ、松戸/柏方面のバスに乗り、柏駅から電車に乗り継いで、無事帰宅。父親からのメールで「日本も寒い」と書かれていたが、確かに離国前より空気が冷たかった。しかし韓国に比べればまだまだよ!と、妙な免疫がついてしまった。
韓流ブームもあって、日本人にとってソウルは、言葉を知らなくても比較的旅行しやすい都市になったと思う。2001年頃、私も少しハングルを解読出来たのだが、今回は殆ど覚えていなかった。しかし横でShibuが「コレは○○だと思う」とか「彼は××と言っている」など、言っていることを理解している姿を見て、やはり言葉を理解できるに越したことはない、と痛感。もしまた行く機会があったら、せめてまたハングル文字を読める位には準備しようと思った。
なんだかんだ言っても、日本はあったかい最後に、私たちの冬のソウル対策を書いて終わりとする。
1月のソウルは平均気温-2.5度でとても乾燥している。盛岡辺りと平均気温/降水量が近いようだ。今回は特に、足の防寒に気をつけた。上着なら着たり脱いだり出来るが、下はそうもいかないからだ。冬場に関東以北へ行ったことのない私(もも)から、北国育ちの人々に物を言う必要はないと思うけど、私と同じように寒いのに慣れていない人は心して行くべし。
●ズボン下 MizunoのBreath Thermoを購入した。大げさかと思ったけれど、特に1日目の夜は、これを履いていて助かった!と思った。薄手タイプもある。
●靴の中敷き 私はコロンブスのマイフィット ウインターインソールというのを購入した。低反発素材で、中敷き自体発熱するも熱くなりすぎないので、とても良い商品だと思った。しかし残念ながら、ヒール靴のような、細い靴用にデザインされた形なので、私の幅広な革靴には合わず、履いているうちによれてしまうという事態に。きちんとサイズにあった物を使うべきだと反省した。Shibuは別メーカーのウール素材の中敷きを使っているが、効果は「良く分からない」そうだ。ないよりはいいって感じか。
●使い捨てカイロ 中敷きは靴の履き心地が変わるのでイヤだ、という方は足に貼るタイプのカイロをお薦め。足以外にも腰やお腹まわりに。
●帽子、あるいはフード付きのコート ものをかぶるのが苦手の人は、耳当てだけでも装着推薦。体感的な寒さが全然違う。
●マフラー、手袋 基本。ショートヘアーの人は特に、マフラーやタートルネックなどで首周りを防寒すること。
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