■2002/04/28 武道館 Anchangバースデーライブ
食べたいなめたい危険地帯/TEKKEN2/JAPAN/Illusion City/犬の生活/Scorpion
Death Rock/Iron Cross/そこに、あなたが・・・/KISS/S.H.R/ビール/ONIGUNSOW
/桜島/BURN〜愛の炎を燃やせ〜
アンコール1/ 暴走ROCK/みどりのおばちゃん/ファミレス・ボンバーアンコール2/みかんのうた/German
Powerアンコール3/SEX MACHINEGUN
Sex Machinegunsの武道館ライブは3回目です。ここ数年、武道館ってSMのライブでしか来てないぞー。今日はいつもマシンガンズを一緒に観に行くやまみーさんと、長野からはるばるやってきてくれた友人、しみずっちーと3人で参戦です。武道館に向かう前にお茶の水のコ−ジーコーナーで食事をしつつ、しみずっちーにマシンガンズのライブの様子やフリなどを説明。すごくうけてました。ロックコンサートというよりお笑いのノリかもしれません(^_^;)。逆に彼女が好きなB'zの話も伺う。今度エアロとジョイントライブやるんだよね、チケット確保おめでとう。
4時になり、武道館へ移動。会場前に溢れるコスプレ(かどうかも怪しい人も含め)に少し驚いた様子のしみずっちー。でも楽しんでいる様子でちょっとホッとしたり。会場から"ビール"のリハの様子がきこえてきます。Noizyはリハから全力で唄ってました。さすが兄貴。入場のために列に並んだ、その後ろの大学生とおぼしき男子達の会話に少しむかつきつつ聞き耳を立てる。そーですか、Dream
Theaterはライブできくバンドではないと。ライブ観てから言えよ。変拍子ではのれないと?お前の鍛錬が足りないだけよ。「俺のメタル」を語る暇があったらオリジナル曲つくりなよ、コピーばっかりしてないでさ。
予定より20分ほど遅れて開場。ファンクラブ限定のプレゼントとは、携帯のアンテナに付けるアクセサリーでした。私は携帯を持っていないので、しみずっちーに譲ってしまいました。記念ね、記念。一度席(1階南西)に着いてからまた物販売り場へ。「SM
Show 2」にも惹かれたが「Burning Hammer」を購入。チラシを観てツッコミを入れたり、莫山先生のコスプレをした女の子(!)を観たりして時間を潰していると・・・。
20分ほど遅れて開演。すごい歓声!!だって半年ぶりだもんね〜。
前々から疑問に思っていたスタートのギターソロ。Dokkenの"Without Warning"そのまんまじゃないか?と思っていたんだけど、最近Dokken祭りをしていたおかげでやっと「別物」であることを確認しました。でもすごく似てる(笑)。
(以下箇条書き)
◆ドラムやベースの音がグオングオンしてることが多いこのバンド、この日はギターがキンキンして、途中まであまりベースが聞こえませんでした。でも今までの武道館ライブの中では音がまとまっていたと思います。
◆選曲について。"Scorpion Death Rock"や"桜島"などなど人気の高い定番曲は私もとても好きなんですが、もうやらなくても良いのではないかと思います(たま〜にやるくらいの感じで)。また新しいアルバムが出たら古い曲はもっと減るとでしょうけど、「バーベQ」から3曲って少ない。せっかくライブ向けの曲が揃ってるのに。
◆セットが凝っていました。"Iron Cross"では、どこからか巨大な十字架が登場。曲の最後で火花と共に「パコッ」っと壊れてしまいます。いやほんとに軽そうだったんだもん(笑)。でもビックリしました。あと何の曲だったか忘れました("桜島"かな?)が、ステージの両サイドに立っていた鉄塔も壊れました。(3,500万したとAnchangがうそをついた(笑))あと、真ん中の観にステージに繋がる花道と、サイドに伸びる道もついてステージ一周150m。Anchang(そんなに腹は出てなかった)やNoizy(真っ白だった)が近くで見れて嬉しかったですぅ。
◆いつもの定番曲の中に、新曲"暴走Rock"や"そこに、あなたが・・・"のc/w曲の"ビール"が披露されました。"暴走Rock"は正直言ってイマイチです(爆)。んーどうしてだろう。ライブで聞き続けていけば慣れるかもしれませんが、シングルは多分買わないでしょう。"ビール"はノイちゃんのリードヴォーカルでした。フレディ・マーキュリーが持っていたようなマイクステッキ(?)を持って登場。全力出し切って最後の方は歌えてませんでした。のいちゃんらしいけどさ、加減しようよ(笑)。
そうだ。「最近体を鍛えていて、腕立て20回出来るようになりましたー!」と自慢していたらAnchangに「後でやれよ」と突っ込まれていたのいちゃん。アンコールで本当に腕立て20回やりました。変なライブ(笑)。
◆ひまちゃんの衣装はギラギラのビキニパンツ(+一部フリンジ。後ろから見ると腰蓑を付けてるように見える)のみ。セクシーを通り越して原住民です。でも彼のドラミングは調子よかったよ。4/16に誕生日を迎えて31才になっても「今日は若いエキスをチューチュー吸ってやるぞ!」ってえげつないMCしてました。ケツも出してました。そこまで裸族にならなくて結構です(^_^;)。
◆自分を「オレサマ」と言ったパンサーさん、前より声が大きくなりましたね。良い傾向です、怖いけど(笑)。彼の自己紹介はギターソロで始まります。あまり面白くないです。歓声を挙げようにも間が悪いんですもの。アーミングでグイグイ(実際は何か弾いていたのかもしれませんが、私の席ではこう聴こえた)やってるだけでは私は声を挙げません。Anchangとギターソロで応酬できるあなたの実力はこんなモノではないはずだ。
◆AnchangはいつものAnchangで。声はよく出ていたと思うけど、ちょっとハズしていた気もします。でも動きがアグレッシヴでかっこよかったです。下ネタMCは少な目でした。でもってこの日はAnchang32才のバースデーライブでした。セーラー服姿のスタッフにキャバクラ風接待を受け、ケーキを前に照れまくるAnchang。「ケーキも良いけどみかんもね」という言葉で周りのメンバーが「みかんのうた」を演奏を始めてしまい、慌てまくってました。おめでとー(^_^)/
◆あ、忘れちゃいけない!サポートメンバーのカメーンはあらゆる意味で健在でした。バンドのメンバーより大人気です。いつもやまみーさんと「曲と関係なくドレッドをグルングルン回してノッているカメーン」には注目しております。
◆マシンガーって本当にバンドを愛してるんだなぁ、といつも思う。アンコールも終わって客電がついたときに自然にわき起こる拍手はいつも清々しいのでした。
◆帰りにジョナサンで夕飯。Adamとデットンの話で盛り上がる(爆)。お疲れさまでしたー!
(以下箇条書き)
◆会場には色々なテントが設置されていた。開演まであまり時間がなかったので、あまり人が居ないテントへ入った。ファンクラブの記念写真やメンバーの衣装や、愛用シャンプー(笑)などが飾られている。Anchang直筆のノートには今までAnchangが影響を受けてきたアルバムの名前が。Dokkenの「Tooth
& Nail」「Under Lock & Key」、Helloweenの「Keeper of the Seven
Keys pt1 & 2」、ヴォーカリストとしてはMichael Kiskeの影響が大きいと書かれていた。あの、ど真ん中です。正に私が中学・高校時代に愛聴したアルバムやバンドで、あらためてバックグラウンドの近さに親近感を感じた。
◆ライブはですねぇ・・・良く覚えてない。もう時間が経ちすぎました(爆)。でもAnchangが「月を見て、舞い上がっていたのがすぅっと引いた」と話していたのは妙に覚えている。サマソニなんて気にするな!そんな場所に行く気もしないよ。同じグッタリするなら、マシンガンズだけ聴いた方が精神的にもいい。
◆音質について。Rushと比べるにはPAシステムも、やっている音楽も違うので単純に比較できないが、やはりベースがダブついた感じ。それでも前回よりは大分聞きやすくなった。あと風があったので、音が流されてしまっていたのは仕方ない。
◆あ、あとファイロシステム。Rushで観たばかりだったから。Rushの火柱は本当に火がきれいに柱状に上がっていたが、マシンガンズの火柱は、柱ではなくて爆発に近い。瞬間的に凄い炎が出るが、すぐ消えてしまう。その分クレーンとか花火とか、花道などサービス精神旺盛な仕掛けだった。高所恐怖症気味のパンサーさんには災難だったが。
◆パンサーさんと言えば、LAメタルのCinderellaっぽいかっこしてたなぁ。似合ってました。レザーより、むしろそちらのほうが好み。
◆今回のギターバトルはかっこよかった!
◆疲れ切っているはずなのに、"Scorpion Death Rock"でバンギングしている自分が恐かった。パブロフの犬。
◆デーモン閣下がゲストで出てきたのには驚いた。流石のパフォーマンスとカリスマ性。でも聖飢魔IIをよく知らない自分的には、前日のRollyが観たかったなぁ。(ばちあたり)
◆帰り、お台場周辺のレストランは軒並み閉店しており、唯一開いていたSUBWAYに長蛇の列。儲け損なったね。
翌日、死体になっていたのは言うまでもない。大変贅沢な29才のお盆だった。
■2003/02/20 NHKホール
暴走ロック/とうちゃん/ファミレス・ボンバー/High Speed SAMURAI/頬白鮫の悲劇/サイレン/Secret Killer/悪魔の化身/KISS/世直し
GOOD VIBRATION/日曜日/食べたいなめたい危険地帯/桜島/FIRE/BURN〜愛の炎を燃やせ〜
アンコール1/フェロモン/TEKKEN2/JAPANアンコール2/みかんのうた/German Powerアンコール3/SEX
MACHINEGUNアンコール4/刺身と山葵/全国大会
NHKホールに来るのは何年ぶりかなぁ・・・確かDream Theaterが最後じゃないだろうか(^_^;)。都内のホールとしては収容人数がトップクラスの会場が満員御礼ですよ、奥さん。B!誌もいつまで無視してるのかねぇ。
さて「イルカに乗ったアブラ蝉ツアー」のファイナルです。39公演(イベント物を入れると41公演)を締める今日、何となくメンバーやスタッフが浮き足立ってる感じがしました。観客もなにかスペシャルな物を期待してる雰囲気。今日の席は1列目の中央ややパンサー寄り。実際はオーケストラピットにもお客さんを入れているので、4,5列目くらいでした。前は通路なので暴れやすいけど、バンギングの支えがないのが心配です(よろけそう)。やまみーさんと開演を待つ・・・。
◆1曲目の途中で遅れて入ってきた女の子。小走りでやって来て、私たちの目の前で盛大に転びました(^_^;)。プラットホームブーツはやっぱり危険ですねぇ。コレを履いて長年ステージをこなしているKISSはえらいとちょっとだけ思いました。
◆音の方は、ちゃんと曲を知ってる人にとってはかなり良かったのではないでしょうか。メタルゆえ「大音量」なので、初めて聴きに来た人はなにを演奏しているか把握するのに少し時間がかかったかもしれません。2日くらい右耳がおかしくなりました。
◆珍しく早い時間の「ファミレス・ボンバー」では、まだ体力に余裕があるせいか、ひまわりの強烈なツーバスが聴けました。「桜島」のギターソロ部分では走っていたけどモタることはないのね。素晴らしいです。衣装は相変わらずパンツ一丁(爆)。今回はゼブラ柄。
◆このツーバスを聞いて、Beast Feastの次回参加希望バンド投票でSMが上位にいたことを思い出しました。まぁ組織票なんでしょうけど(^_^;)。アメリカのナマクラなラウド・ロックよりよっぽどヘドバンのしがいがある思います。
◆「頬白鮫の悲劇」では、サメの着ぐるみ(?)とバレリーナの格好をしたスタッフ二人が乱入。演奏を邪魔しない程度にダンスしていました。えらいゴツいバレリーナが居たもんだ(爆)。どうも「頬白鮫」と「ロンドン娘」だったらしい。Anchangは「何かやるときはこそっと教えておいてくれやー」とスタッフに(笑いながら)文句を言ってました。ところで、忙しい合間をぬって、この衣装の仕込みをしたのはのいちゃんでした。
◆えーと、パンサーさんのMCが段々スムーズになってきて、ちょっと寂しいです(おい)。だって、かっこいい人がかっこよくMCしたって、当たり前じゃないですか(おいおい)。すっかり「KISS」の前振り担当が板についたパンサーさん。のいちゃんとのKissはいつもと違うタイミングでされたので見逃してしまいました(x_x)。しかし、ギターソロ部分ではカメーンとスタッフさんの接吻シーンが!!
◆その後のMCをしたカメーンはえらい興奮気味でした。(笑)ファイナルということで、カメーンの歌を振り付きで披露しました。「I'm
Crazy〜♪」ってやつです。私とやまみーさんは8月のお台場で見た「ロンロンロロ〜ン♪」というスキャットを楽しみにしていたのですが、そこの部分は省略されていました。チッ。
◆「世直しGOOD VIBELATION」はあまり売れてないらしいです(^_^;)。買ってあげようかしら(えらそう)。
◆「TEKKEN II」の前振りで、Anchangがメンバー達に「最近のむかついたこと」を訊いてまわる。
のいちゃんは「水道管の工事をしてて『泥水が出る』と注意書きがあって、蛇口を捻ってみたのに出ないじゃないか!!」・・・泥水を楽しみにしていたようです(笑)。わたしの席の斜め前には警備員が仏頂面で立っていたのですが、この時目が笑っていたのを目撃しました(^_^;)。パンサーさんの最近むかついたことは、水洗トイレのつまりを直す吸盤(?)がブッ壊れたこと。ひまちゃんは、ガス・電気を止められ、水道局の徴収人まで来させてしまった自分にむかついたとのこと。カメーンがむかついたことを話そうとすると「お前がむかつくんじゃー!」っとAnchang・・・・が、頑張れカメーン(^_^;;;;;。
◆市川も凄かったけど、今日のNHKの観客の声も凄かった〜!こんな声でアンコールされたら、メンバー達もステージに出ざるをえません。Anchangも「嬉しいです!」って言ってたけど、目が泳いでたなぁ。この日のAnchangのMCでは「つらいです」という言葉が何度も出ました。ひまちゃんも辛そうな顔をしてました(最後は酸素吸入してた)。それでもパフォーマンスに手抜きがないから、マシンガーは完全燃焼できるんです。
◆「刺身と山葵」のいちゃんがギターテクニシャンの萬成さんとニコニコ見つめ合いながら演奏してるのが印象的でした。幸せそう・・・。
◆アンコールも何曲かやり、もう終わりだろうという時に、ステージの上方から横断幕が降りてきました。「メンバー、マシンガー、スタッフ、お疲れさま!」だって。ちょっとジーンと来てしまいました。だってマシンガンズのライブって、本当にメンバーとファンが一緒に作っていると思うから。勿論スタッフさんも居なければ実現しません。「ファンが大事」って言うバンドはいっぱい居るけど、こんなにわかりやすい形で表してくれるバンドって他にいるかなぁ?
◆「全国大会」を演奏し終えて、ステージにスタッフさんを呼び、みんなでファイナル!お疲れさまでした!
■2003/05/03 日比谷野外音楽堂 JHR
ALL STAR GAMES I
今回のライブはRollyさん主催のイベントですから、トリは勿論Rollyさん。でも特撮とマシンガンズが一緒のイベントに出るとなれば、行かないわけにはいきません。ラッキーにもやまみーさんがe+の先行予約の抽選に当選したので、立ち見ではなく席でゆっくりみることができました。いや〜いいねぇ、ビール飲みながらコンサートを見れるというのは(^_^)v。以下出演順で。
◆特撮
やまみーさんとのつき合いは筋肉少女帯のファンであることから始まったので、二人とも特撮には興味があるのですが、ライブには3年前に一度しか行っていません(^_^;)。もう内田さんは居ないけど、あいかわらず三柴さんの超速キーボードプレイは素晴らしかったです。オーケンは、やはり歌が上手くなっているというわけでもなく、でも顔つきが精悍になったかな、とか思ったりしたとこにMC噛みまくりでした(^_^;)。「芸風がちょっとかぶっているバンドがいますがー!!」と言ってましたね(笑)。
"サンフランシスコ"でちょっとウルッと来ました。でも、当たり前だけど、筋少での演奏とは印象が違う。
まだぼくはきみを 恋しているのかもしれないなんて 思いちがいをして・・・・
まぁそれより驚いたのは、いまだに「ビール一気飲み」の儀式をしていることでした(^_^;;;;; 。「尿酸値が気になる」とか、すっかりオヤジになっていたケンちゃんでした(笑)。
えーと、演奏面ではまったく不安なく聴かせてくれました。ちゃんと聞き込んだ「アベルカイン」からの曲が多かったので楽しくのれました。
◆Ra:in
元X-JapanのPATA(g)が居るバンドです。それくらいしか予備知識がありませんでした。いざステージが始まってみると、3ピースのインストバンドという意外な展開。PATAのブルージーなギターはなかなか聴かせてくれましたが、それにリズム隊、特にベースが追いついてないかなぁと思いました。テクニックというより、センスが。低音がダブダブしていたので、ベースプレイが鮮明に聞こえていなかったせいだけかもしれません。しかし、PATAが掛け合いのきっかけを作っているのに、ベーシストがつまらないプレイしか返さなかったのでちょっとムカムカして、トイレに立ってしまいました。(一番むかついたのは、ステージ上で煙草を吸っていたことだが(爆))
70年代的な渋い音を出すバンドでしたが、かなり若い子がノリノリで観ているのにはちょっと驚きました。将来に期待。
◆CANTA
元聖飢魔IIのLUKE(g,vo)と雷電湯澤(ds)にMASAKI(b)が加わる、これまたトリオバンド。聖飢魔IIという大メジャーなメタルバンドの後に、若々しいハードロックを演奏しているというのはナイスですねぇ。流石に演奏は安定しています。時々繰り出されるLUKEのテクニカルなギターもカッコイイです。MASAKIも(他のバンドやセッション活動をしているかどうか知りませんが)ビッグネームの2人に負けることなく、元気に動き回り、アクションでもプレイでもステージを盛り上げていました。そうだよこうだよトリオバンドは!!あと、ファンの方には申し訳ないですが、専任のヴォーカリストを入れてもいいかもと思ってしまいました(^_^;)。
◆Sex Machineguns
暴走ロック/みかんのうた/ファミレス・ボンバー/食べたい舐めたい危険地帯/German Power
解散を知った後に初めて観るマシンガンズ。彼らを観ることができるのは、あと1,2度だろう。何事もなかったような、あまりにもいつものような演奏に、逆に何度かウルッと来ました。
衣装はみんな黒のSMベースボールシャツでしたが、ひまちゃんだけ腰蓑付きビキニでした(^_^;)。時間が押していたせいで、いつもはダラダラと続く自己紹介は迅速に終了。カメーンのお馴染みの振りの素早かったこと(笑)。MCも短めでしたので、特にレポートすることがないです(<おい)あ、思い出した。Anchangが"食べたい舐めたい危険地帯"の前振りで「なにが舐めたいんだー?わかった、パンサーか?パンサーはダメだ!男前だから。(←謎)なに?ノイジーか?ノイジーはだめだ!水分が少ないから。(←笑)ひまわりならいいぞ!」というMCをしてました。
会場にいた観客の大半はマシンガーさんだったみたいです。すんげーな。
◆Rolly
機材の入れ替え時間に、司会として自ら観客を盛り上げていた忙しいRollyさん。客席に降りて、観客にインタビューまでするサービス精神。Ra:inの紹介では「トリオバンドと言えば、73年の『閃光のラッシュ』って感じで、そのままウッドストックへ繋がってしまいそうな・・・」とマニアックな紹介をしていました。会場の15%くらいしかわからないような解説だなぁ(笑)。
さて、肝心なステージの方。前のマシンガンズであまりに盛り上がってしまったので、最初はちょっと寂しい反応でした。ヴォーカルマイクも不調だったし。それでも腐ることなく、Rollyは淡々とステージを続けていきます。"ロックスタイル"と呼ばれていた、8/8+7/8という変拍子のハウス調の曲が面白かったです。それから中盤以降、観客もノリ出してきました。曲に関して言えば、グラムや古き良きハードロックのエッセンスにちょっとマニアックなフレーズを足した感じ。ロック・ショウとすれば今日一番洗練されていたステージと感じました。あと、ここのドラマーさんは上手かったなぁ。
オーケンが37才と言っていたから、Rollyはもう40才近い(以上?)と思われますけど、ラメラメのスリムなつなぎ衣装を着てもキマっています。アクションもいちいちカッコイイ。プロだなぁ、と感心してしまいます。
◆セッション(ゲスト:杏子)
2曲ほどやったのですが、1曲目が分かりません(^_^;)。杏子のパンチの効いた歌声はえらいかっこよかったです。往年の金子マリってこんな感じだったのかなぁ?2曲目は"Cherry
Bombs"でした。
ここでのマシンガンズのメンバーの動向。のいちゃんとひまちゃんはホウキやモップに紐をつけてギターに見立て、エアギターやギター回し(LAメタルバンド、Cinderellaのアクション参照)をして遊んでいました。パンサーさんはフツーに楽しそうにギターを弾いていました。Anchangは最初裏方みたいにコードの絡まりとかを直していたらしいです(笑)。
特撮から参加したのはオーケンだけだったかな。居場所がなさそうで、人形をいじってました。おいおい(^_^;)。
■2003/06/24 ソニックシティ大宮
暴走ROCK/ファミレス・ボンバー/みどりのおばちゃん/JAPAN/サイレン/そこに、あなたが...../ビール/S.H.R./世直し GOOD VIBRATION/リサイクル/食べたいなめたい危険地帯/ONIGUNSOW/桜島/FIRE/BURN〜愛の炎を燃やせ〜/全国大会/Illusion
City/みかんのうた/German Power/SEX MACHINEGUN(順不同、全曲じゃないかもしれません)
Final Tourが始まりました。泣いても笑っても、あとマシンガンズを見ることができるのは2回きり。悔いのないよう暴れていきたいと思います。
今日の座席は2階席の3列目、ほぼNoisyの正面。さすがにステージまでは遠いですな。「Sex Machineguns」「Final
Attack」と大きく書かれた灰色の緞帳が降りています。周りは女の子ばっかりだったけど、みんなやる気漫々です。私も頑張ってNashville
Pussyのタンクトップを着てみました。私の前列にいた2人組は、同じようなテンポでバンギングをしていて、その振り方もかなり年季が入っていた感じで楽しかったです。あなたたちならNapalm
Deathのライブに行っても大丈夫(謎)。
緞帳が上がると、そのまた後ろには薄目の幕が垂れており、ライトでAnchangとパンサーのシルエットが浮かび上がります。ぱんしゃーしゃんってば、シルエットもせくすぃ〜♪2人のギターハーモニーが聴けるのもあと・・・なんて感傷的になっている暇はなく、一気に会場のボルテージが上がり「暴走ROCK」で幕が上がりました。
(以下箇条書き:ちょっとあいまいです)
◆音は比較的良かったと思います(でもメタルのライブだからね)。B.がいつもより聴きやすかったですが、Vo.が聞き取りにくかったかな。2階席からだと、ひまわりやカメーンの動きもよく見えて楽しいですね。日比谷イベントのときはウルッと来てましたけど、今回は「解散」だとかあまり思い浮かばなかったです。今この瞬間を楽しんで、いつも通り暴れるだけです。
◆仕事の都合で間に合わなかったやまみーさんが「サイレン」の終わり頃に到着。ごくろうさまでした。「そこに、あなたが.....」は個人的にやまみーさんに贈りたいと勝手に決定。
◆白い衣装がよく似合う貴公子のいちゃんは、今日は新幹線の話はしませんでしたね。彼のMCは「汗」「湿気」「くさい」「アホになれ!!」の約四点に要約できます(笑)。彼がVo.を取る「ビール」を演奏しまして(カメーンがベースを担当)、サビの部分でピョコピョコとジャンプする際、膝がピコッと曲がるのが可愛かったなぁ。去年の武道館とは違って、ちゃんと最後まで唄いきっていました。
◆赤いエナメルが素敵なパンサーしゃん。ロングブーツじゃなくなったので動きやすそうですが、遠くから見るとロボットっぽいです。自己紹介がすごかった(^_^;)。俺様節が炸裂。「俺様がセクシーなギタリスト!」「俺様はナルシストだ。自分が大好き。自分を鏡で見るのが好き」「セクシーな俺様がヒーローになると、セクシーギターヒーロー!」で、「S.H.R.」になだれ込みます。この曲はすごく会場が盛り上がるから好き(^_^)。そういえばいつのまにか知らない振り付けが付いてたわ・・・。
◆「あんぽんちゃん」ことAnchangはズボンが下がり気味で困っていたようです(笑)。そのせいかアクションはちょっと押さえ気味でしたが、声は絶好調でした。あと、終始ニコニコしてたなぁ。「Fire」は途中で歌詞が吹っ飛んでました。
◆今年の暑中見舞いはAnchangを描くと宣言したので、動きやポーズを観察していました。変形ギターの時はボティのへこみを右足の太ももに押しつける感じで弾いていますが、レスポールに変わるとなんか妙ですね。個人的にレスポールの音は好みなんですけど。
◆裸族なひまわりさん。この人のドラミング好きだわぁ。テクニックや手数的にはもっと凄い人達を見てきていますけど、ノリっていうのか、とても気持ちいいです。毎回そんなこと言ってるな<ワタクシ。自己紹介MCで「イエーイ!」の掛け合いの後「Turrrrrr」と巻き舌でマシンガンの連射音を表現、観客にもやるように促しますが、さすがにノリの良いマシンガーさん達も躊躇。練習しておくように!とのお言葉を頂きました。が、がんばって習得します(^_^;)。
◆違うMCでひまちゃんが「人生から逃げたり隠れたりできません!」みたいな言葉が出て、Anchangもそれに賛同。「でも食べたり舐めたりは、いいんですか?」というつっこみで「足の先から、爪の先までなめ回してやる!」ってあいわからずエロいなぁ。「食べたいなめたい危険地帯」ではAnchang、立ちくらんでたらしいです。カシューナッツを貪り食え!
◆この曲のギターバトルのテンポをとりながら、ひまちゃんは立ち上がって観客を煽ったり、スティックをくわえたり、頭を叩いたりして、ボーッと叩いていることがありません。正に縁の下の力持ち、ロックドラマーの鑑です。
◆ベスト盤の初回プレスのみに入ってる「リサイクル」という曲は、パンサーさんがリードVo.を取ってるんですね(まだ買ってないので知らなかった)。のいちゃんよりいい声かもしれません(^_^;)。ちなみに彼はペットボトルのラベルを剥がして、ちゃんと洗って乾かしてから捨てるそうです。えらいぞ!「(ペットボトルについて)みんなもやれ、とは言いませんが、心に留めておいてくださいー!」とのMCに「ハーイ」と観客から返事が返ってくるとキッパリハッキリ「よろしい!」の一言。今日のパンサーさんのMCは切れ味が違う。
◆メンバー皆さん、そのベスト盤の発売日を知らなかったらしいです(^_^;)。
◆パンサーさんのMCで、観客の反応に気をよくしたのか、最後に一言「大好き」と添えたのがAnchangのツボに入ったらしく、「うわぁ、もう一回言ってみー!」と突っ込みます。で、各メンバーにも言わせます(^_^;)。のいちゃんは「アイシテマス」と濁声気味で、ひまちゃんは「大好きだよー」とエセ好青年風に。メンバーも観客もかなり照れくさいやり取りだ(^_^;)。そしてカメーンは「逃さない!!」「離さない!!」・・・・・・・・ハンカチが2枚必要なくらいウケました・・・。ストーカーですか(汗)。この後熱いカメーンのMCは続き、「BURN〜愛の炎を燃やせ〜」の前振りになりました。
◆2回目のアンコールの時だったか、AnchangがLed Zeppelinの"Nobody's Fault but
Mine"のフレーズをチラッと弾いていました。きっとCDとDVD買ったんだろーな(笑)。
◆ご当地ネタが入る「German Power」、「俺のケツからさいたまお」は無理があると思います、物理的に。
◆いつも「今日の公演はすべて終了いたしました・・・」のアナウンスをかき消すようにSMコールが起こります。この時アナウンサーが「早く帰れゴラァ!」ってキレたら面白いなぁ、といいながら会場を後にしました。
◆会場で「Heavy Metal Face」を購入。帰りの電車と家で一気に読みしました。ロック、ヘヴィメタルに対しての愛情に共感を覚えました。ロックとはインチキ!ハッタリ!いや、ちょっと違うかもしれないけど(笑)、私も真剣なインチキ野郎は好き。あと「バンドって大変なんだな」ということがよくわかります。美文ではないかもしれませんが、読みやすい文章でした。
■2003/08/04 中野サンプラザ(握手会)
「FinalAkusyu!!」って・・・(^_^;)。
考えてみればもうあと10日足らずでSex Machinegunsというバンドは消滅してしまうんですね。最初で最後の握手会です。前の日にAnchangにファンレターを書きました。「Heavy
Metal Face」の感想と、感謝の言葉。それと暑中見舞いを印刷したもの。いやチャレンジャーですね、ワタクシ。ファンレターを書いている間も勝手に一人で照れてしまい、書きたいことが全部書けなかったです。日本語なのに・・・。でもあまり長い手紙を書いても失礼ですね。
中野駅でいつものやまみーさんと待ち合わせ。久しぶりのサンプラザへと向かいます。会場の広場前ではイマイチ年齢不明の集団がだべりまくってます。でも意外と平均年齢高いかも・・・有料イベントだったからかな?
客入れの音楽は、いつものように懐かしの80年代ロック。Twisted Sister、Ratt、Skid Row、Mr. Big、Dave
Lee Roth(久々)、Winger(サンプラザで観たぜ)などなど。2曲くらい分からないのがあったんです。ある1曲のサビは「Rock'n'Roll
is All I need〜♪」みたいなことを唄ってたんですけど。会場の1階、6,7割ほどが埋まりました。
(第一部)
通販で発売されているビデオ「新居浜ライブ」のダイジェスト版を上映。とにかくAnchang万歳な構成でした。イルカツアーの後半部だったせいか、Noisyが死にそうな顔をして唄っています(^_^;)。音声と映像がちゃんとシンクロしていない箇所もいくつか。人文字(甲子園なんかでたまに観る、色パネルを持って字や絵を作ったりするアレ)はいつの間に練習したんでしょうねぇ。萬成さんの応援団員振りが面白かったです。故郷に錦を飾るって、こういう事なんだね。おいしいところを観ちゃった感じなので、買わなくていいか(おい)。
(休憩)
スタッフの説明によると、マーチャンのGジャンを買うと握手ついでに希望のメンバー一人からサインが貰えるとのこと。ナントマァ商売上手ネ、マーサさん。私の隣に座っていた人は購入していました。なかなか気合いの入ったパッチ付きGジャンです(\12,800)
。しかし着る場所はかなり選ぶなぁ(^_^;)。
(第二部)
いよいよメンバー達が登場。楽器を持たないメンバー達を生で観るのは初めてです。私もやまみーさんもカメーンが来るとは思っていなかったので、驚きつつも嬉しい誤算。そのカメーンさんってば意外と背が高い!?パンサーさんと同じくらいかもしれません。しかし顔の大きさが違うので、同じプロポーションに見えないのがミソですね。パンシャーさんってば本当に顔が小さいです。彼はライブではかなり濃いめのメイクをしていますが、今日はほにゃ〜んとした雰囲気。Anchangは「僕と握手したくない人もいるかもしれません。そういうときは手を出さないで、『こんにちは』と挨拶しつつ通り過ぎてください」と、いつものように憎まれ口を叩いています。ひまちゃんは前回(大阪?)の時と衣装が同じだったらしくAnchangに突っ込まれていました。他に着れるモノがなかったとかで「お前ら今、俺を哀れな目で見ただろ?実際俺は哀れだ!」とか言ってました。なんかあったんですか(^_^;)?そしてステージに用意された椅子に(向かって左から)パンサー、Anchang、のいちゃん、ひまわりの順で席に着きました。少し離れてステージ左側にカメーンが座っています。
手順としては、呼ばれたらステージ右横に並ぶ-->入場券回収(2度並ぶのを防ぐ為)-->プレゼント回収(各メンバー用の箱が用意されている)-->握手-->カメーンから今日の特典プレゼントを貰う-->退場という流れ。ステージを見ていると、Anchangにサインを希望する人が多いですね。なので順番的にパンサーさんが時折暇そうに、テーブルにひじをついてフニャフニャしてました。会場から「かわいい〜!」の声がチラホラ。まったくラブハンターな御方です。
私とやまみーさんは中通路すぐ後ろの席(13列目)に座っていましたが、12列目が立ち上がり、いよいよか!と胸を高鳴らせていると「メンバーの休憩を挟みますー」っだって。もう心臓がおかしくなりそうですよぅ。
5分の休憩を挟み、ようやく私たちの番です。各メンバーに対して言うことを色々考えてきたんですけど、たださえアガリ症なのにひまちゃんに「イエーィ!」と奇声を上げられ、、出鼻をくじかれました。頭が真っ白。本当は「貴方の叩くビートが大好きです」って言いたかったんだよう(T_T)。次ののいちゃんには声もかけられず、それでもにこやかに握手をしてくれました。Anchangには「本、読みました。すごく面白かったです」とかろうじて言えました。「あんな下手なのばっかりで、スイマセン」みたいな答えが返ってきました。ホッ。近くで見ると、ちょっと肌が焼けていましたね。次のパンサーさんでは「・・・頑張ってください」しか言えませんでした。あう、頑張ってないはずないじゃないか。バカバカ、ワタクシ。
で、最後のカメーンさんの頃には落ち着いて「オリジナルの活動も頑張ってください」って言えてんの(爆)。握手もしてもらえました。今日も仮面着用だったのですが、その下は優しそう目をしておられました。あと、普通に喋ってました(笑)。
なんとなく、楽器をやる人の手はマメとかで硬いんじゃないか、と勝手に想像していたんですが、皆さん柔らかくて温かい手をしておられました。
特典はプリクラ風メンバーのシールでした。プリクラ集めの趣味もないし、このまま手帳に挟んだままでしょう。ヒマワリのイラストに囲まれた眉ナシひまちゃんの笑顔が素晴らしく可愛いです。でへへ。
■2003/08/13 日本武道館
Anchangが作り続けた歌詞のメインテーマは「自分で動け!動かなければ始まらない!」ということでした。それが困難でも、周りの人に非常識だと罵られても、始めてみなければわからない。そのメッセージ通りに彼らは前向きな解散を選びました。
マシンガンズのライブの何がすごいって、時にはバンドを飲み込んでしまうくらい熱いファン達=マシンガーの盛り上がり方でした。ずーっとロックファンを続けてると、新しいものに対して「お手並み拝見」みたいな姿勢になってきてしまう。ならべく客観的な見地に立ち、評価しようとしてしまう。しかしこれは、何の為に音楽を聴き、ライブ会場に足を運んでいるんだろう?ラーメンを食べたくてラーメン屋に行くのではなく、世間と自分の舌のランクを測る為にラーメン屋に行くような感じではないですか?それは別にラーメンじゃなくてもいい。私がマシンガンズに行く理由は、勿論音楽が好きでファンになったのだけど、他のライブでは味わえない体験ができると知ってしまったからです。しかもファンが頑張ればバンドは本当に嬉しい反応を返してくれる。私が普段見るライブは洋楽が多いし、時には非英語圏のバンドやミュージシャンだったりもします。でも拍手や声援って言うのは万国共通なのに、それさえも遠慮がちな観客が多い時もあります(その理由が、自分が録音しているテープに雑音が入ることを嫌う為だ)。そんな中でマシンガンズのライブはとても印象的で、開放感と連帯感を感じる、不思議な空間でした。ファンが「対等に」バンドとライブを作り上げていく様を、私は他のコンサートでは見たことがありません。だから、都合がつく限り通いたかったです。
Sex Machinegunsとマシンガーとの最後の舞台。これは「全国大会決勝戦」です。そして私たちは勝ったと思います。
今まで無視してきた人、馬鹿にしてきた人、ざまーみろー!
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