Sex Machineguns

革命を起こすSexyでお茶目な男達。

 Sex Machineguns誕生は1990年。当時大学生だったAnchangはバンド名を結成前から決めていたたらしく、「セックスピストルズより凄い!」ということで マシンガンズにしたらしい。現在オリジナルメンバーは彼のみ。
 私がちゃんと彼らの活動を追い始めたのは2000年に入ってからですので、ライブハウス廻りや「対バンキラー」と言われていた頃はよく知りません。でも「対バンキラー」なんて言われていたくらいですから、演奏はもとより、パフォーマーとしてもずば抜けていたのでしょう、きっと。

 彼らの魅力はなんといってもライブにあります。硬派なメタルファンが覗いたら、女の子達がパラパラよろしく同じ振り付けを踊っているのに後ずさりしてしまうかもしれません。でもこれは「ライブに参加したい」というファンとメンバーの気持ちの表れです。「叫んだりアホになるのは、外でやったら犯罪やけど、ホールの中ではなにも言われないんじゃー!」とNoisyもよく言っております。腕組みして突っ立てるより楽しいでしょ?
 肝心の演奏は「よくあんな振り付け踊りながら演奏できるな〜」といつも感心してしまいます。フォーメーションを組んでバンギングしながら速いリフやブレイクを着実に決めていく様子は爽快です。(時々走るけど愛嬌愛嬌)なによりAnchangのギターの腕前は日本、いや世界のメタル界でもトップクラスでしょう。"みかんのうた"、"ファミレスボンバー"、"TEKKEN II"など、イロモノとしか思えない歌詞にもめげず聴いていけば、伝統的でありながらアイデアに満ちたヘヴィ・メタルが耳に入ってくる。音は意外と硬派なんですよ。

 
2003年8月13日、たくさんの涙と笑顔を共にして、第三期Sex Machinegunsは日本武道館公演を最後に解散しました。

 第三期Sex Machineguns最終メンバー:
Anchang(vo.&g.) 歌うぞ弾くぞ!すごーい策略家リーダー。ちょっと気分屋さん?
Noisy(b.&vo.) みんなに活力と脱力を与える特攻アニキ。実はかなり美人。格闘技修行中。
Clutch.J.Himawari(dr) 名前の由来は W.Axl Roseをもじったとのこと。眉無しだけどヒゲが濃い(笑)裸族。
Circuit.V.Panther(g) 細くて無口なギャンブル兄さん。ナルシスト(笑)。
ライブのサポートにCrazy Horse Kameen(synth g.) 朴訥でいい味出しまくりのキャラ。

・・・・2004年4月、早々に復活してやがります。早すぎねーか?(笑)
 第四期Sex Machinegunsメンバー:
Anchang(vo.&g.) プヨッ腹にも貫禄がつきましたね。
Circuit.V.Panther(g) ちょっと観ないうちに兄貴キャラになっていた、セクシーギタリスト。
Speed Star Sypan Joe (ds.) 奇天烈な語り口調と高速ツーバスに翻弄されてみよ!
Samurai.W.Kenjilaw(b.) SSS.Joeの弟子らしい。まだライブ慣れしていないようだけどベースの腕前は確かです。


詳しくはこちら:http://www.sexmachineguns.com(バンド)
       :http://marsa.ne.jp/(マネージメント)
NOYSYとHIMAWARIが新しく組んだバンド、DUSTER-3のサイト:http://www.dustar3.com/
HIMAWARIがLAのミュージシャン達とコラボした作品:http://www.recipro.jp/html/cmmf.html

ESPのHP:http://www.espguitars.co.jp/
(トップページからMusician's Galleryに入ると、Sex Machineguns Guitar Galleryがあります)

参考資料:
ヘヴィ・ロック・クロニクル/音楽出版社刊
東芝EMIのHP


('01.12.07.もも)
('04.09.19.追記)
【〜私はこうしてマシンガーになった〜】


(*持ってる物だけコメントを入れます)
☆Live Fire (marsa MRSC-0001) '97

☆Sex Machineguns (TOSHIBA EMI TOCT-10469) '98
メンバーはAnchang(vo.&g.) , Noisy(b.&vo.) , Sussy (g.&vo.) ,Speed Star Sypan Joe (dr)(現・DaseinのJOE)
 メジャーデビュー作。音だけ聞くとかなり正統派HMをやっています。

☆Made In Japan (TOSHIBA EMI TOCT-24258) '99
 
Speed Star Sypan Joeがヘルニアのためにグループを離脱。ドラマー不在のままレコーディングされた。そうる透が「210でツーバスを踏んだのは初めて」と言っていた"ONIGUNSOW"はじめ、前作よりモダン・ヘヴィネス色が強くなる。実験的な要素が多いが似たような曲も多く、ちょっと未消化な印象を受ける。なにしろ音が悪いのよー(^_^;)。その中で"エステティシャン"の独特の歌詞とオリエントな音階が際だって聞こえる。

☆Barbe-Q★マイケル (TOSHIBA EMI TOCT-24546) '01
 友人に「懐かしの洋楽を聴いてるみたいー」という感想をもらい、何なのだ?と彼女にCD借りて聞いてみると、なるほど納得。2曲目"みどりのおばちゃん"のイントロと歌い出しがStryperの曲にソックリだった(^_^;)。聞き続けていくと、Metallica、Black Sabbath、Testament、Motley Crue、Arch Enemyなどなど、聴いたことあるようなリフやらメロディーが。"全国大会"のAメロの後に「米はうまいな〜」と語りを始めたくなってしまうのは私だけか(笑)。むー開き直ったか。音質も前作よりはマシとはいえ、奥行きのない感じ。最初はあまり良い印象がありませんでした。
 しかし何度か聞き返すうちにすごく好きになってしまったのです。全体通してテンポよく聴ける構成もさることながら、中でもアルバム収録以前からライブで演奏されていた"フェロモン"がとにかく気持ちがいい。ミドルテンポをきもちよ〜く叩けるドラマーって貴重ですね。そして"Fire"。前作に収録されていたら埋もれていたかもしれないスピードナンバーだけど、バラエティに富んだ内容の今回ならば硬派な曲代表としてアクセントになっています。カッコイイです。どこかで聴いたことあるメロディーも、耳を曲に引き込むフックとして有効に働いていると思いました。(人によっては嫌がると思うけど。)あ、CDはちゃんと買いました。
 今作を最後にSussyが突然の脱退(T_T)。

☆Burning Hammer (TOSHIBA EMI TOCT-24658-59 (初回限定版) '01
           (TOSHIBA EMI TOCT-24660 (通常盤)'01

 通常盤を武道館にて購入。初回盤は"みかんのうた"のスタジオヴァージョンが付いているそうです。
 ライブアルバムといっても、1公演まるまる収録したものではありません。スリーブに記載はありませんが、数カ所の公演を編集してます。Rushもそういうライブアルバムを作っているので特に文句無し。編集にまったく不自然さがなく、MCやSMコールまで入っているという素晴らしさ!わかっていらっしゃる。不満を言うなら、もっと収録曲が多くてもいいのではなかったかと。(すると2枚組か^_^;)
 いつもマシンガンズのアルバムを聴くのに気になってしまう音質ですが、これは良いぞ。ライブだからノイズが入って当たり前だけど、重さがあるのね。なによりライブバンドたるタイトな演奏と会場の熱気が伝わってきます。部屋で聴いていて、思わずフリ踊っている自分がいます(笑)。
 選曲はベストソング的だし、友人をマシンガンズのライブに誘いたいときは、まずこのアルバムを聴かせるといいのではないでしょうか。私はこれからそうします。

☆IGNITION (TOSHIBA EMI TOCT-24870) '02
 最初から気持ちよくマシンガンズのアルバムを聴けたのは初めてです!ライブで3曲ほど新曲を聴いて「今回はヘヴィそうだな」と構えていたのですが、音の良さのおかげで「重さ」がとても気持ちいいです。
 インタビューで読んだ話ではCircuit.V.Pantherがソロの殆どを弾いたらしいです。そのせいかスマートな洋楽HM色がより強くなり、逆にAnchangの日本語が浮き立っている感じ(恥ずかしいジャパメタ臭も少し)。"圏外なわたし"はAnchangにしかかけない歌詞ですねぇ。"野獣になりたい"は笑っちゃったけどな(笑)。「正統派HM」にこだわらない曲作りという点では、前作の路線と同じで、華やかさでは前作の方が上だけど、色んな曲を聴いて研究してるなぁと思いました。なかでも"日曜日"最高っす。"フェロモン"、"エステティシャン"路線が好きな人は気に入ると思います。
 "サザエさん"の注釈が気になりますねぇ。注釈がないと分からないくらい「サザエさん」スタッフ及び「提供:東芝」は頭悪いのか?あ、そうか!CD発売元じゃん(笑)。
 内容とは関係ないことですが、はじめてコピーコントロールCDを買いました。プレステとかパソコンとか普通のCDプレイヤー以外で聞こうとすると、不具合が起こるかもしれないそうで、うっとうしいですね。こんな機能付けても、やる人はどうやってもコピーすると思います。(Anchang的にはどう思ってるんだろう?)
(2002.12.10追記) CCCDにはコピーを防止するための特殊な信号が混じっているため、音質が悪くなるという話を聞きました。じゃぁ今回、もっと良かったの?

☆『マシンガンズの集い』ザ・ベスト(TOSHIBA EMI TOCT-25063:初回限定盤) '03
                 (TOSHIBA EMI TOCT-25064:通常盤) '03

☆to the future tracks 〜〜未発表曲の集い(TOSHIBA EMI TOCT-25083) '03


(*品番が二つあるのは、シングルの形態が変わったからです。前者はいわゆる短冊と呼ばれていたシングルCDタイプ、後者はマキシシングルと呼ばれるタイプ)
☆HANABI-la大回転 (TOSHIBA EMI TODT-5135 / TOCT-4296 ) '98 
☆BURN〜愛の炎を燃やせ (TOSHIBA EMI TODT-5198 /TOCT-4297) '98
☆TEKKEN II(TOSHIBA EMI TODT-5256 / TOCT-4298 ) '99
☆みかんのうた(live) (TOSHIBA EMI TODT-5291 / TOCT-4299 ) '99
☆ONIGUNSOW(TOSHIBA EMI TODT-5340) '99
☆愛こそすべて(TOSHIBA EMI TODT-5391) '00

☆S.H.R (TOSHIBA EMI TOCT-22130) '01
 ラップ調の歌い出しから男の地響きコーラスに至るラストまで、手に汗握るライブ向きの曲。でもそんなに演奏してなかったような。
収録曲:S.H.R.(Sexy Hero Revolution)
    スパイだー作戦!
    Secret Killer(live)

☆大漁 (TOSHIBA EMI TOCT-22170) '01
 ジャケ写真のインパクトが素敵だが、中のパンダの生首ボートもなんかすごい。
 このシングルでやっと"German Power"の歌詞が全部分かりました。けつから・・・痛そう(笑)。"さよなら、まぼろし"はライブで演奏済み。メロディアスなHMナンバー。"マイマイ"はなんとなくSteve Vai在籍時のAlcatrazzを彷彿させます。"洗濯してね"はほのぼの。初回限定ヒゲシール、もらって嬉しい人はいたんでしょうか、微妙です。
収録曲:German Power(live)
    さよなら、まぼろし
    マイマイ
    洗濯してね

☆そこにあなたが…(TOSHIBA EMI TOCT-4349) '02
☆爆走ロック (TOSHIBA EMI TOCT-4373) '02
☆世直しGOOD VIBRATION (TOSHIBA EMI TOCT-4407) '02


☆Into The Fire(marsa MRSV-0001) '97
☆Born Of Fire (marsa MRSZ-0002) '97
☆みかんのうた HELLthy set (TOSHIBA EMI TOZT-3005) '99

☆ヴィデオSEX (TOSHIBA EMI TOVF-1344) '00
       (TOSHIBA EMI TOBF-5118:DVD) '02
 ビデオクリップにも彼らならではの笑いとホラーセンスが満載。なんで全身タイツの男がルームランナーで全力疾走したり餅ついたりしてるのさー!?特に"TEKKEN II"のかっこいいショットとのギャップがすごいです。"JAPAN"は初武道館のライブから。荒々しくパワフルな演奏が楽しめます。この頃のAnchangの髪型が好きだ〜。
収録曲:Burn〜愛の炎を燃やせ〜
    TEKKEN II
    みかんのうた
    ONIGUNSOW
    HANABI-la大回転
    JAPAN (live in Tokyo)

☆SM SHOW 2 (TOSHIBA EMI TOVF-1387:VHS) '02
       (TOSHIBA EMI TOBF-5119:DVD)

☆ヴィデオSEX 2 (TOSHIBA EMI TOVF-1400:VHS) '02
        (TOSHIBA EMI TOBF-5180:DVD)

☆SM SHOW 3 (TOSHIBA EMI TOVF-1406:VHS) '03
       (TOSHIBA EMI TOBF-5194:DVD)

☆SM SHOW Finale (TOSHIBA EMI TOBF-5248-49:DVD) '03
準備中



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レポートと言うより備忘録です。

2002/04/28 武道館 Anchangバースデーライブ
2002/08/18 東京ビッグサイト西駐車場 特設ステージ
2002/10/21 ソニックシティ大宮
2002/12/09 市川市文化会館
2003/02/20 NHKホール
2003/05/03 日比谷野外音楽堂
2003/06/24 ソニックシティ大宮
2003/08/04 中野サンプラザ(握手会)
2003/08/13 日本武道館

2004/09/14 中野サンプラザ