MEMORIES OF 1989

【イントロ】
 個人HPを立ち上げて早10年が経った。今は余り更新することが無くなってしまったし、今となっては分かりきった情報、嘘情報(笑)もあるが、他で見つからない情報が少々存在するので、個人的にもこのHPは便利に使っている。10周年を記念して?1999年について書こうとしたのだが、ぱっと思いつく物がなかった。そこで、その更に10年前、すなわち20年前の音楽シーン、というかHR/HM/Prog.シーンに個人的にどう付き合っていたか記憶の限り書いてみたいと思う。
(09.05.12.)



(しぶが1989年に発行されたBURRN!誌とMARQUEE誌を見ながらチャット進行)

もも:1989年は平成元年かぁ。何かがシフトしたんだな。

もも:1989年、高校生でしたねぇ。中学校の時は、洋楽を聴く友達がほとんど居なくて腐ってたんですが、高校に上がった途端いきなり増えてウハウハだったなぁ。高校の入学祝いにベースを親に買ってもらって、ブイブイ弾いてました。
しぶ:1989/1月月号BURRN!より。GUNS N' ROSESの来日特集。この時のGUNS N' ROSESは、ファンでなくても凄いなと思った。事件だった。確かフォトセッションでSlash立ったまま寝ていたという伝説が。
もも:GUNSはすごい人気だったね。学校の教室のポスター貼ってあったモン。私はLA GUNSの方が好きだったが。
しぶ:W.Axl.Roseの目が野心でギラギラとしているのが印象的だね。今では想像できない。
もも:たまにBURRN!の表紙になったのを見ても「誰?」って感じだもんなぁ。(爆)あとはモトリーとか、Bad Boy系のファンが多かったな。
しぶ:BURRN! 10月号、5 Anniversary Message from Burrning Star、W.Axl.Roseのメッセージ「いろいろありがとう!」今となっては信じられない。
もも:Axlも普通にいい人な時があったんだね。


しぶ:1989年。この年は個人的には激動の年だった。'89の春から田舎から関東へ住むようになり、今まで以上に音楽の洪水に晒される身となった。今まで雑誌の記事を読むだけで想像していた来日公演というものに行けるようになり、今のネット時代には信じられない事だと思うが、普通に「輸入盤」というものを買える環境になったというのも大きかった。そしてまたまた昔の想い出だが、とうとうCD Playerを購入した年だった! それまでは徹底的にアナログ盤に拘っていた。何せデジタル時代到来とされたQUEENSRYCHEの「Operation: Mindcrime」を日本盤LPで買っていたくらいである。ハードもそこそこ高かったので相当の決心があった。例えば'88〜'89年末年始に発売されたRUSHの「A Show of Hands」やMARILLIONの「The Thieving Magpie」が日本盤LPで発売されなかったのだよね。これはショックだった。輸入盤LP入手するの苦労したもの。仕方なくCDに移行したのだった。(明らかに何かからコピペ調)
もも:私はCDで買ったよ。初めて買ったCDだったかもしれない>Mindcrime 高校生になって、ライブへ行くことが解禁になったので、4月に早速行ったですよ。DOKKEN。音がでかくて、何やってたかよく分からなかったし、後で雑誌を読んだら評判悪いしでさんざんだったけど、でも記念すべき公演だったなぁ。個人的に。(註:このライブは1988年)
しぶ:QUEENSRYCHEの「Operation: Mindcrime」が最初のCDとは良い買い物ですね。(^^; その後の人生を左右してしまったのか?良かったのか悪かったのか判断難しいね。
もも:まぁ、VOIVODよか王道だよね。
しぶ:過渡期にあったDOKKEN?当時田舎にいたので記事読んで大変な状況なのだなぁといった印象でした。
もも:Jeff Pilsonがかわいそうだったよ。結局脱退して、今はFOREIGNERだよな。
しぶ:DOKKENと言えば、私は「Tooth and Nail」かねぇ?「Back for The Attack」も異様なトゲトゲしさがあって個人的には好きだが。
もも:そうだね、「Tooth and Nail」と「Under Lock and Key」は名作でしょ。私が行った来日の前に出た「Back for The Attack」は良い曲とだめな曲の差が大きいと思う。"Dream Warriors"はいいよ〜。あと、この頃CDでリリースするのが普通になって、作品の長さを自慢するのが流行ってた気がする。DEF LEPPARDの「Hysteria」とかさ。
しぶ:それが間違いの始まりのような気が。>CDの収録長さ。
もも:そうだね。今はCDの収録時間めいっぱい、しかも2枚組とかあるからなぁ・・・


【Heat Beat Live '89】
しぶ:ちょっと戻るけれど、オレ、'88年末に東京の親戚を頼って東京ドームのカウントダウンLive見に行った。
もも:みたみた。私は元旦の日に行って、KINGDOME COMEの時お客が少なくて悲しかった(T_T)
しぶ:東京ドームでのLiveのハイライトはKINGDOME COMEだね。
もも:Bon Joviもよかったよ。楽しかったし、一応曲知ってたし。一番盛り上がってた曲がSTONE FURYの曲だったよな(^_^;>KINGDOME COME
しぶ:今、チケット調査したところ、正確な名称は「Sanyo Heat Beat Live '89 in Big Egg」。出演バンドはBON JOVI / RATT / KINGDOM COME / BRITNY FOX。
もも:カセットテープのaxiaのイメージキャラクラターだったよね>BON JOVI
しぶ:そうだったね。ドームでの合唱凄かった。オレは歌えなかったけれど。STONE FURYの"Break Down The Walls"を聴けた事とマイコー富岡の「メタルのみんなは英語でカウントダウンできるかな?」が一番印象に残っています。以上、Sanyo Heat Beat Live '89の話し終わり


このメンツで7,000円ってスゴイお得


【TESLA / The Great Radio Constroversy】
しぶ:'89と言えば、TESLAの「The Great Radio Constroversy」、ももぢの愛聴盤だね。オレはまともに聴いていないけれど。"Love Song"は流石に知っているかもしれない。
もも:うん。あの頃ロックのPVを流す番組がいっぱいあって、"Heaven's Trail"って曲が流れたの。ストレートなハードロックとも違うブルージーなイントロで、スライドを多用したギターソロも印象的だったし、とにかくカッコよかった。それでCD買ったです。"Love Song"は普通に良い曲ですね。あの後、アンプラグド人気で、バンドがおかしくなっちゃったよなー。Frank Hannon(G)が、当時ふわふわした金髪で、昔のPlantみたいだったのも、ヴィジュアル的に○ですた。
しぶ:ちょっとハスキーすぎるJeff Keithがクセがあって、その辺が好みを分けていたような気がする。今改めて聴いてみてそう思った。
もも:そうだね。当時よくEric Martinと比べられてたけど、私はJeffの方が好きだな。テクスチャーがあって。Ericは、私にとってはスムースすぎた。


【Super Band / Project】
しぶ:'89と言えば、Jake E.LeeのBADLANDS、John SykesのBLUE MURDER、そしてちょっと遅れてPaul Gilbert/Billy SheehanのMR.BIGの当時スーパーバンド/プロジェクトと言われた3バンドが非常に話題になったね。
もも:この3つで、まともに聴いたのはBLUE MURDER/sameだけだな。
しぶ:先陣を切ったBADLANDSはセンセーショナルだったが音が渋くて地味だった印象。今聴いてみるといいかも?
もも:BADLANDSは、高校生には渋すぎでした。今聴いたらいいかもなぁ。JakeってOzzyの頃のイメージがあったから、トリッキーなギターを期待しちゃったんだよね。みんな「SykesのVo.は大丈夫なのか?」って心配してなかったっけ?
しぶ:BLUE MURDERはJohn SykesがVo.っていうのでみんな心配していたのに、想像以上に歌えていたので衝撃度が増したと言った印象。取り敢えず、しぶの'89 Best Albumのエントリーの一つ。
もも:"Valley of The Kings"は壮大でかっこよかった〜。私もエントリーしておこう。
しぶ:音質は妙に詰め込みすぎている印象で、あまり良くないけれども、曲が素晴らしい。"Valley of The Kings"は名曲。"Jelly Roll"もいいよねー。SykesのVo.が良い。WHITESNAKEでしっかり勉強したと思うね。(^^; BLUE MURDERの作品としての音質は2nd「Nothin' But Trouble」が良いと思う。
もも:2ndは、ぎらぎらしてて聴くのに疲れた印象があるなぁ。(1stを聴きながら)うーむ、かっこいい。こういう雰囲気ある曲って、今少ないよなぁ。テクニックは進歩しても、官能的じゃないんだよ。
しぶ:音質は好みの問題かね?今2nd聴き直すと印象変わるかな?押し入れの中にあると思うのですぐには発掘できないけれど。
もも:(笑)
しぶ:艶があって良いね>BLUE MURDER。"Jelly Roll"は軽めのTHIN LIZZYだね。今聴いてみると。(^^;
もも:んだな。さりげなくストリングスの音入ってたんだな。
しぶ:で、再結成したMR.BIGの1stが7月にリリース。初来日公演はチッタで何と¥4500だったよ。
もも:半額!当時としても、4,500円でこのメンツを見るのはお得だよなー。(画像右)
しぶ:今、BURRN!のCross ReviewのMR.BIG / sameの曲順見ているけれど、全然違うね。1曲目が"Take A Walk"で"Addicted To That Rush"が6曲目だ。アドバンスド・カセットの曲順なのかな。最終的な曲順の方が正解だね。
もも:"Take A Walk"という曲は知らないが、"Addicted To That Rush"は、オープニングの景気づけには良い曲だよね。
しぶ:そうだね。


【IT BITESとDREAM THEATER】
しぶ:で、4月、とうとうしぶが関東へ住むことになった。そこで最初に買ったCDというのがDREAM THEATERの「When Dream and Day Unite」。実にいい買い物をしたと我ながら思う。人生の誤りの一つとも言えるけれど。(^^;
もも:DTの1stは、兄の友達がはまってて、これと一緒にRAGEの「Secrets in a Weird World」とWATCHTOWERの「Control and Resistance」をカセットにダビングしてくれたです。昔からマニアな人に囲まれてたんだなぁ・・・WATCHTOWERは、Voがオッペケペーすぎてちょっと…、でした。DTも、当時の私には複雑すぎたなぁ。というわけで、RAGEにはまったのです。
しぶ:強引でねじ伏せるような展開。DREAM THEATERは衝撃だった。そして、これじゃ売れないまま解散の道を辿っても仕方がないとも思った。(^^;
もも:うん、強引。(笑)ただ、こういうバンドも頑張って欲しいなーとは思ったです。
しぶ:MARQUEE Vol.32の川上師匠のプロレス技を交えたReviewが当を得ていた。(笑)
もも:ブレーンバスターってどんな技ですか(^_^;)
しぶ:ためるほどに威力が増すような技だったような...?何故かはよく分からないけれど。ゆったりなので余り格好は良くないと思います。(^^;

しぶ:更に、新宿Unionの途中で立ち寄った紀伊國屋書店でまた道を踏み外すのです。Euro Rock泥沼世界の誘い、MARQUEE誌。これも衝撃だった。(^^;
もも:ワタクシが道を踏み外したきっかけは、同人誌「まじ・のわーる」。VOIVODがメインの同人誌って、これしかなかったと思うぞ。この同人誌に出てきたバンドは、よく聴いたモンなぁ。CANDLEMASSとかNUCLEAR ASSAULT、KREATOR・・・間違いなく、B!誌より絶大な影響を受けたぞ。
しぶ:IT BITESの最高傑作「Eat Me in St. Louis」がリリースされて、日本盤、アメリカ盤、イギリス盤、全部フォーマット違って大変なことになるのだけれど。
もも:IT BITESは完全スルーだったな。MTVで"Still Too Young to Remember"のPVが流れていたのを覚えてるくらい。みんなお花持って揺れてたよ
しぶ:"Still Too Young To Remember"は超甘ソングだね。この曲だけ異色。好きだけれど。(^^;
もも:あぁ、そうか。私ピーガブさん系の声、ダメなんだよ。
しぶ:え、そうなの?Francis Dunneryってピーガブ系なんだ。何か新鮮。(^^;
もも:私はそう感じたんだが。しかしGENESIS自体たいして聴いてないから、全然違うかもしれない。まぁ、Francisの声はちょっと苦手だ。苦手大杉だな、ワタクシ。
しぶ:ルックスの割には意外に野蛮な声?
もも:そうだね、結構野暮ったい。見かけがRaymond Weston (ECHOLYN)みたいだったら聴けるのか、と言ったらそれは違う気がするけど(笑)
しぶ:濁っているのか?声が。(^^;
もも:もごもごしてる


【CANDLEMASS/Ancient Dreams】
しぶ:CANDLEMASSは2ndの「Nightfall」の衝撃、Messiah Marcolinのルックスでダブルの衝撃だったので私にとってのCANDLEMASSは'87頃ですね。
もも:私は「Ancient Dreams」からです。多分ラジオで"Darkness in Paradide"を聴いたのがきっかけで、ルックスは全然知らなかった。まこちゃん、キャラとしてはおいしいよなぁ。
しぶ:取り敢えず、Robert Loweでも全然構わないので来日祈願です。(^^;
もも:あの朗々と歌うヴォーカルスタイルは、当時なんか新鮮だった。うん、来日希望。Loud Parkあたりでよろすく。


【W.A.S.P./ The Headless Children】
しぶ:で、実は隠れた名作としてW.A.S.P.の「The Headless Children」というのが有るのですが。
もも:わし、全然聴いてないです。Lawlessさんのヴォーカル、辛いです。
しぶ:確かにね。Blackie LawlessのVo.は好みを分ける。
もも:Glenn Hughesに歌ってもらったら聴くかもしれない(ヒドイ)。音は嫌いじゃない。
しぶ:Ken Hensleyが参加っていうのでちゃんと買ったのだけれどね。(^^; すげぇ良くてびっくりしたの。正直「The Crimson Idol」よりも好きだな。
もも:POWER ROCK TODAYあたりで盛り上がってたような記憶があるけど・・・"The Real Me"のカヴァーって、いつ?
しぶ:'70sの良さと'80sの良さが見事に融合した作品。”The Heretic”や"Thunderhead"なんて鳥肌物。再評価願います。>マニアな方々。(笑)"The Real Me"はその「The Headless Children」です。でも、そのカヴァーはまぁまぁ。(^^;
もも:そうか(^^;


【バンド・ブーム】
もも:高校の時、メインには洋楽だったけれど、筋肉少女帯のファンになった、というのは大きかったなぁ。邦楽バカにしてたからね。当時はバンドブームで、クラスに何人かはギター抱えてた時代でありました。あのころヴィジュアル系が出てきたんじゃないだろうか。
 筋肉少女帯は'89年に「猫のテブクロ」というミニアルバムを出しています。ギター+キーボードからツインギターに編成を買えて復活した作品ですが、私はここからリアルタイムなので、実は三柴さんにあまり思い入れない(^_^;。いや、すごいとは思うんですよ。そうそう「日本印度化計画」はこのアルバムだ。しかし、このアルバムの神髄は後半"Picnic at Fire Mountain"から"月とテブクロ"にかけての物語なのだよ・・・はやく止めてよ(笑)
しぶ:筋少は私完全にスルーでした。ももぢから聴かせてもらって、いいなと思ったです。安紀さんのコーラス入りの作品が良かった。
もも:何聴いたんだろ、「月光蟲」かな?「夜歩くプラネタリウム人間」?
しぶ:「月光蟲」だ。これは名作だね。
もも:うん、これは名作。前作「サーカス団、パノラマ島へ帰る」で、インディーズ時代のアイデアを全部出し切っちゃったから、バンドとしても勝負どころだったと思う。筋少と言えば、横関さんも一時期在籍してたけど、彼のソロ「Dinosaur」も89年ですね。ジェットフィンガー。あと、これは後追いなのだけど、ユニコーンの「服部」。「日本のロック100選」などあったなら、筋少の作品と共に推薦。
しぶ:「Dinosaur」は未聴かも。後で聴きたいと思う。ジェットフィンガー横関さんのプレイは好きだ。


【ANDERSON, BRUFORD, WAKEMAN & HOWE】
しぶ:ANDERSON, BRUFORD, WAKEMAN & HOWEという後追いYESファンとしてはこのプロジェクトは素直に嬉しかったね。"Quartet"ってTVの天気予報だったかNews番組でOn Airされていた気がするけれど。('90に入ってからのTV)
もも:お、プログレに行ったか。
しぶ:まさか、その後の8人YESとか世襲制になるとか、誰も予想だにしない展開になるとは。
もも:16歳のワタクシはまだプログレに会っていません。YESは「ロンリーハート」な人たちだった。もう少し後のになって、PINK FLOYD聞き始めるけど、いきなり「The Piper at The Gates of Dawn」とSyd Barretにそれちゃうからなぁ。むしろサイケだ。
しぶ:90125 YESだす。ワシも。
もも:あぁ、えーと、その前にCAMELの「Moonmadness」買ってるな。話の本筋とは全然関係ないけど。
しぶ:ABW&Hとクレジットで外されているTony Levinでの来日、スモークで涙したし。
もも:ただ、筋少の太田さん(Ds.)がBill Brufordが好きとか言ってたので、興味はあったよ。でもKING CRIMSONを選んでしまった。スモークで涙したの?
しぶ:
CAMELの「Moonmadness」は勢いがあるRockアルバムの名作。
もも:あのドラムはロックだ。>Moonmadness
しぶ:スモークが凄く雰囲気があっていろいろな思いが交錯して感情が高ぶったの。(^^; SUNN O)))とは状況が違います。
もも:
ゲラゲラゲラ。SUNN O)))とはショーのスケールが違うからなぁ。


【Ozzy Osbourne / No Rest for the Wicked 】
もも:あー。この年Ozzyが来日してるんだな。「No Rest for the Wicked」('88)のツアーかな。このアルバムは結構聴いたなぁ。ギターリフが面白かった。
しぶ:Ozzyは引退Tour(実は大嘘だった)を見に行ったくらいかな?
もも:それは次のアルバムだね、「No More Tears」。オレの涙を返せ。紅顔の美少年が、実はワイルドな酒飲みだったことが露見した来日公演なり。>'89年
しぶ:Zakkは今思うとその風貌で正解。正直にあるべきだ。(^^;


【Alice Cooper / Trash】
しぶ:Alice Cooperの起死回生作「Trash」も凄く良かった。おお、ド・メジャーな話題。(^^;
もも:メジャーすぎてついて行けない(笑)
しぶ:来日公演も行ったもの。その時、後のDream Theaterに加入するDerek Sherinianが来ていたしね。(^^;
もも:うちにヘロヘロになったTシャツがあったねぇ。>Alice あの時は、後にWingerに入る人もいた気がするんだが。ポール・何とかさん
しぶ:アレは今実家だね。流石にもう着られない。It Bitesの初来日のTシャツも実家だなぁ。ちょっと今後悔。(^^;
もも:あ。Paul Taylerか。でもその時はいなかったかも。


【FAITH NO MORE / The Real Thing】
しぶ:"Epic"という曲は覚えている気がする。ジョージ吾妻さんじゃ、多分Review大変だったろう。(^^; 私も当時スルー。ももぢの'89のBest Albumの一つだよな。分かる。(笑)
もも:FNMのファンじゃなくて、このアルバムのファンです。高校の時は結構硬派なメタルファンだったから、ラップなんてキライ、と思っていたんだけど、"Epic"のPVの印象が強くて。アルバムを聴いてみたら、ちゃんと曲を演奏してたんで驚いた。ラップな人たちは、曲とか楽器を疎かにしていると思ってたから。このあたり、ミクスチャーメタルの走りだよね。最後の"Edge of The World"を聴いて、あ、Mike Pattonはまともに歌える人なんだと思ったし。
しぶ:タイトル曲はプログレ。これは名曲(今更(笑))。ベースライン、ドラムのカウントとギターアレンジ。最高だ。
もも:アイデアがメタルから自由なところから来てるからいいよね。
しぶ:そうだね。
もも:なにげにBLACK SABBATHのカバーも入ってるし。
しぶ:インストの"Woodpecker from Mass"これ、カッコイイ。
もも:20年目にしてやっと思い知ったか。
しぶ:思い知りました。m(__)m


【DBC / Universe】
しぶ:カナダの隠れた名作。当時正統に評価されていたのは唯一MARQUEEのVol.34の古田師匠の記事だね。
もも:DBCって初耳です(^_^;
しぶ:「螺旋状に絡むツイン・リードの特異なリフ作りがすでにコンセプトたり得ている。ヴォーカルがメロディレスなのはリフの洪水を目のあたりにすれば納得。今どき珍しくロールを所々でのぞかせるドラマーは異様に上手い。」
もも:あぁ、そのMARQUEEの記事はすごいね。いち早くVOIVODに注目してるし。
しぶ:流石だね。私はDBCのds.が好き。
もも:おー、あとで聴こう<DBC
しぶ:プログレ・メタル/変態メタルマニアで持っていない人は血眼になって探せ!>MARQUEE Vol.34(画像右)
もも:これはワタクシも納得なり。しかし売ってるかな?(^_^;。あ。HELLOWEENのジャケは間違えてるぞ。
しぶ:VOIVOD, MEKONG DELTA、そして私の人生を更に狂わせたWATCHTOWERが大々的に掲載されている。私のバイブル。(笑)CORONERもあるし、ほぼ完璧な内容。(笑)
もも:VOIVODの「Nothing Face」はまだー?


【RAGE / Secrets in A Weird World】
しぶ:"Invisible Horizons"。個人的には私はRAGEは後追い。「Trapped!」「The Missing Link」世代。(笑)
もも:これはハマりましたねぇ。"Invisible Horizons"に一聞き惚れっす。私はここから「Trapped!」まで。「The Missing Link」も聴いたけど、なんかダメだった。ギタリストが替わったのってその頃か?当時はHELLOWEENが大好きで、ジャーマン=スピードメタルみたいなイメージがあったけど、このバンドは少し違ってたね。スピード感もあるけど、ひねりがきいてる。"Without A Trace"って9分台の曲にも挑戦してるし。>Secrets in A Weird World。
しぶ:ギターが替わったのは「Black in Mind」で、4人編成に。一応この編成でのLiveも見に行ったけれど...。トリオというのが良かった。
もも:うん、トリオ編成というのは、なんか魅力があるな。PeavyのVo.に好き嫌いが分かれるよね、このころのRAGEは。
しぶ:個人的にはLiveに足を運ぶ度にどんどん離れていったような気が。(^^; ちょっと普通のGerman Metalと違った妙な展開が魅力だったから聴けたのかな?
もも:BLIND GUARDIANの3rdあたりは聴いてたけど、もういいや、って感じになった。HELLOWEEN自身も「Pink Bubbles Go Ape」でそこから抜け出してるしね。
しぶ:しかし"Invisible Horizons"は本当に今聴いても名曲だ。
もも:いいんだよ。しみじみ。


【SHARK ISLAND / Law of The Order】
しぶ:ももぢのBest Albumの一つだね。
もも:Richard Black様!!!!!これは今でも聴くもんなぁ。キャラ的にはポストDon Dokken的な感じがあったけど、音楽性は違うね。もっとねっとりしてるし、チームプレイに徹してるし。「官能的」とか「妖しげ」とか、Rockのいかがわしい雰囲気を残しつつも、楽曲が堅実で、カヴァー曲のセンスが面白いんだよね。Freetwood Macの"The Chain"
しぶ:オレ持っているけれど、あまり聴いていないなぁ...。血で結束深めていなかったか?
もも:
深めてたね・・・そういうのって、後で恥ずかしいんだよね。タトゥーとかさ。
しぶ:SHARK ISLANDって後追いの人って少ないかも。他に作品ってあるの?カルト的なファンが多い>SHARK ISLAND
もも:Remaster盤が2004年にリリースされて、それにはボーナスとして未発表曲とか、当時のライブ音源が収録されてるんだ。聴くと・・・もったいない・・・切ない。2006年にセカンド出したけど、Richard様の声がなんか変わっちゃったんだよね。ワタクシ的には、ちょっとフックが少なかった。
しぶ:そうなのか。1stがマニアにとっては神盤ってところなのかな?
もも:あとは、ドラムのGregがちょっとだけLANA LANEに参加したりしてた。
しぶ:それは知らない。(゚゚;)>LANA LANE
もも:もしかしたらツアーだけかも>Greg


【D.A.D. / No Fuel Left for The Pilgrims】
しぶ:デンマークでは現在でも絶大なる人気がある超メジャー。妙なウエスタン・ロックンロール、最初の印象はそんな感じ。でも嵌った>D.A.D.
もも:D.A.D!!!ライブ楽しかったなー。"Sleeping My Day Away"で日本ではヒットしたけど、ちょっと誤った印象を与えちゃった気がするなぁ。実際もっと荒々しいバンドでしょ。
しぶ:D.A.D.の初来日は大きすぎるだろ!バスドラ!と2弦ベースのインパクトが凄かった。2部公演の夜の部(笑)に参戦>私
もも:ライブすごく盛り上がったのに、その後ライブ盤を出すタイミングがおかしくて、失速しちゃったよね。日本では>D.A.D.
しぶ:あれ以来来日していないよね?
もも:あれ、プロモライブと、本チャンのライブと、2回じゃなかった?
しぶ:「Psychopatico」のLive盤聴いて、あまりのメジャー状態にびっくりしたもの>D.A.D.
もも:人気あるの、分かるよ。あのバスドラムと2弦ベースは馬鹿で良かったなぁ。でも演奏はちゃんとしてるんだから文句なしだ。


【VOIVOD / Nothing Face】
しぶ:「RUSH / Presto」・・・その前に「VOIVOD / Nothing Face」だ。
もも:やっときたか。\(^_^)/
しぶ:私はVOIVODを最初に聴いたのが2ndなので、随分と音楽しているな、と。(^^;
もも:これでメタルから異次元に足踏み外したモンなぁ。私は「Nothing Face」がリアルタイム。後で過去にさかのぼって作品を聴いて、ビックリしただ。
しぶ:大野さん、63点。(笑)
もも:まぁ、大野さんだから。
しぶ:それはびっくり物でしょうね>さかのぼりVOIVOD
もも:Piggyのどうやって演奏してるんだか分からない異次元コードの虜になりました。「RRROOOAAARRR」なんて、なんて読んだらいいのか(笑)
しぶ:ろぉぉぉぉあぁぁぁぁ!って私、読んでいますが。(笑)
もも:難しいです>ろあー
しぶ:うりゃぁぁぁぁ!じゃないよな、多分。
しぶ:"Astronomy Domine"は強烈。
もも:P.FLOYDの"Astronomy Domine"のカヴァーは秀逸ですな。
もも:原曲より好きだ。>Astronomy ドリャーでもないな。
しぶ:成る程(笑)>Astronomy Domine ということで、ろぉぉぉぉあぁぁぁぁ!に決定。(笑)
もも:サイバーパンクっぽい歌詞も結構ツボだった。しかしCDのスリーブは、収納のために折りたたむと、かなりぶ厚いので、ケースに入れるのに大変困った。もう出せない。
しぶ:そうそう、なんかスリーブの折り畳みは大変そうだった
もも:とにかく、今まで自分が聴いてきた音楽とは、なんか違うぞ、というのが魅力的だったわ。

もも:疲れた。
しぶ:じゃ、これで取り敢えず、終了。
(2009年5月3日 チャット時間:約4.5時間)

まだ続くみたいです



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