1999 My Best 10


Album部門:


しぶ

もも

ブレイヴもどき

Kaka

Dream Theater/Metropolis PT.2 : Scenes from a Memory

1

Samla Mammas Manna/Kaka

The Dillinger Escape Plan / Calculating Infinity

2

Dream Theater/Metropolis PT.2 : Scenes from a Memory

Waltari / Radium Round

3

Primus/Antipop

Derek Sherinian / Planet X

4

Charles Hayward/near+far

Bondage Fruit / IV

5

Von Zamla/1983

Indaco / Amorgos

6

The Flower Kings/Stardust We Are

Camel / Rajaz

7

John Greaves/La Petite Bouteille De Linge

Solaris / Nostradamus - Book of Prophecies

8

Henry Cow/LEG END

Satyricon / Rebel Extravaganza

9

The Flower Kings/Retropolis

Finnues Gauge / One Inch of The Fall

10

Hardscore/Methane
(Dream Theater) 期待を大きく上回った傑作。インスト・パートなど引き際が欲しい所もありますが、これがまた彼らの個性と言っていいかも?
(The Dillinger Escape Plan) 冗談抜きで凄かった。MeshuggahとWatchtowerとCynicとSpastik InkとNaked Cityが合体してThought Industryのように虫になりきって暴走しまくるAvant-Garde Jazz & Progressive & Brutal & Hard Core Death。(笑)Vo.が息切れ気味のハード・コア野郎なのは置いといて、何故そんなに急いで人生歩むの?状態での圧倒的ハイ・テンションな演奏で無茶なキメ技がガンガン&ビシバシ決めまくり。しかも異様に安定しているので末恐ろしい限り。久々に戦慄を覚えた作品でありました。'98のシングルも凄まじいテンションであったことを確認済み。ただ、往々にしてこのようなバンドって長生きしないんですよね。売れなくて。
(Waltari) 一歩先行く音というのは結構であったりしますが、1回転しちゃった音というのは珍しいです。次々に湧き出るメロディーが止めどもなく溢れてくるような作品。こういうアルバムを作る人って職人といっていいのかなぁ?
(Derek Sherinian) バンドを脱退した直後出すソロって気負いばかりが先行して失敗する場合が多いのですが、これは例外。最後まで緊張が持続し、心地よい疲労が味わえて爽快。Dream Theaterファン以外にもお薦めしたいモロ、プログレ作品。
(Bondage Fruit) '70sを感じさせると共に斬新で、Kingston WallまたはHawkwindっぽい。ヘッドフォンできくとトベます。3rdの「Recit」から進化し、凝縮したノリ。改めて3rd→2nd→1stと遡ってきいてみたのですが、それぞれまた味わい深くて良いです。一部苦手だった1stも今となっては凄く良くきこえたりしてます。
(Indaco) Banco&PFMファンはもちろん必聴ですが、地中海サウンドの決定盤といってもいいでしょう。
(Camel) 心地よく響き渡る素晴らしい作品。
(Solaris) 超弩級シンフォ。圧倒的なボリューム。気迫が漲っています。
(Satyricon) ここまで腐れば表彰されます?国内盤が出てびっくり仰天。
(Finnues Gauge) 軽快に飛ばしまくる変拍子とハイ・テンションな演奏が実に気持ちよかったです。Echolyn再結成したらしいのですが、今後どうなっていくのか目が離せないところです。

寸評

次点:Peter Vermeersch/Charms
 新譜だけでは10枚に充たないので「今年よく聴いたCD10枚(新譜優先)」にしました。再発物を含みます。
 SMMは別格。予想以上の出来で1位。真面目に来日して欲しいです。常に挑戦し続けるバンド、DTの渾身の作品は2位。このバンドは新譜が出るたび「次はどうなってしまうんだ?」と思わせるところが凄い。3位のPrimusも「これ!この音なのよ!」と小躍りしてしまう作品で3位。来日公演も素晴らしく、お茶目さんだったHaywardのライブ3部作が4位。5位はまさかのライブCD発売Von Zamla。生き生きした演奏が魅力です。7位は'91年の作品ですが、年に3回くらい狂ったように聴きますのでランクイン。「こんなにおしゃれな音だったの!?」と驚かされた8位のHenry Cow。「Unrest」もお気に入りだよ。まだまだベルギーって面白い!と思わせてくれたHardscoreと次点のPeter Vermeerschもランクイン。A Groupはどうなってるんですか(T_T)
 3月以降はThe Flower Kingsが赤丸急上昇しまして、6位と9位は特に聴いた2枚でした。本当は「Scanning The Greenhouse」なのですが、ベスト盤なので除外しました。


Live部門:


しぶ

もも

Flowerkings

Cryptopsy (7/28)

1

The Flower Kings (3/15,16)

The Flower Kings (3/15)

2

Pest (12/15)

Sepultura (6/19)

3

Charles Hayward (10/10)

Bondage Fruit (11/20)

4

Bondage Fruit (11/20)

Tudor Lodge (9/15)

5

Ben Folds Five (9/11)
(Cryptopsy) 黙って立っていただけなのですが、とにかく汗だらけになったのが印象的でした。(^_^; 神業までいった演奏にただただひれ伏すばかり。インテリジェンスな雰囲気が漂っていました。
(The Flower Kings) Roine Stoltの天空まで翔登るようなギター。Hans Frobergの何処までも突き抜けるような澄んだVo.。生できいた"Stardust We Are"がこんなに素晴らしい曲とは思いませんでした。Liveで涙しました。
(Sepultura) このLiveはドーピング状態のハイ・テンションで人間業とは思えませんでした。3倍速ながらサウンドは重量戦車並みでズッシリと腰にきました。客が少なかったのが残念。
(Bontage Fruit)1曲のみ60分。疲れましたがとにかく「凄い」と思いました。
(Tudor Lodge) 過度な期待をしなかった分良かったかも。心温まるステージに英国の雰囲気を満喫できて嬉しかった。

寸評

次点:V(Valensia & Valentine) (11/15)
 再来日はきついでしょうが、本当にいいライブをありがとう!の1位。インパクトありすぎの2位、新しいアルバムが出たらまた来てね。当然ランクインの3位。アンコールの1曲で行った価値がありました。凄まじいばかりの演奏で圧倒してくれた4位。1時間1曲を許されるのはこのバンドだけです。九州方面はテープだったという疑惑があるみたいですが、東京では本当に元気でいい演奏を見せてくれたBFFに5位。
 次点は、ステージングに問題が多く見られましたが、曲の良さと誠意を感じられる態度に好感が持てました。もっと経験積めよ(^ ^)。



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