2019 My Best 20


Album部門:


しぶ
1 Magma / Zess (France)
2 Banco Del Mutuo Soccorso / Transiberiana (Italy)
3 Dream Theater / Distance Over Time (United States)
4 Ultra Zook / same (France)
5 Waste Of Space Orchestra / Syntheosis (Finland)
6 Diamond Head / The Coffin Train (United Kingdom)
7 Amogh Symphony / IV(Part 1 / Part 2) (India)
8 Blood Incantation / Hidden History of The Human Race (United States)
9 Opeth / In Cauda Venenum (Sweden)
10 Gong / The Universe Also Collapses (Multi-National)

11
Rammstein / same (Germany)

12
Hasse Froberg & Musical Companion / Parallel Life (Sweden)

13
The Flower Kings / Waiting For Miracles (Sweden)

14
Sakina & Friends / Bendewari/Intizar/Longing (Turkey)

15
Jambinai / ONDA (South Korea)

16
Myrath / Shehili (Tunisia)

17
PoiL / Sus (France)

18
る*しろう/ yamai (Japan)

19
Leprous / Pitfalls (Norway)

20
マリア観音/ 東夷偽史先住民拙言滅裂多仁(Japan)

寸評
 2019年は高音質ストリーミング配信で手軽に聴けるようになりリスニング環境が変化した。相当マイナーな音源でも無い限りCD音質以上で聴けてしまい、正直フィジカル無しでも間に合ってしまう。アーティストに対しての一番の支援方法が何かに悩んだのも事実。また、ストリーミングのみで果たして今後永く愛聴するような音はあるのか思う時もある。時代の流れにどう適応していくかも試された1年だったように思う。
(Magma)
 着想から40年以上、虚無、世界終焉音楽のため未完のままにしていた、禁断の大作が遂に完成。オーケストラの導入も見事で一筋の光が見えるようなエンディングが救い。50 Ans Apres来日公演で完全披露されなかったのが悔やまれる。Christian VanderはDs.叩かなくても構わないので、いつか日本でZess完全版Live披露して欲しい。しかし来日後Philippe Bussonnet脱退には驚いた...。
(Banco Del Mutuo Soccorso)
 2014年Francesco Di Giacomoの交通事故死で来日公演中止&ゴタゴタ、2015年Rodolfo Maltese病死、そして同年Vittorio Nocenziも大病を患い昏睡状態...もうBanco復活はないと大方のファンが思っていた中での奇跡の復活作。これを人生賭けた渾身作と言わずして何て言おうか。Giacomoの替わりのVo.なんてあり得ないと思っていたが2Days Prog +1 2018 DVDで恐る恐る見た復活BancoのLiveでのTony D'Alessioの素晴らしいVo.に完全に打ちのめされた。ScenarioでFilippo Marcheggianiと一緒にやっていたTony D'AlessioとBancoの不屈の精神とが見事に結実した大傑作アルバム。リベンジを兼ねた来日公演切望する。
(Dream Theater)
 何だかんだ言われようが常に妥協許さない強烈な作品をリリースする彼らには脱帽である。どこかで聞いたことがあるフレーズがそこかしこにまぶしてあるのも従来通り。外部プロデューサー起用しない限り作風が大きく変わることがないだろうが、それが些細なことと思わせるほどのクオリティーがあって、そのほとばしる熱量に感服してしまう。バンドの結束力も見事。今更TattooだらけになったLaBrieには驚いたけど"At Wit's End"の歌唱が素晴らしいので許す。来日公演期待大。
(Ultra Zook)
 素っ頓狂でファニーなVo.、徹底的にチープさに拘った楽器群、子供が聴いたら大喜びしそうな、オモチャをひっくり返したような音。そして恐ろしいくらい軽快で超絶なリズム。さり気なく暗黒面を覗かせたりして聴けば聴くほど中毒性が高い危険な音でもある。この圧倒的な個性はSamla Mammas Mannaの現代版に通じるものがある。
(Waste Of Space Orchestra)
 FinlandのPsychedelic BlackのOranssi PazuzuとPsychedelic DroneのDark BuddhaRisingが結合した暗黒地下重厚シンフォニー・サイケの決定盤。平伏すのみ。
(Diamond Head)
 「What's in Your Head?」の中途半端な出来、その後の来日公演の煮え切らなさで自分の中では旧譜を聴きながらフェードアウトしつつあったDiamond Head、ラジオで流れてきた新曲にガツンときた。兎に角曲がよく練られている上にVo.のRasmus Bom Andersenの歌唱/表現力が素晴らしい。大袈裟かもしれないが、例えばThe PhoenixはLed ZeppelinがHeavy Metalに舵を切ったような作風で舌を巻く。これは「Canterbury」を凌駕する彼らの最高傑作である。これぞBritish HR/HM、Brian Tatler良くやった。Live見たい。NWOBHMの連中が復活して次々と来日しているので本命として夢をもう一度。
(Amogh Symphony)
 インドのVishal J. Singhによるプロジェクト。4thアルバムに相当する「IV」がPart.1とPart.2と分けてリリース。「The Quantum Hack Code」での超絶Metal路線からどんどんジャンルレス化、国境越えが進んで一筋縄ではいかない作品となっている。急死してしまったSean Reinertなど適材適所のゲスト参加も光っている。アンビエント、民族音楽、Jazz、Metalが渾然一体となっているものの、聴き終えるとすっきり整然としている摩訶不思議な中毒性高い作品。今回よりフィジカルのリリースは無くbandcampからハイレゾ音源を入手した。
(Blood Incantation)
 アンダーグラウンドのシーンでは既に確かな基盤を築いていたCosmic Death MetalのBlood Incantationの大きく飛躍した2ndフル。特にテクニカルだとか驚異的なスピードとかは持ち合わせてはいないが、独特な世界感でセンスの良さが光り、グイグイ作品に引き込まれていく。40分にも満たない作品だが、ラストは18分超えの壮大なスケール感で圧倒される。
(Opeth)
 母国語と英語Ver.双方でのリリース。ヴィンテージな音色を生かした幽玄さ、時折柔らかい光が差し込んでくるような奥行きのある立体的な音像、侘び寂/掠れ具合とアグレッシヴさが見事に融合した傑作である。日本盤ではCD1が英語、CD2は母国語となっていたが、むしろ英語Ver.をBonus CD扱いした方がしっくりくる。来日公演も新曲はSweden語だった。
(Gong)
 時空を超越しているGong。Deavid AllenやGilli Smythがこの世にいなくても彼らの遺志を見事に受け継いだ傑作をリリースし続けて素晴らしい。このBandは永遠と続いていく気がする。2018年のBillboard Liveでの来日公演に行けなかったことを後悔している。
(Rammstein)
 Popでキャッチーであるが故に末恐ろしい印象を感じるような作品でしかも中毒性高い。MVも一つの短編映画のような芸術レベル。彼らの真髄はLiveだろうけど日本じゃもう無理だろうな。
(Hasse Froberg & Musical Companion)
 TFKのレコーディングと同時期に制作された作品。Hasse Frobergの力強い歌声と高揚感があるHRが魅力だ。仄かにノスタルジックなメロディが満載。
(The Flower Kings)
 いつも2枚組なイメージのあるTFKだが、限定盤がそうであって実のところ2006年の「Paradox Hotel」以来13年ぶりなのだ。ヴィンテージな音と共にTFKらしいポジティブなVisionが目の前に広がる見事な作品で、新加入の2人の貢献度も高いことが分かる。Hasseの歌唱が光る"We Ware Always Here"は名曲。入りが厳しかったが来日公演は二日間セットリストをかなり替えて渾身の内容だった。そこで披露された"Miracles For America"はLiveがとても映える曲であった。
(Sakina & Friends)
 現代楽器とトルコ伝統音楽の見事な融合。Sakina Teynaのコブシが効いている歌が大変よろしい。
(Jambinai)
 韓国のPost Rock最高峰Jambinaiの3rd。衝撃的な1stから飛躍的に成長した姿を聴くことが出来る。自国の音楽を消化しながらの尖り具合が見事。特に長大な"In The Woods"の高揚感が素晴らしい。一度Live見たいね。
(Myrath)
 芳醇な香りが立ちこめながらメジャー級へ躍進しつつあるチュニジアのMyrath。勢いがあるし、特に歌メロが良いね。"Dance"とか明快な曲も勿論Myrathらしくて素晴らしいが、私的にはLotfi Bouchnakとのデュエットの"Mersal"を推したいね。あとね、Bonus曲の"Monster In My Closet"の日本語Ver.の歌詞が良いんだな。そんな訳で是非日本盤で。
(PoiL)
 現在Prog.界で一番熱いシーンの中心的存在。アヴァンギャルドでサイケデリックで思いのほかダークネス。骨折するようなリズムとキレの良さが絶妙に入り乱れた上に脱力系Vo.が絡む。尖っている。Live見たいBandだ。
(る*しろう)
 年末ギリギリにリリースされた5年ぶり待望の新作。10年前にやっていた"中央ダイヤ"(当時は"中央ダイヤ菊"と紹介された)収録が個人的には嬉しい。過去の狂乱の世界とは異なり、本作は3人の個性が引き出された絶妙なバランスの良さが光っている。またLive見たい。
(Leprous)
 どんよりと滅入るような暗さと内省的な作品。前作とメンバーが同じラインナップというのは初か。Einar Solbergはしばらく鬱病だったらしく、作品全体にもかなりの影響がうかがえる。キラー曲はないが聴き込むにつれて作品に引き込まれていく。
(マリア観音)
 現体制による再録盤。原曲より混沌&サイケデリック化が加速。ミックス&マスタリングしたa_kiraの手腕が光っており、今のマリア観音を見事に封じ込めた音源だ。今の編成での新作を切望する。



もも
1 Hasse Froberg & Musical Companion / Parallel Life
2 .Dream Theatr / Distance Over Time
3 Opeth / In Cauda Venenum
4 PoiL / Sus

-

寸評

(参考)
Waste of Space Orchestra / Syntheosis
Shark Island / Bloodline
Arka'n / Za Keli
Kip Winger / Conversations with Nijinsky (2016)

 去年の不調を未だ引きずっている感じです。ネットで「これカッコイイ」と書かれているものを一応は聞いてみるのですが、「う〜ん・・・それじゃない」と思うことが多くて、もうなんか時代について行けてないなぁと思うのです。そんな中amazon music登場ですよ。コレは便利すぎる。「気になる新譜をチェック」と「昔の名盤」を聴きまくれるじゃないですか。自分が望む物すべてを聴けるわけではないのですが、メジャーなバンドならだいたい網羅しているのではないでしょうか。自分がリアルタイムで聴いてきた、バンドやアルバムのインスピレーションの元を聴いて、「このバンド意外と●●なんだなぁ」とか、「実はこのバンドはあのバンドに影響うけてたんだな」など、今までとちょっと違う視点でお馴染みのバンドを捉えることができます。古いバンドでも、私にとっては初めて聴く新しい音だったりもするの・・・まぁなんだ。精神衛生上、好きな音に新旧付けるのやめよう。

(HFMC)
 前回ほど音質には苦しみませんでしたが、アレンジの方に「?」と思う箇所が多くて、違和感を抱えつつも、メロディがベットリと頭から離れないという怪現象を起こすアルバムでした。以前ネットの記事で読んだのですが、人が音楽を聴いて魅力的に感じるのは、「新しい要素50%+お馴染みの要素50%」の割合なんだそうです。HFMCの音楽はいつも、新しい要素が50%を微妙に越えてくるのでしょう。音そのものはヴィンテージ色が強かったりするのですが、繋げ方が不思議。そんな中、ビデオも作った"Sleeping with the Ghost"は疾走感のあるポップな曲で、"Song for July"に匹敵する、私の2019年ベストソングです。"Rain"のHasseの枯れた感じのVo.も味わい深い。
(Dream theater)
 前作の圧倒的ボリュームに比べて、コンパクトなのが好印象。何度聴いても疲れにくい!大事!(笑)1曲目はお約束な感じでしたが、AメロがStevie Wonderの"Higher Ground"のメタル版みたいな"Room 137"と、ベースソロのイントロの勢いそのまま、疾走するドラミングがカッコイイ"S2N"の2曲がとても良かったです。
(Opeth)
 毎回聴いては「うーん」と思って候補から降ろしてしまうOpethでしたが、ついにアルバム単位で楽しめる作品が再来。物凄い変化があったわけではないけど、ここ数作の中ではヘヴィで、イタリアンプログレへの憧れみたいのが鼻につかなくなってきたのと、いつもネックになっていたドラムが何かにマスキングされていたのでしょう。今回スウェーデン語と英語両方で制作されたのがユニークでした。どちらも違和感ないね。
(PoiL)
 去年聴いたPiNioLが面白かったので、その流れで聴いたアルバム。歌が独特の音を持っているんですが、オック語(南フランスやイタリアやスペインの一部などで使われている言語)で歌われている曲が2曲あります。ねじれたメロディとリズム、ヘヴィさと浮遊感を同時に感じさせる摩訶不思議な音像。中毒性ある。PiNioLほどおちゃらけていないので、敬遠していたシリアスなマニアも是非。

 欄外の4枚はそれほど回数を聴いていないので、参考程度に。
 Waste of Space OrchestraはOranssi Pazuzu関連のプロジェクトで、ヤバイ空気充満。
 Shark Islandは13年ぶりの新作。Richard Blackのあのしゃがれた官能的な声が戻っていて、曲もフックがあって良かったです。
 Arka'nはトーゴのメタルバンド。数年前にタモリ倶楽部で「アフリカン・デス・メタル」が取り上げられた時に紹介されたバンドのひとつ。音楽的に一番評価が高かったと記憶してます。ただしデスメタルではなく、アフリカのパーカッションを上手く取り入れたミクスチャーメタル。聞き応えありました。
 Kip Wingerは2016年の作品。バレエダンサーのヴァーツラフ・ニジンスキーを題材にしたガチのクラシック作品。20世紀初頭のクラシックが好きならば楽しめると思う(全然詳しくないけど、多分)。




Live部門:

しぶ

もも

カルメン・マキ&OZ (10/24) 1 Voivod (01/18)
Badar Ali & Bahadur Ali Bros. Qawwali Troop 2 Hasse Froberg & Musical Companion (10/26)
Psycho Las Vegas (08/16-18) 3 Todd Rundgren (05/22)
Candlemass (11/13) 4 Psycho Las Vegas (08/16-18)
Raven (03/15) 5 Candlemass (11/13)
(カルメン・マキ&OZ)
 脳内補完しながら見るとか甘い気持ちで行ってしまいガツーンときた。カルメン・マキの完全現役感、川上シゲの爆音ベース、春日の飄々としたギター・プレイなど各楽器も歌もどれもはっきり聞こえた。リハかなり積んでいた事が分かる本気度が伝わってくる素晴らしい内容でグイグイ引き込まれる圧倒的な内容だった。
(Badar Ali & Bahadur Ali Bros. Qawwali Troop)
 普段落語を行う会場で開催されたバダル・アリー&バハードゥル・アリー兄弟楽師達、2時間弱フルスロットルの強靱な声に平伏した。
(Psycho Las Vegas)
 Rotting Christが手続き時間切れ問題でキャンセル、Visa問題で本命のOranssi Pazuzuが成田に向かっている途中でキャンセルを知る、DvneもLive当日にVisa NGでキャンセルと、ことごとく見たいBandが出演できなくて今のアメリカの現状を突きつけられた。Old Man Gloomに至ってもキャンセル、その理由がニューメキシコだかららしいけど。ニューメキシコとメキシコの区別も付けられないアメリカ、終わっている。開催側からもキャンセルされたバンドも多いのに何もアナウンスないし、次のステージはこれとかの案内も、スケジュール掲示もないフェスだった。しかしながら、The Crazy World of Arthur Brownの現役感が凄すぎて圧巻であったり、カジノ会場内での爆音Royal Thunder、邪悪オーラ全開のTriumph of Death、プール会場でのFu Manchuの格好良さ、オッサンRockのClutchの最高のアンサンブル、Vio-Lenceの全く衰えを感じず強烈なVo.だったSean Killianの凄さ等々、終わってみれば見所満載だった。
(Candlemass)
 風貌が全く変わっていて驚いたLeif Edlingが元気にプレイしていたのが嬉しかった。音響も最高だった。欲を言えば新譜から2〜3曲はやって欲しかったかなと。
(Raven)
 客が少なくてスカスカな状態だったが、メンバーはアラ還でもお構いなしの全身全霊、渾身のギグだった。開始早々からトップギアに入って、新曲"Top of The Mountain"もドライブ感満載。巨漢になってもGallagher兄弟の激しいパフォーマンス、John GallagherのハイトーンVo.は健在。新メンバーMike Hellerを加えての"Faster Than The Speed Of Light"の爆走ぶりで脱帽。RavenはLiveが一番。

寸評

番外 掟ポルシェ(09/22)

(Voivod)
 最高傑作「The Wake」をひっさげての、待望の単独公演でした。ファンの盛り上がりも凄くて、バンドもサービス満点。とにかく楽しかった!
(HFMC)
 Uppsala公演。いただけないミスもあったのですが(汗)、全体的には盛り上がって良いライブでした。全く違うアレンジで演奏された"All Those Faces"は、元のアレンジで演奏したのも聴いてみたいですな。
(Todd Rundgren)
 クラシックな名曲をたくさんやる、というフレコミだったので、やっと御大を観に行く気になりました。もうToddは70歳だし、往年の歌唱力は期待してなかったけど、想像したより衰えてない、というか何その声量こわい。バックバンドも達者なメンバーを揃えて披露される、The History of Todd。質問コーナーもあったり、贅沢な時間でした。
(Psycho Las Vegas)
 一番の目当てだったOranssi Pazuzuのキャンセルを、空港へ向かうバスの中で知るという悲劇に見舞われたフェスですが、最終的には楽しんだな〜(笑)。ビックリ大賞はArthur Brown。お召し替えの時間は多かったのですが、声が全然衰えてないよ。客席まで降りてきて柵に登って歌う爺さん、化け物か。他、貫禄のTriumph of Death、華はないけれど、非の打ち所がない演奏に唸ったClutch、Vo.のねーさんのオーラが素晴らしいRoyal Thunder、影絵状態でも面白かったGodspeedyou! Black EmperorやUncle Acid & Deadbeesなど。波打つリゾートプール越しに観る1349という、レアなシチュエーションもありました(^^;)。
(Candlemass)
 Loud Parkで観たMats Levenも格好良かったけど、オリジナルVo.のJohan Langquvistの歌も力強くて良かったですね。今まで何してたのこの人?今回の公演では、Jan Lindhのドラムの安定感に感心しました。
(掟ポルシェ)
 Carcass(というかBill Steer)のライブのためにおむつ装着で最前列を陣取るサンバイザーのおじさん、という強烈なイメージしかない人ですが、生で初めて観ました。私はDJという人が何をしているのか、まったく分からないのですが、アイドルの曲をいろいろ繋いで流していました。その上で、肉フェスに集まった家族連れの子供と、一部のマニアにハムを投げたり、水風船を割ったり、ガムテープでグルグル撒きにしたり、ちくわで挑発しながら、会場を笑いと混乱の渦に巻き込んでいました。それでいて一切、子供に危害は加えないんですよね。この気遣い凄いわ。あと生涯初めて、ライブ中にパフォーマーに追いかけられて、転ぶという体験をしました。


<しぶGig観戦済メモ>

01/12 Club Citta' 30th Anniversary - Hard Rock Revolution - Vol.7 Y & T 45th Anniversary Japan Tour 2019 @ Club Citta'
01/18 Voivod The Make Japan Tour 2019 35th Anniversary @ Tsutaya O-West
02/02 Vasen 30年の軌跡(昼/夜2公演) @ 近江楽堂
02/17 Maria Kalaniemi @ 柏Nardis
03/15 Raven Japan Tour 2019 (Opening Act. Survice) @ 新宿Blaze
03/21 Uriah Heep (1st Set) @ Billboard Live Tokyo
04/21 マリア観音(昼公演) @ Earthdom
04/21 Metal Female Voice Fest Japan (Vuur / Leaves' Eyes / Mary's Blood / Evig Natt / Sailling To Nowhere / Eleanor) @ 新宿Blaze
05/03 山本恭司 @ 水戸Girltalk
05/18 Jazz Rock Legend Vol.1 (Area / Arti & Mestieri) @ Club Citta'
05/22 Todd Rundgren "The Individualist" Japan Tour @ すみだトリフォニーホール 大ホール
05/25 Pochakaite Malko @ 秋葉原Goodman
07/13 Cryptopsy Japan Tour 2019 @ 代官山Unit
08/09 Badar Ali & Bahadur Ali Bros. Qawwali Troop (メヘフィレ・サマー カウワーリーを聴く会) @ 木馬亭
08/16 Psycho Las Vegas Day 1 (見たもの: Royal Thunder / The Crazy World Of Arthur Brown / Devil Master / Godspeed You! Black Emperor / High On Fire / Fu Manchu / Electric Wizard) @ Mandalay Bay Resort & Casino
08/17 Psycho Las Vegas Day 2 (見たもの: Mork / Tomb Mold / Triumph Of Death / Carcass / Clutch / The Original Misfits / The Obsessed) @ Mandalay Bay Resort & Casino
08/18 Psycho Las Vegas Day 3 (見たもの: Vio-Lence / Uncle Acid & The Deadbeats / 1349 / Opeth / Two Minutes To Late Night) @ Mandalay Bay Resort & Casino
09/01 フォン・ラッダーワン(タイフェア) @ 上野公園
09/21 うしろ前さかさ族のニュースポーツセミナーvol.2 (昼公演) (うしろ前さかさ族/ 烏頭/ レザニモヲ/ 日比谷カタン) @ 下北沢Three
09/21 Magma "50 Ans Apres" @ Ex Theater Roppongi
09/22 掟ポルシェ水戸肉フェス2019 @ 偕楽園四季の原
09/29 ブルガリアン・ヴォイス・アンジェリーテ来日公演2019 ゲスト:笙アンサンブル《星筐- Hoshigatami -》@ すみだトリフォニーホール 大ホール
10/27 川嶋志乃舞『Sukeroku Girl/光櫻〜Mitsusakura〜』リリース記念イベント@ 水戸新星堂
11/03 Life Must Go On Nevertheless 〜 Kenso 最終章その弐〜 @ Club Citta'
11/13 Candlemass The Door To Doom Tour Japan 2019 @ 渋谷Club Quattro
11/24 カルメン・マキ&OZ 45th Anniversary and "The Last Tour" 2019 @ Club Citta'
12/06 Opeth In Cauda Venenum Tour In Japan 2019 @ Zepp Tokyo



music | kew.rhone. | link | travel | profile


BACK