2002 My Best 10


Album部門:


しぶ

もも

Pain of Salvation / Remedy Lane

1
Rush / Vapor Trails

Dream Theater / Six Degrees of Inner Turbulence

2
Echolyn / Mei

Rush / Vapor Trails

3
Sola (Lars Hollmer Global Home Project)

Meshuggah / Nothing

4
The Flower Kings / Unfold the Future

Nile / In Their Darkened Shrines

5
Sex Machineguns / Ignition

Planet X / Moon Babies

6
Dream Theater / Six Degrees of Inner Turbulence

Terry Bozzio & Billy Sheehan / Nine Short Films

7
Solid Blue / Vol.III

Babblemath / Such Fine Particles of Universe

8
Slipknot / Iowa

Today is The Day / Sadness will Prevail

9
Hardscore / Surf, Wind & Desire

Gratto / Anakin Tumnus

10
Valensia / Blue Album
(Pain of Salvation)
 今年一番きいたアルバム。あまりにもテーマが重くてきき終えた後肩凝るけどね。来日祈願!
(Dream Theater)
 POSと甲乙つけ難かったが、Disk 2の冒頭が5分ぐらいだったらなぁ...。
(Rush)
 いろいろあってブランクがあったものの心配無用であった。むしろ今まで以上の躍動感と力強い音で心が躍った。
(Meshuggah)
 リズム感覚が異常。頭狂いそうになる。来日祈願!
(Nile)
 根詰め過ぎていて最高。特に"I Whisper in The Ear of The Dead"が強力無比。ジャケットも見事で、思わずHeavy Weight 180g LPも買っちゃったもんね。彼らにはいずれ全編古代エジプト語で貫いた作品をリリースして欲しい。Beast Feast 2002で来日出来なかったのが残念。単独公演実現を期待したい。
(Planet X)
 とことんヤッてくれ!またLive見たい。
(Terry Bozzio & Billy Sheehan)
 2人だけで作ってしまったキている音。最近ゲスト参加で割と普通だったTerry Bozzioが見事なまでに異常なプレイを披露しマニアを狂喜乱舞させた。但しVo.は不要だったな。
(Babblemath)
 アメリカ期待の新星。Echolyn同様頑張れ!
(Today is The Day)
 コレ、イッチャッテマス。2枚組というのも凄かったな。あくまで雰囲気ではあるが初期Naked Cityに近いと思った。
(Gratto)
 Pennsylvaniaで活躍するRodler兄弟、軽快な変拍子が気持ちよく突っ走ってくれる。ミニアルバム構成だが個人的に大ヒットだった。アメリカのシーンは奥深い。

寸評

特別賞:Johan Greaves/Loco Solo
☆今年は飛び抜けてコレ!というより、平均的に高水準な作品が多かったように思います。2位〜6位の順位に差はほとんどありません。

(Rush) 別格!!どんなに流行の要素を取り入れてもしっかりRushの音にしてしまう貫禄。そしてちゃんとロックしてるところがたまらなくかっこいいのです。
(Echolyn) 私にとって、演奏テクニックやコンセプトのバランスがとても心地よいバンド。予定調和じゃなく、でも安心して耳を委ねられます。メランコリックな世界もいいけど、今度は元気な曲もおねがいしたい。
(SOLA) Hollmer初来日公演がきっかけで作られた即席バンドが、こんな素敵な音楽を奏でるバンドになるなんて、感慨深いです。
(The Flower Kings) プログレ=プロのミュージシャンがグレた音楽をやる、というのはこういうことではなかろうかと。やりたい放題。
(Sex Machineguns) 迷いナシ。タイヤが無くても走るぜロケンロー。愛すべきメタル馬鹿。
(Dream Theater) Disc1.のみの評価だったらもっと上です。実はDisc.2は数えるほどしか聴いてません。CD1枚ずつが50分台と聴きやすかったのは好ポイント。DTには、メタルの枠を押し広げる「プログレッシヴなバンド」でいて欲しいけど、「プログレバンド」にはなって欲しくないです
(Solid Blue) 今年のトレース回数No.1ですが、'94年の作品なので一応この辺りに。現TFKのVo/GのHasseが仕切ってたバンド。フツーです。プログレに疲れたときに聴くと癒されます。きっと気持ちいい周波数が出ているに違いない。赤面するような甘い歌詞を聴いて、テレテレするのが楽しいのだ(←バカ)
(Slipknot) 上とは逆に、ヘイト・スピリットに満ちたブルータルな作品。こんな音楽が大ヒットする世界はやはりヤバいでしょう(汗)。一時期ものすごく落ち込んだときに聴きまくりました。基本的にこの手のVo.は苦手なのですが、意外にキャッチーなメロディと、泣き出しそうにこらえているようなCorey(8番)の普通の声には魅力を感じます。心を真っ黒に染めて落ち込みまくりたいときにお勧め。でも9人いらねぇだろ(本音)。
(Hardscore) 1stよりさらにお茶目になって新登場。タイトル通り、あっけらかんとした変態ポップス。
(Valensia) 80年代ポップスへの愛情が満ちあふれた作品。なんか捨て置けないのです。良い友達見つけろよー(^_^;)。
(Johan Greaves) ライブアルバムなので順位は付けられませんが、思い出深い'98年の日本公演を収録したモノなので。
How Beautiful your song is...

 今年は「プログレとかアヴァン系とか聴いてきたけど、結局私はハードロックが好きなんだなー」と実感する年でした。DokkenとShark Islandばっかり聴いてた時期もあったなぁ。歳取ったよなぁ。そしてDeath Metal元年でもありました。聴かないで済むのならその方が望ましいんですけど、ウチではそういうわけにはいかないんで・・・。冗談で言ったのに、本気で受けられてDeath VoiceコンピレーションMDを作るハメになったり(自業自得 ^_^;)、Opethの「Blackwater Park」に衝撃を受けたりしました。笑撃を受けることは今までもありましたが、Opethに、はじめて「必然性があるデス声」を聴いたのです。In FlamesやChildren of Bodomより、こういうのを「メロディックデス」と呼びたい。やはりスピーカーから死が流れてこないと(by Peter氏)。でもやっぱり聴かずにいられるならばその方がいいですあとデス系ではNile(これはまさに笑撃)がちょっと気になりました(爆)。

 
2003年はVoi Vodの新譜が楽しみです。


Live部門:

アレックスうはうは

しぶ

もも
Rush (8/16) 1 Rush (8/14,16)
Dream Theater (4/19) 2 Samla Mammas Manna (9/28,29)
John Lawton (7/21) 3 Sex Machineguns (12/9)
Samla Mammas Manna (9/29) 4 Pochakaite Malko (11/30)
PFM (5/11) 5 Dream Theater (4/19)
次点:高円寺百景 (2/11)
    Fuckhead (7/28)
(Rush (8/16))
 RushはやはりLive Bandであった。テキサスのファンも熱かった。
(Dream Theater)
 お腹いっぱいを通り越した超絶Live。メンバーよりもファンの方が体力負けしていた。
(John Lawton)
 夢のひととき。まさかJohn Lawtonを見ることができるなんて。声も想像以上に素晴らしく涙が止まらなかった。
(Samla Mammas Manna)
 MCも演奏も楽しかった。反射神経の鋭さは人間業を超えていた。まさに踊る鳥人間。
(PFM)
 正直余り期待していなかったが、イタリアらしい情熱的なLiveに胸が熱くなった。"Dolcissima Maria"で泣いてしまったよ。来日公演DVD楽しみ。

(高円寺百景)
 参加メンバーがいろんな意味で豪華だった。DVDを見て改めて内容の素晴らしさを実感。DVDは完全収録にして欲しかったなぁ。
(Fuckhead)
 メンバー全員ほとんど全裸状態&唾液の口移しbut真剣勝負の極北Live。しかも無駄に演奏が安定していた。これ見てしまったら相当のLiveでない限り驚かないぞ。(^^;

寸評
インパクト大賞:Fuckhead (7/28)
(Rush)
 別格!!難しいこと言うなよただのロックバンドなんだよもうもうもう!!!演奏自体はHouston(16日)が良かったが、全体の印象ではNashville(14日)のほうが好印象。会場の仕切りが良かったので。$5の恨みはでかい。
(Samla Mammas Manna)
 パンクより破壊的な、この超絶ばかおやじ達を日本で観られるなんて思いませんでしたよ、ままん。
(Sex Machineguns)
 ファンの期待を裏切らない熱いパフォーマンスと、バンドをもKOさせた大歓声に拍手!観客がライブを作る好例です。
(Pochakaite Malko)
 想像以上に壷井さんがバンドにフィットしていて驚きました。新曲もかっこよかったし、年内に見られて良かったです。
(Dream Theater)
 疲れました(爆)。非の打ち所がありません。

(Fuckhead)
 バカもここまでいけば芸術になる・・・かも?Pestをもっとパンキッシュにした音楽に、シアトリカルというにはえげつない超露出パフォーマンスが繰り広げられます。股間に貼ったガムテープを剥がすときは、さぞかし痛いんだろうなぁ(-_-;)。念のため言っておくと、演奏もしっかりしてました。Ds.は実に巧かった!でなければ本当にただの変態になってしまう(汗)。

覚悟して飛んでください↓
ままんゴメンナサイ、こんなライブに行って喜んでました。



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