もも的お勧めアルバム:Von Zamla・Solo編
![]() 1999年作品(Live) |
Zamlaからもメンバーが抜け、残ったHollmerとHaarpalaが中心に結成したバンド。以前に比べれば馬鹿さ加減はだいぶ後退したが、レコメン/チェンバー系ファンには逆に取っつきやすくなったのではないか? このアルバムは、約5年のまだまだ謎の多い活動の中での貴重なライブアルバム。1983年のドイツにて録音。生き生きとした演奏は、スタジオ盤で「う〜ん?」と思ってしまった人も是非聴いて、再評価願いたいところ。私もライブを聴いてこのバンドを見直しました資料はこちら(英語) ・イチオシの曲 Harujänta いや、単純に好きなんで(^_^;)。掛け声も楽しい、VZを代表する曲。 Doppler バンド総人力サンプラーになるこの曲はライブで聴いたら結構な迫力があると思う。 |
![]() 1994年作品(Live) |
7作目。元Zamlaのメンバーを含むカナダ・ドイツ遠征の記録。Fred Frithや、Jean
Deromeも共演。今回の日本公演に近い環境かも。(by 本座村) LHOバンド名義。タイトル通り集大成的ライブです。元S(Z)MMのLars Krantz(B)、Eino Haapala(G)や、大御所Fred Frithも参加しています。密室的なスタジオ盤の音に比べかなりダイナミックな音です。人懐っこいメロディ盛り沢山、でもオチョロケは少ないからシリアスなファンもぜひ! ・イチオシの曲 Karusellmusik 後半のアッチェレランドで手に汗握る。 Paralell Angostura ストリングの歯切れの良さ。何となくYs IIの氷の洞窟のBGMを思い出してしまう。 Teatime 冗談とも本気ともつかないような酔っぱらいぶり。 Zanzibar 要は可愛い曲が好きらしい<自分。 |
![]() 1997年作品(8th) |
(LHO名義作を含めると)ソロ8作目、ゲスト多数、特にヴァイオリン参加で叙情性とダイナミズムが増した傑作。最近のライブ・レパートリーを多く含む。(by
本座村) と本座村師匠も書いておられるとおり、シリアスな叙情性がいつものソロ作品には見られない魅力を出している。個人的にHollmerのソロで一番好きで、大傑作だと思っている。大推薦。 ・イチオシの曲 Now ストリングスの美旋律からヴァイタルな刻みへ。そして目の前がひらけたようにアコーディオンのメロディが入る構成の妙。おぉぉぉなんていい曲だぁぁ! Aska Hase Bruniussonのキレのあるドラムでドライブ感3割増。 Cirkus I+II Hollmerはよく「サーカス」という単語を使うが、特にサーカスが大好きというわけではない様子。でもイメージを伝える言葉としても「おもちゃ箱」と共によく使われてる。 |
![]() 1994年作品(2in1) |
ソロ1作目「XII Sibiriska Cyklar」と2作目「Vill Du Hora
Mer」のカップリングCD。同時進行のVZとは趣の違うシンプルなトラッド寄りの音楽性はほぼすべてオリジナル。正に身体からにじみ出るメロディー。たまに信じられない「なんじゃこりゃ」な曲もあるのがHollmerなのだ。北欧バカボンぶり炸裂。 彼の1981年から1988年までのソロ作品を集めた「The Siberian Circus」というベスト盤もあるが、タイトルは似ていても別物。 ・イチオシの曲 Boeves Psalm コレは全員必聴。○ル○ーの社員にも聴いていただかないと。 というか全部おすすめです(笑)。Hollmerソロ公演で聴きたい曲多数。"Starlep Signs"ってSlapp Happyみたいな曲だなぁ、何となく。 |
![]() 1998年作品(3in2) |
ソロ3作目「Fra^n Natt Idag」、4作目「Tonoga」、5作目「Vendeltid(LHO名義)」とボーナス曲を7曲加えたお買い得盤。どこまでがどのアルバムの曲かわかりにくい3
in 2という構成が玉に瑕だが、どれもCD化されていないので、ファンは黙って買っているはずだ。以下は無理矢理絞った聴きどころ。 ・イチオシの曲 Eyliner 定番曲?Hollmer Musicのかわいらしさを凝縮した曲。 Alfa Beta Pas Du Valse かっこいー!ベースのスピード感がたまりません。「Tonoga」の"Lilla Pas Du Valse"と同じ曲ですがボーナス扱いの"Alfa Beta〜"の演奏の方がかっこいいな。 Höstvisa 「Tonoga」と上記の「LHO Live1992-1993」に収録されている朴訥なヴォーカルナンバー。決してうまいとは言えないが味わいのある歌声です。 |