9月19日
レコーディング中です。

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足踏みオルガンをバコバコ踏む姿が印象的だったHollmer氏
 生まれて初めてレコーディングの現場に潜入。TLG公演のリハでも使われた吉祥寺の某スタジオで今SOLAのレコーディングが行われている。階段を下り、スタジオに入って早々吉田のドラムが聞こえてきた。相変わらず鬼の手数。演奏の邪魔をしてはいけないと思い、レコーディングルームまえのテーブルに座ってじっと待つ。この曲は・・・。
 そのうち吉田が演奏を終えて部屋から出てきたので、撮影に入っても大丈夫かと尋ねると、今録音したテープをみんなで聴くとか何とか。うわードアを開けなくて良かった(^_^;;;。他のメンバーもレコーディングルームから出てきた。Hollmer氏の今日のファッションはTシャツにハーフパンツの超カジュアルスタイル。遠くから見るとやはり北欧バ(自主規制)。

 メンバーがコンソールルームに集まり、録音物を聴き、あれこれと検討している。あ、これってライブ録音?レコーディングってパート別に録音して後で重ねて行くものだと思っていたけど、今回は時間も限られているのだ。一つづつ悠長に録っていられないのだろう。

 楽器の配置が面白かった。それともここではスタンダードなのだろうか?ドラムがコンソールルームとレコーディングルームの間の通路に置かれている。ドラムの前にはカメラが置かれており、その映像がレコーディングルームのモニターで見れるようになっていた。どうしてもドラムの音は大きいから、隔離されてしまったということか?

 メンバーはスタジオに戻って軽く個人練習したり、トイレに行ったりした後、再度"Trampump"のレコーディングに入った。今度はコンソールルームで聴かせてもらうことができた。

 あいや、いやいやいや・・・・鳥肌立った。

 今度のテイクにはメンバーも満足げ。向島が少し直したいところがあるようだったが、一体どこを?殆ど気にならなかったけど・・・。


モニターに吉田さんが映っています


レコーディングの工程表?を見ながら検討中

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伏見君は今日しか参加できないので、ギターパートのある曲を集中的にやっていたらしい
 次は伏見のリクエストで"T"(匿名)のレコーディングだ。この曲も入るのね!

 流石にレコーディング中に部屋にはいるのは気が引けたので、コンソールルームからレコーディングルームの様子を覗き見る。エンジニアのKさんは隣から入ってくる音塊を部分的に消したりして各パートの音を確認している様子。こういう操作もするのか。Bon Joviの"Born to be My Baby"のビデオクリップみたいだ(分かります?)。
 全然関係ないけど、Kさんがいきなり耳掃除をしだしたのに驚いた。エンジニアといえども耳は命。

 1度目は腕慣らしだったようで、すぐに2度目の演奏を始めた。か、かっこいー。スピーカー越しで聴いているのに涙目になってきた。
 それでも終わった後にHollmer氏の「Many mistakes」と言うのが聞こえたのでもう一度やり直し。やはりプロの耳は厳しいのだなぁ。
 3度目。なぜかみんな演奏のスタートのタイミングが合わず、変な曲が出来てしまう。これぞセッションの醍醐味(笑)。聴いてるだけでもかなりハードな曲だと思う。何度もやるのはさぞかし疲れるだろうな・・・。

 3度目の演奏が終わると、再び試聴会。良いけど、どこか納得いかないらしい。ベースパートと同じフレーズを弾いていたギターのパートを変えることを検討し始めた。伏見がその意見にすぐに反応し、Hollmer氏がコードを教える。楽譜が完成した曲も演奏してみないと分からないと言うことか。

これ以上素人がウロウロしても邪魔になるだけなので、1時間ほどでスタジオを後にした。次のレポートは23日の予定。


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