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Hollmer自身が「一番難しい曲と」言って楽譜を渡してきた"Parallell Angostura"は見学しているスタッフからもため息が出るほどの難曲。いよいよ最終公演。盛況だったより4日よりもっと人が来るらしく、前売り券は満員御礼ソールドアウト。100人以上のお客さんがMandala-2の狭いホールにぎゅうぎゅうと集まったわけだ。聞けば当日券が出ないにも関わらず、来てくれたファンが居るという。(ありがとう&ごめんなさい。消防法というモノがあるのだ・・・)
今日、私は特に仕事がないようなので、旦那のしぶと夕方頃吉祥寺に着き、Hollmer氏が欲しがっていた「ユカタ」を買ってから会場に向かった。
一度しぶと別れ、5時頃会場にはいると、リハーサルの真っ最中。ぴりぴりとした空気が伝わってくる。4日のSamlaメドレーも難曲であったが、何とかノリで行けるところがある。6日のHollmerソロもかなり高度な曲で、変拍子の嵐にキメの連続。一度外すと修正がきかないのだ。
![]() セッティングは4日より難しくないようだが、 サウンドチェックに余念がないHollmer氏。 |
簡単に写真を撮って、「ユカタ」をA子さんに渡して夕方6時過ぎ。先日と同じくおにぎりで軽く腹を満たし、一度表に出て観客として並ぶ。4日はすでに結構な人数が並んでいたが、今日はそこそこ。早く来ないと座れないよ、いつもと違うんだから。 階段を下りた辺りで、物販スタッフが叫ぶ。 「今日HollmerのCDを2枚お買いあげの方には、Hollmerの直筆サイン入り楽譜をプレゼントしま〜す。残りあと3枚!予約も受け付けますので、欲しい方は手を挙げてください!」ぞろぞろと手が上がる。君ら、商売が上手すぎるぞ。 今日は出演するバンドも少ないため、ほぼ定刻通りに開演。 |
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1.Lars Hollmer ソロ 一人静かに登場。しかし会場は割れんばかりの拍手。4日に来た人でHollmerソロが目的だった人は喰い足らなかったのだろう。1曲目、私が大好きな"Autumn Song"という優しい歌からスタートした。いや〜ん、涙腺が緩んでしまうではないか(T_T)。4日はあまり歌わなかったのだが、生で聞くHollmerの歌声はCDと同じようにほんわりしていて優しい。そして音も顔も表情豊か。聴いてるうちに顔がにっこりしてしまう。"Utflykt m. Damcykel"では「イ〜ザ〜カヤ〜、イ〜ザ〜カヤ〜♪」と暴れながら(笑)歌うところも。よく行きましたね(^_^;)。演奏中はいつでも靴を脱いでいるHollmer氏、かなりの勢いでカウントを踏んでいるので、床を傷めないための配慮だろうか? ピアニカ、アコーディオン、キーボード(ピアノの音色)と比較的素朴な音を使うことが多い中、今回の公演のためにスタッフが奇跡的に見つけたProphet 2000が活躍する曲が"Through Glass"だ。ウインド系の涼しげなサンプリングをフルに活用したこの曲、1年前くらい、広島でのダリ展のビデオ展示BGMとして使われていたそうである。アート系によく似合うアンビエントな曲だが、とても北欧を感じる曲でもある。 ![]() 哀愁の目がいいJONとLars |
Lars
Hollmer: 12/06 1. Höstvisa (Autumn Song) 2. Boeves Psalm 3. Sväng Bättre 4. Dron 5. Simfågeldans 6. Quickstep 7. Utflykt Med Damcykel 8. Through Glass 9. Season Song (with JON) |