12月2日
ほぼオフの日でした。


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えむ氏と打ち合わせ中。音を出してる合間に彼のソロ作品の
フレーズがチラホラ。ビデオで残したかった。思わず興奮。
 午後3時。広島から、Samla関係のレビューやライナーノーツでお馴染みの本座村先生がはるばるやってくるので、新横浜に集合。何故東京ではないのか?というと、ライブに使うキーボードを調達するために、横浜に住むえむさん宅を訪問するためだ。松戸市民の私にはとても長い旅であった。

 途中、乗換駅の菊名でバッタリHollmer氏とA子さんに遭遇した。新横浜に着くまでに聞いたこと。
・Hollmer氏は16才の頃は水兵で、そこでパイプを覚えたとのこと。法律的には(^_^;)?
・Hollmer氏は結構霊感が強いらしい。行った国々では、夜に散歩に出かけ、色々なインスピレーションをスピリット(霊魂?)から貰ってくる。今彼が泊まっているホテルの近くには墓地があるのだが、嫌な感じのスピリットは感じなかったらしい。西新宿で悪いスピリットを感じなければ、どこでもOKだと思われる(笑)。

 新横浜でえむさんと増田さん、本座村さんと合流し、白楽へ。

 
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ばかうけで和むHollmerさん。自分のライブ
ビデオは自分で見ても可笑しいらしい。


北欧と日本の巨頭対談
 なにやら難しいプログラミングをしなくてはならないようで、時間が掛かるため、その前にティーブレイク。本座村さんのお土産の紅葉饅頭(いつ食べても美味しい)と煎餅で茶の間の団らん。Hollmer氏は畳がえらく気に入っていた。ガラス入りの引き戸を珍しがっていた。

 その後も打ち合わせが続いていたが、マシンにうとい組は、BGVとして流していたサムラの97年のライブビデオを見ながら大笑い。えむさんに怒られる。

 経過は分からないけど、どうにか無事に終わったらしい(^_^;)。横浜まで来たついでに中華街で夕食を食べることにした。

 中華を囲んでの会話。
 「親しみ易いメロディーの神秘」の曲の内容について。
"Proffesion is the Amateur's Glue"セクシャルソングと言っていた。
"Buttonless"売春婦の歌で、彼女の上着?はいたしやすいようにボタンが付いてない。彼女を買った男は、その後出世して彼女を取締まる側の人間になる。
"Little Karin"銀行強盗の歌。だから車がクラッシュしたりしてるんだ。

 あと彼はRobert Wyattがとても好きで、「Rock Bottom」について熱く語っていた。共演するのが夢だという。Fred FrithやChris Cutlerは良い友達。Frank Zappaについては「とても知的でスマートな音楽だが、心で聞くようなものではなく、頭で聴く音楽だ」。
 他、スウェーデンの中華料理店にはバンバンジーがないとか、老酒が気にいっただとか、ザーサイは嫌いだとか、LarsのニックネームはLasseだとか。とにかく良く喋る人だ。

 お子さんの写真も見せてもらう。4人のお子さんがいて、2人の娘さんはどちらも年頃の美人!!パパは日本のファッション誌と、刺繍が入ったポシェットを買っていった。下の息子さんの小さい頃の顔はHollmerさんの子供の頃の写真にそっくりだった。


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Hollmerさんもリラックスした様子。次はマドロススタイルでお願いしたい。
 中華をたらふく食べた後は、腹ごなしと酔い覚ましのために関帝廟をまわり、山下公園へ

 クリスマスシーズンのため、氷川丸がライトアップされていてとてもきれいだった。Hollmer氏はクリスマスには自分で木を切り、子供達のために飾り付けするそう。なんていいパパだ。だからあんなに暖かい音楽が作れるんだなぁ。

 帰りの電車の中で、「Klossa Knopitatet」(邦題:踊る鳥人間)のLPを持っている人にしか分からない話を伺う。インナースリーブの、メンバーが鏡で半身を写し変なポーズを取っている写真があるが、どこかのサウナ屋に寄ったときに撮ったものだそうだ。ツアーバスで各地を回っていたので、サウナに行ったのは分かるが、サッパリしてからやることかい?この人達は・・・(笑)


 明日はいよいよ共演ミュージシャンとの音合わせだ。これからようやく音楽についての話が増えそうである。



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