The Dillinger Escape Plan / Candiria / Emok Live at Club Quattro 2005.3.9
-オレ様レポート-

 当日券で整理番号781番だったが200番を超えても入場していく人はまばら。結局私が入ったときでも50人いなかったような。お陰様でシルバーシートを確保する事に成功し、ゆっくり見る事が出来た。先頭バッターのEmokは初めてきいたけどあんまり面白くなかった。



Candiria
 Setlist:

 1.Intro 〜 Blood (What Doesn't Kill You...)
 2.Dead Bury The Dead (What Doesn't Kill You...)
 3.The Nameless King (What Doesn't Kill You...)
 4.1000 Points of Light (What Doesn't Kill You...)
 5.Down (What Does't Kill You...)
 6.Signs of Discontent (300 Percent Density)
 7.Remove Yourself (What Doesn't Kill You...)
 8.Faction (The Coma Imprint)
 何の知識のないままBeast Feast 2001の衝撃的なステージングで彼らの虜になって以来、彼らを見るのは多分3度目。Candiriaといえば、超絶ドラマーKenneth Schalkと柄パンモロ出しVo.のCarleyだが、例の交通事故のため2人のギターが代役を立てていた。Ds.セットがスペースの問題か横向きになっていたのが変だったが、演奏前の神経集中していた姿に只者ではないオーラが漂っていた。最初の方は左側のスピーカからベースのパタパタという音が回っていてバランスは悪かったが次第に回復。ただ、Emok始まってから気にはなっていたが馬鹿な白人野郎(高校生くらいのガキ)に"1000 Points of Light"が終わったところでベースのMichael Macivorがとうとう怒り、最後にCarley Comaがブチ切れ!馬鹿な奴を見るたびに私はいつも哀しくなってしまう。オレはお前らを見に来たのではない!!ステージに上がるなんて100万年早いんだよ。
 正直最新作は私にとってはストレート過ぎる音だったので旧作の曲を楽しみにしていたのだが案の定シンプルな曲で占められていた。彼らの今のところの最高傑作"300 Percent Density"から1曲だけだったのは残念であった。Ds.のプレイを見られたというのだけでも感謝しなければいけないかな。


The Dillinger Escape Plan
 Setlist:

 1.Calculating Infinity (Calculating Infinity)
 2.Panasonic Youth (Miss Machine)
 3.43% Burnt (Calculating Infinity)
 4.The Mullet Burden (Under The Running Board EP)
 5.Baby's First Coffin (Miss Machine)
 6.When Good Dogs Do Bad Things (Irony is a Dead Scene EP)
 7.Setting Fire to Sleeping Giants (Miss Machine)
 8.Destro's Secret (Calculating Infinity)
 9.We are The Storm (Miss Machine)
 10.Phone Home (Miss Machine)
 11.Sugar Coated Sour (Calculating Infinity)
 12.Sunshine The Werewolf (Miss Machine)
 凶暴に暴れながらもしっかり演奏するというキチガイ真面目青年達のLiveを見るのは早くも多分4度目となる。昨年のExtreme The Dojo Vol.10 Specialで「Miss Machine」発売前に来日していたが今回が新作に伴う本格的なTourと言っていいだろう。Extreme The Dojo時にもかなりの割合で新作からの曲"Panasonic Youth", "Baby's First Coffin", "Phone Home", "Sunshine The Werewolf"など披露済みであるが、前回に比べて流石にこなれていると感じた。"Calculating Infinity"でゆっくりとスタート。徐々に加速度的にギヤチェンジして急降下するスリル満点のステージを堪能した。特にBenjamin Weinmanの暴れぶりに注目。しかし、全体的には余裕が感じられたため今まで見た中では落ち着いた!?ステージングだったか?(^^; 選曲は納得の内容。Vo.のGreg Puciatoのシャウト以外のLiveでの表現力が今後のステップアップのカギを握っているような気がする。
 蛇足:当日券を買いに早めに会場へ行ったところDs.のChris PennieがiPodききながら出てきた。根っからの音楽好きだね。