1.All of the Above | Shibu:1曲目がこれだとは思いませんでしたよ。 もも:挑戦的だね。この曲が一番調整が難しかったとか。 Shibu:これを切り抜ければ後が楽なのもあるんじゃない。 もも:早いところやってしまえと。 Shibu:スタジオ盤よりハードでした。意外でした。 もも:Keyの音がハードに感じました。 Shibu:Neal Morseは若かったっス。 もも:そお?写真のままだと思うけど。 Shibu:意外に若いイメージあったね。・・・ちょっと早めのテンポで、ロックぽかったと(メモに)書いてありますね。 もも:ポーさんがやっぱり走り気味だった気がするよ。 Shibu:Dream Theaterでもそうだもんね。それでLaBrieさん困ってたもんね。 もも:そう。でもあれはLaBrieさんと勝負してたんだよ。 Shibu:あれはイジメだよね。 もも:性格ワル〜。 Shibu:それで、中低音が大きめでした。音質は良くなかったです。 もも:Nealさんの歌はどうでした? Shibu:いいね〜オレ好きだもん。ももは苦手そう。 もも:う〜ん。 Shibu:ノペッとしてて弱そうでしょう。これはGenesis系なんです。 もも:ハモるときれいかな、と思うんだけど。 Shibu:リードヴォーカルではないと。たしかにカラーはないよね。なごみ系です。でもライブはパワフリャーでした。 もも:Peteさんも唄うまかったね。 Shibu:意外だったね。 もも:Roineさんの声量のなさはしょうがないとして(笑)。 Shibu:でもあのノペッとした田舎臭いVo.がタマラナイよね。 もも:アクセントとしては良いよね。 |
親バカ炸裂気味のポーさんことMike Portnoyと長女のMelodyちゃん。 別の休憩にはまだ小さい長男Max君も登場。 この一家は奥さんも含めみんなイニシャルが一緒である。 |
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3.We All Need Some Light | Shibu:この曲は2番目に好きだな。 もも:泣き泣きでしぶさん好きそうだよね。 Shibu:脱力系のVo.が入るところが好きなんです。 もも:脱力?力強い声ってわけではないけど、ちゃんと出てるよね。声量がある。 Shibu:Nealは70年代の「いいメロディ」を出す音楽を好んでる気がする。 もも:Elton Johnとか?Todd Rundgrenとか?ストレンジ・デイズ向け。でもファンでそういうものをコレクトしてても、必ず同じようなものを作れるわけではないじゃない。その辺は彼に天性のセンスみたいな物があるんじゃないかな。 Shibu:(ギターソロの後で)この後にRoineさんがちらっと唄うところがあるじゃない。それが好き。 もも:はいはい、私も好き。 Shibu:タマラナイね。 もも:男の哀愁漂うよね。 Shibu:ここがポイントだと思うんだよ。 もも:でもライブはやっぱり声が出てなかったなぁ。 Shibu:もう、たまらないね。(興奮気味) もも:使いどころをわきまえてるね。 Shibu:ポーさんマニアだから。「ここでRoineの声がほしいな」って。 |
4.There
is More To This World (The Flower Kings) |
(*4.〜7.はメドレー形式で演奏しました) もも:これはやるとは思わなかったね。The Flower Kingsのよりは柔らかめの音になってた。 Shibu:「まさかやるとは思わなかった」と、思ってるそのうちにあれよあれよと。 もも:Tomas Bodinの色ってあるんだなって改めて思いました。 Shibu:いいね〜この田舎臭いVo.タマラナイね。(そればかり) もも:英語がネイティヴじゃないからね(^_^;)。・・・ここでフラワーパワーおじさんはどうしてた?踊ってた? Shibu:あー分からない。 もも:自分のことで精一杯。・・・ドリーミーだね。 |
![]() Roine Stoltチョーキング炸裂中 |
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5.Go The Way You Go (Spock's Beard) | もも:各自練習してきたんだろうね。 Shibu:集まったのは2,3日じゃないの?1回ぐらいしか合わせてないだろうね。 もも:プロですね。そういかないとね。 Shibu:この辺のメンバーなると緊張とかないだろうね。そういうのは越えちゃって、楽しんでしまうような。 もも:やっぱりライブの方がハードに聞こえました。ドラムが違うからかな。ポーさんはもっとアタックが強いでしょ。・・・歌が入ると和むね。この辺は私は聴かないなぁ。 Shibu:歌が中心だね。 もも:歌中心で構わないんだけど、もっとアレンジに過剰なものを求めてしまうのです。 Shibu:聴いてる音楽がいつも過剰だから、たまに聴いて和めるのが良いのです。Genesisも地味だもんな。 |
6.The Great Escape (Marillion) |
Shibu:Marillionは良いぞー。Peteさんは意外にしっかり唄ってたね。 (思い出話に終始) Marillionを選ぶとしたらこの曲で正解ですよ。これもまさかやるとは思いませんでした。 |
![]() 何気にFrippertronicsもやっていたPete Trewavas |
7.Finally
Free (Dream Theater) 〜 I Want You (The Beatles) |
もも:この曲が一番意外だった。まさか最新作からやるとは。 Shibu:簡単に"Another Day"とか思ったけどね。 もも:"Anna Lee"とかは?まさか"Finally Free"とはね〜。 Shibu:この時はポーさん除いてみんな唄ってたっけ? もも:メインで唄ってたのはNealで、あとはコーラス。 Shibu:色んな人が唄ってた気がするけどな。 もも:だからNealが息持たなくなるとPeteさんが助っ人で来るんだよ。で、Roineさんはイッパイイッパイだったから(笑)。 Shibu:ロングトーンで味を出していた(笑)。 もも:「オレはこう弾く」と。 Shibu:「ペトちゃん弾きすぎだよ」って(笑)。 もも:LaBrieさんは声質からして特別だからな〜。 Shibu:かなり苦しそうだった。まさかRoineさんがギターを弾く羽目になるとは。 もも:一番心配したね。 Shibu:やばいんじゃないかと。 もも:でも一番キツイのVo.でしょ。ギターは、凄いテクニカルなソロは無理だけどエンディングのリフを弾くくらいだったら。で、この後に"I Want You"に続くと・・・ポーさん叩きすぎ(笑)。 Shibu:彼はArti e Mestieriに行ってもらうしかないね、次は。 もも:Mastermindにゲスト参加ってどうかな。 Shibu:止まらないね。そういえば、オレの隣でGianniさんが観てました。 もも:拍手はしなかったけど、膝叩いてノってたね。 Shibu:「今はこういう曲が受けているのか」って感じで。次の作品がなごみーだったらTransatlanticの影響だね(笑)。 |
8.My New World | Shibu:オレはこれがオープニングだと思ってたよ。これイイ感じだよね。個人的にはこの曲が一番だな。 もも:イントロのギターがとってもRoineさんらしくて良いよね。炸裂してるね。 Shibu:よく考えると、ポーさん以外はマイルドなプログレ系だな。 もも:ポーさんは自分はハードなのをやってるから、逆にそういうのを好んで聴くんじゃないの? Shibu:やっぱりBeatlesだね。この曲でNealのインカムが壊れちゃった。マイクトラブルで大変でした。テンポも早かった。 もも:可哀想だったね、あれ。それでもあまり悪い印象が無いというのは、それだけ凄かったということなんだろうな。 Shibu:Neal Morseはなごみーだけど、やっぱり凄いよ。 もも:途中インスト部分(スタジオ盤では13'20''辺り)が崩壊気味でした。 |
9.Genesisメドレー Watcher of The Skies〜Firth of Fifth〜The Return of The Giant Hogweed |
(Watcher of The Skies) Shibu:これ途中から始まってるんだよ。だから分からなかった。 もも:最初から演奏してたら私でも分かったよ。 (Firth of Fifth) Shibu:昔のGenesisの代表曲ですね。名曲だね。Yesと間違えたけど(笑)。でもみんな「知ってるんだよ〜何の曲だっけ」状態。 もも:筋少の”マタンゴ”のイントロみたい。こんなに明るくないか。 Shibu:明るいかな?おれは雪のシンシンと降るような中で聴く音楽だと思う。田舎臭い。 もも:いや、曲全体ではそうなんだろうけど。あー歌が入って分かった。 Shibu:ここでフラワーパワーおじさん爆裂してたよ。デジカメ取りまくってたよ。 もも:ピ−ガブさんが出てきて唄ってるわけじゃないんだけどね(笑)。 Shibu:でもRoineさんが弾いてるからね、彼は至福の時を迎えていたんだよ。でも若い人達はこの辺何やってたか分からなかっただろうな。 もも:私、全然分からなかった。あ、親が聴いてるかもしれないぞ。DFA少年は知っていたかもしれない。 Shibu:「もうシンフォニックは聴いたし、次はジャズロックかな」って。 (The Return of The Giant Hogweed) Shibu:これで最後です。カヴァーをやるんだったら"Lilywhite Lylith"って曲も有名なんだけど、その辺(The Lamb Lies Down On Broadway)の曲をやるのかと思った。この曲は意外。で、プログレッシャーは大変なことになってたね。いかにGenesisが人気有るか。でもTシャツ率は低かったね。 もも:うん。 Shibu:Genesisのいいところは、軟弱そうで実はテクニカルなところかな。 もも:キーボードが野球の応援歌みたい。 Shibu:この前になんか1曲やってると思うんだよ。インスト。それがちょっと分からない。GenesisはVo.が苦手な人いるだろうな。 もも:私。美声とは言えないよね。 Shibu:演劇性。 もも:ただ聴いてる分には演劇的とも思えないしな。 Shibu:このヴォーカルにはまってるひとはMarillionなんか聴くんですよ。Fishはこんな感じだもんね。Genesisの曲が野球場に響いてたら怖いよね。 もも:トランペットでね。パパパパ−ンパパパパーンって。ずっと変拍子でね。 Shibu:打線も投手もヨレヨレ。 もも:相手もつぶすんだけど、味方もつぶしちゃう(笑)。球団の方から禁止令が出たりして。 Shibu:逆に今まで調子悪かった選手が代打で出てきてバカスカ打っちゃうの。 もも:この辺のTransatlanticの演奏はどうでしたか? Shibu:楽しかったよ。みんなファンだから特にリハーサルしなくても「この曲やっておいてね」ってちょっと打ち合わせするだけでできちゃうの。Roineさんは初期のGenesisなんか大概弾けるだろうねぇ。Neal Morseはマニアだからコードさえ分かれば大丈夫。 PeteさんはやっぱりMarillionだし。 もも:ポーさんだけはちょっと練習して。 Shibu:いや、要のキメだけ抑えればあとは何とかなるんじゃない。 もも:私は廻りの反応に気を取られてました。「みんな大騒ぎだよ、うをー」って。 |
総評? |
Shibu:サイコーでした!
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