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Derek Sherinian |
![]() Alice Cooper来日公演チケット Derek日本御披露目公演。 |
![]() で、その時のお姿。若い! |
☆Platypus / When Pus Comes to Shove (CD InsideOutMusic IOMCD
025 : Germany 1st Press) '98
☆Platypus / Ice Cycles (CD InsideOutMusic IOMCD 056 : Germany
1st Press) '00
John Myungの項参照。
☆Derek Sherinian / Planet X (Avalon MICY-1130) '99
DTの来日公演でのデレクのノリや、いい意味でのラフさ加減があったPlatypusでの作品から、肩の力の抜けたロックンロール色が強いと思っていたのですが、これは意外。モロ、プログレでした。キーボードはブ厚く煌びやかでHeavyなのですが、緊張して構えなくともすんなり耳に心地よく入ってきて、最後まで一気にきける作品です。いうなれば、安易ではない?ききやすい作品です。
バンドの音そのものといった感じで曲全体がきっちりまとまっており、バックを固めているミュージシャンの技量も凄まじく、Tony
Franklin以外は初耳なのですが、Brett Gard(g), Virgil Donati(ds.)がこれまた魅力あるプレイをきかせてくれます。見事なアルバムでした。
☆V.A. / Tribute to Aerosmith (Videoarts VACM-1142) '99
Aerosmithのトリビュート。豪華アーティストが参加しているため安心してきける内容。"Rag Doll"にてDerek
Sherinianが参加しております。日本盤のクレジットにはまだDream Theaterと書かれておりますが。(苦笑)
Key.は元々の"Rag Doll"に準じてコードを抑える程度なのでDerekでなくても良い内容ではあります。(^_^;
このトリビュートでのききどころはRonnie James DioとYngwie Malmsteenが参加した"Dream
on"で決まりです。これは凄いVersionに仕上がっております。どんな曲を弾いてもYngwieになってしまうところが素晴らしい。(^_^;
個人的には「Dream on, Ohhhh, Dream on, Ohhh Yeah, Dream on....」という風にRonnieにはもうちょっとキバって欲しかったところが正直なところですが(^_^;、そうなるとギャグに近くなるため、納得のアレンジと言えるでしょう。しかしRonnieはほんと歌上手いです。クラシカル様式美していてRainbowのようになっております。この曲だけでも買い!でしょう。
☆Planet X / Demos Vol.1 (番号無し) '99
☆Planet X / Demos Vol.2 (番号無し) '99
☆Planet X / Demos Vol.3 (番号無し) '00
☆Planet X / Universe (番号無し) '00
Demos Vol.1
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Demos Vol.2
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Demos Vol.3
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Universe
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直筆サイン+曲名入りの手作り仕様。全てCD-Rです。
現メンバーはDerekの他には前回でも叩いていたVirgil Donati、それになんと、超絶ギター職人のTony MaCalpine!流石にこのメンツなので演奏は完璧です。プログレ度が減ってフュージョン度が増した印象を受けましたので、シンフォニック・ファンにはお薦めできませんが、歪み気味のドライブ&テクニカル・フュージョン・ファンにはお薦めです。LTEと対になる作品かも知れませんね。
「Demos Vol.1」に収録されていた"Beer Garden"はアルバムタイトルでは"Warfinger"に変更になってより多彩なアレンジになっています。
同じく「Demos Vol.1」に収録されていた"Supernova"はアルバムタイトルでは"Clonus"に変更になってアレンジもタイトになっています。
「Demos Vol.2」に収録されていた"Wildcard"はアルバムタイトルでは"Europe"に変更になってより攻撃的なアレンジに。
同じく「Demos Vol.2」に収録されていた"Lifetime"はアルバムタイトルでは"Pods
of Trance"に変更になってよりダイナミックに。
"King of The Universe"はDemoに比べ、アルバムテイクではナレーション入りになって壮大さが増しました。
"2116"はテクニカル・フュージョンのハイ・テンション・サウンド。
Derek SherinianのPlanet Xについてのインタヴュー記事はEuro-Rock Press Vol.3が面白いです。
☆Derek Sherinian / Inertia (Zain Records ZACB-1049) '01
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ソロ2作目。冒頭を飾るタイトル曲"Inertia"、"Evel Kneivel"の鮮やかでスリリングな演奏には息をのむ。"La
Pera Loca"はPlanet X風のハード・ドライヴィン・フュージョンで爽快。ただ、Planet Xのように全編に渡ってハイ・テンション変拍子という訳ではない。"Astroglide"、"Rhapsody
in Black"の心地良い疾走感も素晴らしい。どちらかというと1stソロ「Planet X」とPlanet Xの中間ちょっとJazzよりPlanet
Xといった作風である。(わかりにくくて申し訳ない(^^;)Derekとの共同プロデュースで曲にも全面に参加しているSimon
Phillipsのプレイが冴えている。収録時間47:01もちょうど良い長さだ。なお、日本盤のみ"Phapsody
in Black"の後にシークレット・トラックとして"Eleven"が収録されているが、短いSEと言ったところ。(^^;
この作品リリースに伴い'01/4/3〜4/10にプロモで来日。東京、大阪のTower RecordsでLiveを行った模様。
ドイツ盤は「Rhapsody in Black」というタイトルで発売されるそうだ。「Zain Records」レーベルって初めて買った。(^^;
☆Planet X / Live from Oz (Victor
VICP-61866) '02
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![]() Planet X初来日時の先行予約案内葉書 |
![]() 来日時のチケット。なんと1番でした。(^^; |
正に待望のLiveアルバムである。のっけから次作からのナンバー"Ignotus per Ignotium"で幕開ける掟破り戦法で完全にやられ、予想を超えた驚愕のLiveであった。オーストラリアでのLive、ミックスがSimon
Phillipsということもあって、Virgil DonatiのDs.が大変な事になっている。(笑)
"Atlantis"組曲は鳥肌物で感動だ。壮絶な内容で来日公演の興奮が蘇る!なお、日本盤のみ"Clonus"のボーナス・トラックが入っている。結構これは要と思われるので日本盤を薦める。蛇足。帯のジャンル分けとして「超絶技巧」と書かれていた。文句なしである。(^^;
☆Planet X / Moon Babies (Victor
VICP-61986) '02
冒頭のタイトル曲"Moon Babies"はまるでU.K.のようなゆったりとした展開からの後半が超絶Hardドライヴィング・ナンバーで掴みOK。Virgil
Donatiの変態ぶりも素晴らしい。というのも、このアルバムはプロデュースとミックスをSimon Phillipsが手がけていて大きな効果を上げている。続く"Warfinger"のようなリフからドライヴする"The
Noble Savage"はJazzナンバーからHeavyなディストーション・ギターが心地よい。なお、"Micronesia"ではBilly
Sheehanが参加している。そしてLive盤で既にお披露目の"Ignotus Per Ignotium"で締めくくる(シークレットトラック有)。壮絶な内容。
Too Muchで超絶技巧マニアは必聴である事は言うまでもない。また、前作のような爆裂フュージョン色を全面に押し出してはいないことや、DerekのKey.が柔らかめの音質なためプログレ・ファンにも楽しめるはず。個人的にもこの作品は大傑作と思う。もう彼らには宇宙の果てまでとことん行くところまで行って欲しい。
詳細は下記:
http://www.xplanetx.com/
☆Shaman / Ritual (Victor VICP-61893)
'02 Ex.AngraのAndre Matos, Luis Mariutti, Ricardo ConfessoriがAngraの音楽性の更なる拡張を目指して新たに結成したNew Band、Shamanの待望のデヴュー作。この作品の"Over Your Head"にてDerek Sherinianが参加して素晴らしい仕事をしている。Andre MatosのVo.に癖があるため好みが分かれるかも知れないが、彼には相変わらずズバ抜けたセンスを感じる。"Ancient Winds"〜"Here I am"のいつもの展開にも深みを感じるのだ。BURRN! '02/7のInterviewでも語られている通り、Angraの傑作「Holy Land」の発展系を目指しているのが随所に感じられる。(ちなみに「Holy Land」には"The Shaman"という実験的な曲が収録されている。)特に"Over Your Head"や"Fairy Tale"をきいていると、ふと21世紀に登場したMandalabandじゃないかと思ってしまう瞬間がある。なお、以前Andre Matosはブラジルのシンフォニック・ロック・シーンの頂点であるSagradoの「A Leste de Sol, Oeste da Lua」において参加したためか、この作品においてSagradoのヴァイオリニストMarcus Vianaが"Ancient Winss", "Over Your Head"で参加している。必聴。 詳細は下記: http://www.shamanonline.com.br |
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☆Yngwie J. Malmsteen's Rising
Force / Attack!! (Canyon International PCCY 01582) '02
見事に変わっていない、どこを切ってもいつものYngwie J. Malmsteen。サウンド一発で彼の作品と分かってしまうのはある意味、オリジナルと言って良いだろう。好き嫌いのはっきり分かれるサウンドだと思うし、正直私は毎日きける音ではないが、このまま彼は突き進んで欲しい。今どきの作品でベースが良くきこえていていいなぁと思ったら、ベースもYngwieだったのね。(笑)
でもね、個人的にはYngwieの音楽よりもInterviewの方が断然面白い。(^^;;;; いつかYngwieの元を去ったミュージシャンが一同を介して座談会を行って欲しいと思っている人は多いだろう。この作品にDerek
Sherinianが参加しているがバッキングに徹している。DerekはYngwieのファンなので参加は嬉しかったに違いない。Vo.はDougie
White。Rainbowの来日で一度彼を見たが、パフォーマンスに疑問が残ったものの良い声していたのが記憶に残っている。Yngwieのサウンドには合っているんではないかな。なお、日本盤は"Nobody's
Fool"のボーナス・トラック入り。
☆Jughead / same (InsideOutMusic
6 93723 65052 4) '02
King's XのTy TaborがThe Jelly JamではJohn MyungをそしてこのJugheadではPlanet
XのDerek Sherinianとプロジェクトを組んだ。要するに、Platypusが2つのプロジェクトに分かれた形である。(^^;
Gregg & Matt Bissonette兄弟はDavid Lee Roth Bandに参加した経歴がある。このJugheadはThe
Jelly Jamに比べてよりPop色が強く、ギタポ+The Beatlesのモダンな感じのポジティッヴな音と言ったら良いか、これはヒットチャートを賑わしてもおかしくない作品である。たまにはこういった音も良いね。
☆Section A / The Seventh Sign
(Avalon MICP-10375) '03
デンマーク出身の気鋭テクニカル・ギタリストTorben EnevoldsenのプロジェクトSection Aのデヴュー作。Derek
Sherinianは"The Seventh Sign"と"Nightmare"の2曲にゲスト参加して一聴してすぐ彼のKey.と分かるプレイを披露している。このプロジェクトはAndy
Engberg (Vo. : Ex. Lions Share - 持っているはずだが目に見えてる範囲内のCD棚では発掘出来ず。(;_;))、Andreas
Lill (ds. : Vanden Plas)の3人である。Derekの他のゲストとしてはVanden PlasのGunter
Wernoが"Tomorrow"のKey.で参加しているが、他の曲でのKey.、そしてb.はTorben
Enevoldsenのようである。その他注目点としてはエンジニアにTorben Enevoldsenの他にLars Eric
Mattssonがクレジットされていることであろうか。兎に角美しく丁寧なギターの音を奏でるTorben Enevoldsenは一連の様式美系/高速ギタリスト十把一絡げ(^^;
に括られてしまうだけでは非常に勿体ない才能を発揮していることが分かる力作だ。Artentionの様式美系をちょっと薄くした感じでHRおじさんにもOKかと。(^^;
この手の音は余程のことがない限り能動的に(^^; きくことがなく、恐らくDerek絡みでなければきくことは無かったと思うので、なんか得した気分。なお、日本盤のみ"F.Y.I."のボーナス・トラック入り。
詳細は下記:
http://www.torbenenevoldsen.com
☆Joe Lynn Turner / Nothings Changed
(ポニーキャニオン PCCY-00847) '95
Joe Lynn Turnerの2ndソロ。HRというよりもJoe本来のソウルフルなVo.が堪能できるアルバムである。実力派Al
Pitrelli, Greg Smithと協力して作り上げたようである。Derek SherinianはAlice Cooper絡みでAl
PitrelliやGreg Smithと知り合って意気投合して参加したようである。"Bad Blood",
"All or Nothing at All", "Save a Place", "The
Last Thing", "Knock Knock"で彼のプレイをきくことができる。ちょうどこの頃にDerek
SherinianはDream Theaterに参加している。
そう言えば、Dream Theater脱退後'99/8/29に東京国際フォーラム ホールAにて「ネスカフェスペシャル モントルージャズフェスティバル」のイベントでJoe
Lynn Turner, Al Pitrelli, Derek Sherinianが参加していて見に行った。余り客は入っていなくて最前で見たなぁ。主催者の紹介ではまだDream
Theaterのメンバーと言われていたが、気にすることなく手を挙げていたぞ。(^^;
詳細は下記:
http://www.joelynnturner.com/
Loving You
Endlessly (Joe Lynn Turner Fanclub in Japan)
☆Condition Red / same (Lion Music
LMC 2003 2) '00
Lars Eric Mattsson, Alex MasiらによるProgressive Hard Rockの1st。このアルバムにDerek
Sherinianが"Life is Now", "Final Words"の2曲に参加している。少々古いタイプの曲が多い上、フックのある曲が残念ながら余り無く、マニア向けの音源と言って良いだろう。なお、2ndもリリースされている。
詳細は下記:
http://www.condition-red.com/
☆Anand
/ Joy 4 Ever (Lion Music LMC081) '03 オランダで活躍しているギタリストAnand Mahangoeの2nd。このアルバムの"Get Laid"にDerek Sherinianが参加して彼らしいプレイがきける。全体的にはアダルト・インストものなので、その辺を加味して追求するかどうか個人で判断していただきたい。 詳細は下記: http://www.anandmahangoe.com/ |
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