
Deluxe EditionのPre-Orderが開始されたので備忘録として書いておく。
EMIから契約を切られ、何とかCastle Communicationsからリリースしていた今から思えばMarillionどん底時のアルバム。
しかし、当時としては逆境を乗り越える画期的な試みを実施して現在に至る活動の足がかりとなったターニングポイントの作品である。
アルバムタイトルに象徴されているように、この時期からネットを通じて今では珍しくないクラウドファンディングを実施し資金調達、ファンにパスポート写真提供を依頼し、オリジナルUK盤Slipcaseのインナーアートワークで使用された。
レコード会社に頼らない世界中の強固なファン(今で言うところの「推し活」に相当するか?)を巻き込んでの安定活動に他のバンドにも勇気と希望を与えた試みだった。
但し、作品の内容は正直地味、中盤のGo!、Rich、Enlightened、後半のTumble Down The Yearsが気に入っているが、キラーな曲はなく、Marillionで最初に聴く作品とは思わないが、この作品がなければ現在のMarillionは存在していないかもしれないと考えると重要作だね。
なお、6曲Steven WilsonがAdditional productionとしてクレジットされている。