今週の0点・15

Black Shining Leather

Bloodlust and Perversion

例の帯　さて、今回はNorway伝説のユニットの登場です。マニアにとっては１００点、常人にとっては０点といったところでしょうか？(^^;
　「Bloodlust and Perversion」は「Bloodlust and Perversion」('92)、「Promo Tape 1993」('93)、「Studio Rehearsals」('92)という、とても貴重なトラックを寄せ集めたモノで'97に再発CDとしてリリースされました。「Black Shining Leather」はデビューフルレンス1st。確かもう１枚この前にミニアルバムが出ていましたが、入手し損ないました。
　「Bloodlust and Perversion」に収録されている曲は音質がDemoなので最悪ですが、なんか真夜中に聴いていると地獄の使者が馬車に乗ってきて連れ去られそうな恐怖感を覚えます。Doom的な曲も結構あります。「Studio Rehearsals」にはBathoryとVenomのカヴァーが収録されています。しかし、インパクトでは「Black Shining Leather」に軍配を挙げたいです。高速ブラストビートのシャリシャリNorwegian Black Metalの真髄が味わえます。ここで聴ける狂ったようなDs.はなんと！Norwegian Avant-Garde Technical DeathのLazare。そういえばまだ2nd入手していないなぁ。うーん。結局褒めちぎっている気がしますが、まぁ、普通の人にとっては０点の決定盤でしょう。
　私は「Black Shining Leather」は例の日本盤M.P.I.で入手したのですが、裏帯がある意味で０点だったので紹介しておきます。他のバンドと入れ替わっている可能性があります。
　「最近沈滞気味のプログレッシヴＨＭシーンに喝を入れる作品が登場！92年のデビュー以来着実に成長、今やポーランドを代表するメロディックＨＭバンドとして認知されようになっている彼らの実力を記した3rd。ツイン・ギターとキーボードが絡み合いながら生み出される幻想的感覚に満ちた個性的ＨＭが聴きもの。」
　個性的には違いありませんが、この帯読んで騙されて買った人いませんか～？しかし本当はどんなバンドにあてて書かれたものか気になってしょうがない。

　詳細は下記：（凝っているのでiCabでは見られません。）
http://www.avantgardemusic.com/