Iva Bittova
チェコの吟遊詩人。Iva Bittovaの音楽との出会いは、'93位にFMで来日公演のLiveが流れていて、たまたまエアチェックをしながら衝撃を受けたのが始まりだった。例によってあまり情報を持ち合わせていないが、来日公演のチラシを参考に記述していきたいと思う。
'58/7に北モラヴィアのミュージシャンの家庭に生まれる。モラヴィア人、スロヴァキア人、ハンガリア人の血を継ぐ。6歳よりヴァイオリンを学ぶものの、練習嫌いのため演劇学校に進み女優として活動を始める。そこで最も先進的なオルタナティヴ演劇集団「Theatre on a String」に参加。しかし、女優というものに完全に満足できず'85に退団、再びヴァイオリンを手に取り音楽シーンへ登場。東欧の多様かつ複雑な歴史、音楽の深層に流れる音、声、メロディーをすくい上げるように演奏し、うたう。
・・・以上、田中泯国際共同制作シリーズ、チェコ「GRIMM GRIMM第2巻−日本編−」の舞台の演奏出演の為の'98来日の際のチラシ、ArchAngel Vol.6の抜粋より。
参考資料:
Marquee Vol.046
ROTTER'S PAPER 34,37
ArchAngel Vol.6
☆Iva Bittova/Pavel Fajt / Same (Panton 81
0795-2 311 : Czechoslovakia盤) '87 1st ☆Iva Bittova/Pavel Fajt / Svatba (Review Records rere 117mcd : Austria盤) '87 当時の国名Czechoslovakia産とAustria盤と曲が結構重なっているので、大まかに言って同じ作品といえる。収録曲はCzechoslovakia盤の方が14曲で4曲多い。Pavel FajtのDs.が色鮮やかに作品を飾っている。衝撃作。 ☆Divna Slecinka (BMG 74321 42891 2) '91 以前国内盤でもリリースされた「River of Milk」のReissue盤。彼女最大のヒット作と思われる。楽器奏者という枠を超えたパフォーマーと言った方がピンとくるおうな躍動感溢れる作品。'96に再発。 |
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☆Ne Nehledej (BMG 74321 24858 2) '94 ☆Bittova/Dunaj/Pavel Fajt / Pustit Musis (Rachot R-0007)
'96 |
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☆Classic (Supraphon SU 3371-2 931) '98
民族音楽を離れ、クラシック音楽に傾倒した作品。異色作。
☆Stromboli / Michal Pavlicek (Bonton Music 71 0300/1-2) '87
2枚組。1枚目はLive。暗黒HRを基調としている印象を受けるが、Jazzyな曲やGothic New Wave的な曲もあり音楽性はもっと広そうだ。女性スキャット風の曲が秀逸。好き嫌い分かれるサウンドかも?取っつき易さでは2枚目がお薦め。Disc
2の"Carmen"にてIva Bittovaが参加。
☆V.A. / Czech Alternative Music Vol.IV (Indies Records MAMO75-2)
'98
チェコのインディー・シーンで活躍するミュージシャンを紹介したCD。"Bittova/Vaclavek / 100
Let"を収録。やはりこのユニットが突出した出来。その他Oswald Schneider, Zhawanadra,
Andrtava/Hladikがお薦め。
☆Iva Bittova/Andreas Kroper / Echoes (Supraphon a.s. SU 3505-2
931) '01
前作「Classic」の延長上の作品。彼女の7変化Voiceが堪能できる。Andreas Kroperの澄んだフルートも魅力だ。
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